MySQLでレンタルサーバーを選ぶときのポイントは?
という方もいるかもしれませんね。
MySQLはデータベースの一つになりますが、レンタルサーバーを選ぶときにどこを比較したらいいのかわからない、という方もいるかもしれません。
というわけで、今回は「MySQLが利用できるおすすめレンタルサーバー3選」についてお伝えします。
MySQLってなに?という方やレンタルサーバーのMySQLを比較するポイントが知りたいという方は記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約6分で読めます。
MySQLとはデータベース管理システムの一つ
MySQLとはRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)の一つになります。
リレーショナルデータベースとは、データを表形式で管理するデータベースのことで、現在最も広く利用されているデータベースといわれています。
データベースとは複数で共用、利用できて検索や蓄積ができるように整理されたデータの集まりのことです。
ただのデータの集まりではなく
- 複数で共用、利用できる
- 検索、蓄積ができる
ということが重要になります。
データベースは、簡単に言うとデータを整理して取り出しやすくしたもののことです。
データベースの例:辞書、電話帳、住所録など
MySQLはリレーショナルナルデータベースを管理するシステムの一つです。
WordPressでは、一つのWordPressに対し一つのデータベースが必要なので、運営するサイトの数だけMySQLも必要になります。
MySQLの役割とは
MySQLは、お伝えしたようにデータベースを管理するシステムになります。
WordPressにおいてこの管理とは、データの入出力、ユーザー管理、バックアップなどを指します。
WordPressで利用されるMySQLでは以下のようなデータがデータベースとして保存されます。
- 記事の内容
- 記事のステータス
- タグ情報
- カテゴリー情報
- メニュー
- コメント
- ウィジェット情報
- ログインユーザー情報
など。
※記事の内容には本文、タイトル、抜粋、投稿日時、スラッグなどが含まれます。
レンタルサーバーにおけるMySQLの比較ポイント
レンタルサーバーサービスでは、サーバーのスペック、機能の一つとしてデータベースについての情報が掲載されています。
レンタルサーバーを選ぶ際のそれらの比較のポイントとしては
- MySQLの利用可能数
- MySQLの容量
- バックアップ
- ディスクはSSDかHDDか
などがあります。
MySQLの利用可能数
MySQLの利用可能数は、文字そのプランでいくつまで使えるかということになります。
WordPressでは1サイトで1つのMySQLが必要になります。
なので、MySQLの利用可能数は最低限自分が作成したいサイトの数以上は必要ということになります。
MySQLの容量
MySQLの容量も一つのポイントになります。
MySQLの容量は、MySQL一つあたりに使える容量になります。
通常は1サイトにつき1GBもあれば十分だと思いますが、WordPressのプラグインの利用状況によってはデータベースの容量が圧迫されることもあるので注意が必要です。
データベース容量の割り当てが3GB~5GB程度であれば標準的といえると思います。
※調べた限りでは1000ページのサイトでもデータベース500GBもいかないかなという感じです。ただし大規模サイトの場合は注意が必要です。
バックアップ
レンタルサーバーには自動バックアップ機能を備えているところがあります。
自動バックアップ機能があるレンタルサーバーであれば通常はMySQL(データベース)もバックアップされます。
ディスクはSSDかHDDか
レンタルサーバーの各プランには容量(ストレージ)の記載があります。
ストレージの種類がSSDかHDDかもポイントになります。
WordPressではサイトを表示するときにMySQL(データベース)から情報を引き出すわけですが、その際の処理速度はストレージがSSDかHDDかで違ってきます。
HDDに比べてSSDの方が処理速度が速いので、一般的にはストレージの種類がSSDを選ぶのがおすすめになります。
※主要なレンタルサーバーの多くはSSDを採用しているところが多いです。
SSDのメリット
- 起動や処理が速い
- 音が静か
- 衝撃に強い
HDDのメリット
- 保存できるデータの容量(記憶容量)が大きい
- 容量に対する単価が安い
MySQLが利用できるレンタルサーバーおすすめ3選
MySQLが利用できるレンタルサーバーおすすめ3選は以下の3つになります。
前述したポイントを踏まえて機能比較すると以下のようになります。
エックスサーバー | ConoHa WING | ロリポップ! | |
---|---|---|---|
プラン | スタンダード | ベーシック | ハイスピードプラン |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 990円~ | 1452円~ | 550円~ |
MySQL利用可能数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
1サイトあたりのMySQLの容量 | 5GB | 5GB | 500MB(目安※) |
ストレージの種類 | SSD | SSD | SSD |
容量 | 300GB(MeNV SSD) | 300GB | 500GB |
※目安を著しく超えている場合や高負荷の場合、利用停止の可能性あり。
上記は通常料金になります。キャンペーンなどで利用料金は大きく変わってくるので公式サイトを確認しましょう。
MySQL以外のデータベース
MySQL以外のデータベースとしては以下があります。
- MariaDB
- Oracle
- PostgreSQL
MariaDB
MariaDBは(マリアデービー)は、MySQLから派生したリレーショナルデータベースになります。
MariaDBもMySQLと同様にオープンソースなので無料で利用することができます。
MySQLから派生したデータベースということで、MariaDBはMySQLとの互換性が高くなっています。
一般的にMariaDBの方が性能は高いといわれています。
Oracle
OracleはOracle社が開発するデータベースになります。
Oracle社はMySQLも開発していますが、Oracleは商用のデータベースなので利用するにはライセンス料がかかります
Oracleは大規模システムに向いているといわれています。
PostgreSQL
PostgreSQLもMySQLのようにオープンソースのデータベースになります。
無料で使えるうえに多機能で高性能という特徴があります。
PostgreSQLはMySQLに次いで2番目に利用されているデータベースになります。
PostgreSQLは日本語にも対応しています。
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MySQLが利用できるおすすめレンタルサーバー3選 まとめ
というわけで今回は「MySQLが利用できるおすすめレンタルサーバー3選」についてお伝えしました。
基本的にMySQLが利用できるレンタルサーバーはWordPressに対応しているところになります。
MySQLにフォーカスしてレンタルサーバーを選ぶときのポイントになるのは
- MySQLの利用可能数
- MySQLの容量
- バックアップ
- ディスクはSSDかHDDか
というところになります。
レンタルサーバーを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
●MySQLが利用できるおすすめレンタルサーバー3選
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。