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Windows Serverにはどんな種類があるの?それぞれどう違う?

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Windows Serverはマイクロソフトが開発・提供しているサーバーOS

になります。

Windows Serverには様々なバージョンとエディションがありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

というわけで今回は「Windows Serverにはどんな種類があるの?それぞれどう違う?」についてお伝えします。

Windows Serverの種類や違いについて知りたい方は記事を読んでみてくださいね。

●Windows Serverが使えるおすすめVPSサービス

※この記事は約8分で読めます。

※正しい情報の掲載に努めておりますが、記事内容の正確性を保証するものではありません。また情報が古くなっている可能性があることもご承知おきくださいますようよろしくお願い申し上げます。
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Windows Serverの種類

Windows Serverの種類は、基本的にそのバージョンの違いになります。

Windows Serverは、サーバーOSとして1993年に「Windows NT 3.1」をリリース以降様々なバージョンがありますが、現時点(2024年5月1日時点)で延長サポートが有効なものは以下のバージョンになります。

●Windows Serverのバージョン ※2024年5月1日時点でサポートが有効なもの。

  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022

それぞれのリリース年と延長サポートの終了日は以下のようになっています。

リリース年延長サポート終了日
Windows Server 20162016年2027年1月12日
Windows Server 20192018年2029年1月9日
Windows Server 20222021年2031年10月14日

※次のバージョンはWindows Server 2025といわれています。

●サポートが終了したら?

基本的に延長サポートが終了したら、セキュリティ更新プログラムの提供がなくなります。

そのため脆弱性を狙ったサイバー攻撃を受けやすくなり情報漏洩などのリスクが高まります。

●サポート終了後の対応

延長サポート終了後の対応としては、一般的にサポート期間が残っている後継または代替のOSに移行するというのが一般的な対応になります。

Windows Serverのエディションとは

エディションとは、いわゆる”○○版”の「版」という意味になります。同バージョンでも機能や用途の違いでエディションが異なります。

Windows Serverの場合、主に以下のエディションがあります。※バージョンによって若干異なります。

  • Datacenter:大規模システム向け
  • Standard:小規模から中規模向け
  • Essentials:小規模向け

Windows Serverの各バージョンの特徴

Windows Server2016、2019、2022の各バージョンの特徴は以下のようになっています。

●Windows Server 2016の特徴

  • Windows Server 2012 R2(一つ前のバージョン)をベースにしている
  • クラウド環境/ハイブリット環境への対応が進化
  • 動作中の仮想マシンの状態を保存する機能「チェックポイント」において仮想マシンのバックアップが可能な「Productionチェックポイント」機能を搭載。

●Windows Server 2016のエディション

  • Essentials:最大25ユーザーまたは50デバイスまで利用可能な小規模ビジネス向けエディション。
  • Standard:標準で2つの仮想インスタンスを実行可能。
  • Datacenter:無制限の仮想インスタンスを実行可能。他、Datacenterのみのストレージ機能、セキュリティ機能、SDN機能など。

※SDN機能:Software Defined Networking。ソフトウェアによってネットワークを一括制御する機能。

各エディションの違いは主に

仮想インスタンスの実行可能数

になります。

※仮想インスタンス:クラウド環境で実行する仮想マシン(仮想的なコンピュータ)のこと。

●Windows Server 2019の特徴

  • Windows Server 2016をベースにしている。
  • 管理ツール「Windows Admin Center」でWebブラウザからサーバーを管理できる
  • S2Dの強化
  • セキュリティを強化

※S2D:Storage Spaces Direct 。記憶域スペースダイレクトとも呼ばれる。サーバーのローカルディスク領域を使用してクラスター共有ボリューム(CSV)や、スケールアウトファイルサーバー(SOFS)を構成する機能のこと。

記憶域スペース ダイレクトは、集中型およびハイパーコンバージド IT インフラストラクチャで記憶域リソースを共有できるソフトウェアによる記憶域ソリューションです。 これにより、物理サーバー (2 台から最大 16 台) のクラスター上の内部記憶域ドライブを、ソフトウェアによる記憶域プールに結合できます。

記憶域スペース ダイレクトの概要 – Azure Stack HCI | Microsoft Learnより引用

●Windows Server 2019のエディション

  • Essentials:一つの仮想インスタンスを実行可能。最大25ユーザーまたは50デバイスまで利用可能な小規模ビジネス向けのエディション。
  • Standard:標準で2つの仮想インスタンスを実行可能。
  • Datacenter:無制限の仮想インスタンスを実行可能。

●Windows Server 2022の特徴

  • Windows Server 2019がベースになっている
  • Azureとのハイブリット機能の強化 ※
  • コンテナ機能の強化
  • セキュリティの強化

※Azure:マイクロソフトが提供している自社管理のオンプレミス環境とクラウド環境のハイブリット環境を実現できるクラウドのプラットフォームサービス。

●Windows Server 2022のエディション

  • Standard:2つの仮想インスタンスを実行可能。ライセンスごとに1台のHyper-Vホスト。
  • Datacenter:無制限の仮想インスタンスを実行可能。ライセンスごとに1台のHyper-Vホスト。
  • Datacenter: Azure Edition:「Microsoft Azure」や「Azure Stack」などのプラットフォーム上でのみ実行できるエディション。

Windows Serverが使えるVPSサービス

以下はWindows Serverが使えるVPSサービスになります。

※上記VPSサービスを比較した記事は以下になるので気になる方は読んでみてくださいね。

WindowsのVPSが使いたい!おすすめサーバーを徹底比較!

各VPSサービスの提供Windows Serverのバージョン

各VPSサービスの提供しているOS(Windows Serverのバージョン)は以下のようになっています。

VPSサービス提供OS(Windows Serverのバージョン)
Xserver for WindowsWindows Server 2022 Datacenter Edition
Windows Server 2019 Datacenter Edition
Windows Server 2016 Datacenter Edition
ConoHa for Windows ServerWindows Server 2022 Datacenter Edition
Windows Server 2019 Datacenter Edition
Windows Server 2016 Datacenter Edition
ウィンサーバーWindows Server 2022 / 2019 / 2016
WindowsServer VPS【ABLENET】WindowsServer2022 / 2019 / 2016
さくらのVPS for Windows ServerWindows Server 2022 Datacenter Edition
Windows Server 2019 Datacenter Edition
KAGOYA VPS Windows ServerWindows Server 2022
Datacenter (64bit)
Windows Server 2019
Datacenter (64bit)
Windows Server 2016
Datacenter (64bit)
WebARENA (Indigo)Windows Server® 2022 Datacenter Edition
Windows Server® 2019 Datacenter Edition
2024年5月1日時点。Windows Serverのバージョンは各公式サイトの表記に従っています。

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今回の記事の関連記事になります。

気になる記事があったら読んでみてくださいね。

Windows Serverにはどんな種類があるの?それぞれどう違う? まとめ

というわけで今回は「Windows Serverにはどんな種類があるの?それぞれどう違う?」についてお伝えしました。

Windows Serverには様々なバージョンがありますが、現在サポートが有効なものは

  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2022

になります。

それぞれのバージョンにはいくつかのエディションがあります。

Windows Serverを使う場合、通常はVPSサービスするのが一般的です。

主要なVPSサービスの提供しているWindows Serverのバージョンについてもお伝えしましたので参考にしてみてくださいね。

●Windows Serverが使えるVPSサービス

というわけで今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。