商品やサービスを紹介しておすすめするときに、その商品についてデメリットや悪い評判を聞くことがあります。
このとき、この商品やサービスを紹介するか迷ってしまうことはありませんか。
今回は、紹介しようとする商品やサービスにデメリットや悪い評判があるときにどうしたらいいか、についてお伝えします。
デメリットや悪い評判のせいで、商品やサービスを紹介するか迷ってしまったときに判断の参考にしていただければ幸いです。
※この記事は約6分で読めます
デメリットや悪い評判があるときはどうしたらいいか
デメリットと悪い評判では対処の仕方が違います。
デメリットがある場合は、
- デメリットを伝える
- その商品を扱わない
という対処が考えられます。
悪い評判がある場合は、
- メリットと照らして許容範囲を判断する
- その商品を扱わない
という対処になります。
では、まずデメリットの方から考えていきます。
どんな商品にもデメリットはある
基本的に、どんな商品、サービスでもメリットとデメリットはあります。
大抵の商品にはセールスポイントがあって、お客さんにプッシュできるメリットがありますし、同時にデメリットもなにかしらあるんですよね。
デメリットには以下の2種類があります。
- 商品、サービスに起因するもの
- 顧客、ユーザー側の事情でデメリットになるもの
商品、サービスに起因するデメリット
まず、商品やサービスに起因するデメリットがあります。
これは、商品の性能やその特徴によるもので、そもそもその商品が持っているデメリットです。
例えば、速いというメリットがある反面、壊れやすいとか、頑丈なのに動きが遅いとか、この機能は充実しているけど、別の機能は付いていないとかそういったデメリットです。
顧客、ユーザー側の事情でデメリットになるもの
もう一つは、顧客の事情でデメリットになるもので、これは顧客によってはデメリットにならないこともあります。
例えば、価格が高い、というデメリットはお金持ちにとってはデメリットにはならない可能性があります。
また納期が長くかかる、というデメリットもすぐに必要でなければ顧客によってはデメリットにはならない可能性があります。
専門的なサービスの場合、その分野を熟知している人にとっては”わかりづらい”ということはデメリットにならないかもしれませんが、初心者にとっては小さくないデメリットになってしまう可能性があります。
こちらは、顧客の状況や事情によってデメリットになってしまうものです。
デメリットがあるときはどうする?
前述したように、大抵の商品にはデメリットがあります。
なのでデメリットは基本あるものとして、それをどうするかということになります。
どうするかというと、前述したように
- デメリットを伝える
- その商品を扱わない
ということになります。
デメリットを伝える
ブログで商品を紹介する場合、
基本的にはメリットと同様にデメリットも伝えた方がいいと思います。
その方が読者がその商品、サービスをキチンと判断できるからです。
また、デメリットもキチンと伝えることでサイトの信頼性を保てる、ということもあります。
伝えるべきデメリットを伝えなかったことで、なにか読者に不利益があった場合に、読者からのサイトに対する信用が著しく下がってしまう可能性があります。
一度信用を失ってしまうと、それをとり戻すのはとても大変です。※その読者に関する限り、大抵の場合はほぼ無理。
運営者側からしても、デメリットを伝えないで商品を紹介すると、メンタルの誠実性が保たれずに、罪悪感を感じてしまうかもしれません。
商品を紹介するときに罪悪感を感じながらでは、いい紹介記事が書けるはずもありません。
このようなことから、基本的にデメリットはキチンと伝えた方がいいでしょう。
ただ、注意したいのはデメリットばかりに焦点を絞らない方がいい、ということです。
伝えておくべき最低限のデメリットを伝える、というくらいの意識がいいと思います。
デメリットがあまりにも多い場合には、その商品は扱わないのが無難です。
その商品は扱わない
仮に、デメリットがメリットを超えている場合は、その商品は扱わないほうが無難でしょう。
特に、そのデメリットがその商品に起因するデメリットの場合は、あまりいい商品ではない可能性が高いです。
デメリットの伝え方
次に、デメリットの伝え方です。
基本的には商品に起因するデメリットを伝える
基本的には、商品に起因するデメリットを一つか二つ程度、伝えるようにします。
あまりたくさんデメリットがある場合は、その商品は扱わない方がいいかもしれません。
デメリットを伝えるときはフォローを入れる
デメリットを伝えるときは、フォローと共に伝えるようにしましょう。
例えば、価格が高いというデメリットを伝えるときは、高級感があるとか自慢できるなどのフォローと一緒に伝えるということです。
そうすることで、デメリットの印象が少し緩和されます。
メリットに注目させる
デメリットは伝えたうえで、メリットをさらに強調する方法です。
デメリットを上回るメリットがキチンと伝えられれば、全体として購入の可能性は保たれます。
デメリットをメリットに変える
