RDSライセンスってなに?
という方もいるかもしれません。
VPSサービスなどでリモート接続に必須といわれているRDSライセンスですが、どんなものか気になっている方もいるかもしれませんね。
というわけで今回は「リモート接続に必須の「RDSライセンス」とは? どんな時に必要になる?」についてお伝えします。
RDSライセンスってなに?という方は記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約4分で読めます。
RDSライセンスとは
RDSライセンスとは、VPSサービスなどで自分のパソコンからWindows Serverにリモート接続する際に必要になるライセンスのことです。
RDS:リモートデスクトップサービス
RDSライセンスはRDS CALとも呼ばれます。
CAL:クライアントアクセスライセンス
CALとは、クライアントがサーバーに接続して機能を利用することを許諾するライセンスのことです。
つまり、RDS CALとは
クライアントがWindows Serverにリモート接続して機能を利用することを許諾するライセンス
ということになります。
ちょっとややこしく説明しましたが、要は
ユーザーがサーバーへリモート接続するときに必要になるライセンス
ということです。
RDS CALとは、ユーザーがサーバーへ接続するときに必要になるライセンス
RDSライセンスはどんな時に必要?
RDSライセンスは、サーバーにリモート接続するときに必要だとお伝えしました。
ここでいうリモート接続(リモートデスクトップサービス)は、端末(自分のパソコンなど)からサーバーのデスクトップへネットワークを通じてアクセスして操作をすること、になります。
具体的には
- リモートワークなどで自宅から会社のサーバーへアクセスして作業する
- FXの自動売買でMT4をインストールしたVPSへアクセスして操作する
などが挙げられます。
上記のような場合にはRDSライセンスが必要になります。
RDS SALとは
SALとは「サブスクライバーアクセスライセンス」の略で、サービスを利用するエンドユーザーごとに購入するライセンスになります。
VPSサービスでは、Windows Serverへリモート接続するためのライセンスを「リモートデスクトップサービス(RDS)SAL」と表記することがあります。
RDSライセンスの料金
RDSライセンスの料金はVPSサービスで若干違いますが、大体月額で1000円くらいになります。※利用するユーザーの人数分のライセンスが必要になります。
ライセンス料は、通常はサーバーの利用料金とは別に必要になるので注意しましょう。
●各社のRDSライセンス料金
VPSサービス | RDSライセンスの月額料金 | 公式サイト |
---|---|---|
KAGOYA CLOUD VPS | 1155円 | KAGOYAのVPS |
ABLENET VPS | 1250円 | WindowsServer VPS【ABLENET】 |
お名前ドットコムデスクトップクラウド | 無料(サーバー料金に含まれている) | お名前.com デスクトップクラウド |
Xserver for Windows Server | 990円 | Xserver VPS for Windows Server |
ConoHa VPS | 770円 | ConoHa VPS |
RDSライセンスが必要なVPSの用途
RDSライセンスが必要になるVPSの用途としては、
- FXの自動売買をする人
- Windowsアプリを利用する人
などが考えられます。
リモートワークなどでWindowsアプリを利用する場合にも必要になりますが、例えばMicrosoft Offceを利用する場合だと「RDSライセンス」の他「Microsoft Office SAL」の契約が必要になるのが一般的です。
●シンクラウドデスクトップ for FX
レンタルサーバーの国内最大手のエックスサーバーを運営するエックスサーバー株式会社の運営になるシン・クラウドデスクトップfor FXです。
2023年7月25日リリースのまだ新しいサービスになります。
レンタルサーバーのエックスサーバーがベースになっているので、馴染みやすいという方は多いかもしれません。
お名前.com デスクトップクラウドと同様、FXの自動売買専用なのでその用途にはおすすめのVPSになります。
●関連記事
関連記事
今回の記事の関連記事になります。
気になった記事があったら読んでみてくださいね。
- シンクラウドデスクトップとお名前ドットコムデスクトップクラウド FX自動売買でどちらを選ぶのがいい?
- 【お名前ドットコムデスクトップクラウド】 FX自動売買に一押しのVPSのメリット・デメリット
- 「ABLENET VPS」と「お名前ドットコムデスクトップクラウド」を比較 FXの自動売買ならどちらがいい?
- FXの自動売買におすすめ!気になる【ABLENET(エイブルネット) VPS】の口コミ・評判は?
- ABLENET(エイブルネット)VPS 実績25年以上の老舗レンタルサーバーを解説
- VPSの「仮想デスクトップ」ってなに?VPS、リモートデスクトップとの違いは?
- VPSでWindows Server(サーバー)を選ぶ理由とその用途
リモート接続に必須の「RDSライセンス」とは? どんな時に必要になる? まとめ
というわけで今回は「リモート接続に必須の「RDSライセンス」とは? どんな時に必要になる?」についてお伝えしました。
RDSライセンスは、Windows Serverにリモート接続して操作するときに必要になります。
リモートワークやFX自動売買、Microsoft Offceを利用する場合など様々な場合に必要になります。
ライセンスの料金はサーバーの利用料金とは別にかかることが多いので注意しましょう。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。