本来デメリットになる要素を、見方を変えてメリットのように変える方法です。
例えば、納期が2週間かかる、というのがデメリットな場合、
「2週間かけて丁寧に制作します」
というように、視点を変えて”丁寧に制作する”という良いところに焦点を当てます。
悪い評判があるとき
次は、悪い評判があるときです。
悪い評判がある場合は、少し注意が必要です。
それは、評判の悪さというのは、もともとあるデメリットと違って、その商品を使った人の評価になるからです。
評判が悪いということは、その商品の評価が悪いということに繋がってしまうからなんですね。
悪い評判がある場合は、
- メリットと照らして許容範囲を判断する
- その商品を扱わない
ということを検討します。
メリットと照らして許容範囲を判断する
その評判が、たまたまなのか常時なのかで判断は変わってきますよね。
何らかの原因でたまたま評判が悪くなってしまうこともあり得ます。
いずれにしても、その商品、サービスのメリット、あるいは価値と照らしてその悪い評判をどこまで許容できるかを判断します。
悪い評判でよくあるのが、サポートの評判が悪いということです。
何かのサービスのサポートセンターに電話したら、その電話の対応がすごく悪かったという評判です。
これは、一つ報告されると、そこから複数報告される傾向があり、悪い評判として拡散してしまっている場合があります。
問題が起こる頻度と、商品やサービスの価値を考えて総合的に、その商品を紹介するかを判断します。
問題が起こる頻度が低く、その商品、サービスの価値が高いと判断した場合は、そのサービスを紹介する判断をします。
悪い評判を伝えるべきか
悪い評判は、その商品にとって大きなマイナスのインパクトになるので、これは悩ましいところです。
しかも、評判自体は主観が入る可能性があるので、その商品を必ずしも客観的に評価しているとは限らないんですね。
この見極めは難しいですが、客観的な事実に基づいた評判が悪ければ、そもそもその商品やサービスは扱わない方がいいと思います。
主観が入る可能性がある悪い評判に関しては、個人的には記事ではその声は取り上げないか、そんな噂があります、といった程度にして、商品自体は扱っていきます。
いずれにしても、判断は難しいですが、個人的には複数の検索で調べてそのどれも評判が悪ければ、リスクを考えてその商品は取り扱わないようにすることが多いです。
その商品は扱わない
前述もしましたが、客観的な事実に基づいた悪い評判がある商品は、扱わないのが無難です。
評判の悪い商品、サービスはサイトの信用を落とす可能性もありますし、ちょっとリスクが高いんですね。
あまりにも評判が悪い商品をあえて扱う必要はないですね。
ただ、比較対象として他の商品の良さを際立たせるために、あえて扱うというのは”アリ”かなとは思います。
もちろん、このような声がある商品もあります、程度の扱いで積極的に評判の悪い商品をこき下ろす必要はありません。
前述したように、評判には主観が入る可能性があるので、必ずしも客観的にその商品が良くない、とは限らないからです。
一般に、悪い評判の商品はそこまで目にすることはありませんが、投資系のサービスや情報商材のようなものには時々よくない評判を目にすることがあります。
あとは、宅配系のサービスにもあまりよくない評判(主に勧誘がしつこいとか、細かいシステムについてのものとか、業者によっては扱っている商品についてのものなど)を目にすることがあります。
宅配系のサービスは、これから伸びるであろう可能性を感じて参入を検討している方もいるかもしれませんが、調べるとよくない評判が結構出てくるんですね。
良さそうなサービスでも評判の悪い声が多いと紹介するのをためらってしまいますよね。
サービスの情報だけからではなかなかその評判はわからないものですが、ネット上では大抵のサービスや商品の評判を調べることができるので、紹介する商品、サービスを選ぶ際は、一度はその評判を調べてどのような印象を持たれているか確認することをおすすめします。
商品やサービスにデメリットや悪い評判があるときはどうするか まとめ
というわけで、今回は「商品やサービスにデメリットや悪い評判があるときはどうするか」ということについてお伝えしました。
デメリットについては、ほとんどの商品やサービスが持っているものなので、キチンと伝えるのが基本になります。
ただ、デメリットにばかり注目しても商品やサービスが購入されなくなってしまうので、ほどほどにしたほうがいいですね。
当然、たくさんデメリットがある場合、その商品は扱わない方が無難です。
悪い評判については判断が難しいところもありますが、なるべく客観的事実を元に評判を判断して、あまりに評判が悪い場合は、これも扱わない方が無難だと思います。
ただ、他の商品との比較対象として扱うのは、効果的な場合があります。
扱おうと思っている商品に、デメリットや悪い評判がある場合に、判断の参考にしていただければ幸いです。
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