内部リンクってSEO的にはどんな効果があるの?
という方もいるかもしれませんね。
今回は、内部リンクのSEO的な意味や効果とその確認方法についてお伝えしていきます。
内部リンクのSEO効果や確認方法について知りたい方は記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約6分で読めます。
●内部リンクのSEO効果
- クローラビリティが良くなる
- ページの評価が高くなる
- 訪問者の滞在時間を伸ばす
●内部リンクの確認方法
「グーグルサーチコンソール(Google Search Console)」を使って内部リンクの確認ができる。
●効果的な内部リンク
- 関連性の高い高品質なページへの内部リンク
- リンク先の内容がわかるアンカーテキストによる内部リンク
- 正規化されたURLへの内部リンク
内部リンクとは
内部リンクとは、自分のサイト内のページを行き来するためのリンクのことです。
SEO対策の重要な施策とされていて、サイトの利便性を高めたり検索エンジンが効率的にサイト内をクロールできるように最適化するなどの目的があります。
内部リンクの目的
- サイトの利便性を高める
- 検索エンジンがサイト内をクロールしやすいようにする
- リンクを集めてページの評価を上げる
内部リンクは、SEOのリンク施策としては外部リンクと共に非常に重要な施策になります。
内部リンクのSEO効果
内部リンクを最適化することで以下のようなSEO効果が期待できます。
- クローラビリティが良くなる
- ページの評価が高くなる
- 訪問者の滞在時間を伸ばす
上記によって、ページのインデックスが促進され、また検索順位の上昇も期待できます。
クローラビリティが良くなる
サイト内のページを適切に内部リンクで繋ぐと、検索エンジンによってクロールされやすくなるので、ページのインデックスも促進されます。
また、孤立したページや新しく公開したページがある場合も内部リンクによってクロールされやすくなるのでインデックスされやすくなります。
ページの評価が高くなる
検索エンジンは、被リンクを重要視しています。
内部リンクも被リンクになるので、関連性の高いページからの内部リンクはリンク元、リンク先ともに評価を上げる効果があります。
逆に言うと、関連性の低い内部リンクは、それぞれのページの評価を下げる可能性があるので注意が必要です。
訪問者の滞在時間を伸ばす
関連性の高いページに対して適切な内部リンクがあることで、訪問者がリンクによってサイト内の別ページに移動することが期待できます。
このことによりサイト訪問者の直帰を減らし、滞在時間を伸ばす効果もあります。
内部リンクはどこに設置すべきか
内部リンクの設置場所は主に以下があります。
- パンくずリスト
- 共通メニュー
- コンテンツ内
- サイトマップ
パンくずリスト
パンくずリストは、ページの階層を表す一種のナビゲーションで、ページの上部、または下部に設置されることが多いです。
ユーザーがページのサイト内の位置や階層を直感的に理解しやすいので、サイトの利便性が上がりユーザーもサイト内を回遊しやすくなります。
共通メニュー
共通メニューは、原則的にはサイト内の全てのページに設置される共通ナビゲーションのことです。
- グローバルナビゲーション
- サイトメニュー
- フッターメニュー
などがそれに当たります。
グローバルナビゲーション:サイトの上部に表示されるサイトの主要なコンテンツへのリンクをまとめたもの。
サイドメニュー:サイト内のページの左右に設置されるブロック。
フッターメニュー:サイトの下部(フッター)に設置されるメニュー。
設置しておけば、各ページからそれぞれのメニューページに直接行けるので、ユーザーの利便性を高める効果があります。
コンテンツ内
ページのコンテンツ内に設置される内部リンクはとても重要です。
コンテンツに関連性の高いページへの内部リンクは、リンク元リンク先のページの評価を上げる効果が期待できます。
また、コンテンツに関連した内部リンクはユーザーの利便性を上げる効果もあるので、積極的にリンクを設置します。
サイトマップ
サイトマップは、そのサイトのページの一覧をまとめたものです。
一覧にすることで、サイトの階層や構造が分かりやすくなり、ユーザーの利便性を上げ回遊率を上げる効果が期待できます。
サイトマップへのリンクを共通ナビゲーションに設置することで、どのページからでもいけるようにします。
効果的な内部リンク
効果的な内部リンクは以下のようなものです。
- 関連性の高い高品質なページへの内部リンク
- リンク先の内容がわかるアンカーテキストによる内部リンク
- 正規化されたURLへの内部リンク
関連性の高い高品質なページへの内部リンク
関連性の高いページからの内部リンクは、ユーザーの利便性を上げるだけでなく、ページの評価を上げる効果が期待できます。
ただし、リンク先リンク元ともに品質の高いページであることが重要です。
品質の低いページからの内部リンクはリンク先ページの評価を下げてしまう可能性があります。
リンク先の内容がわかるアンカーテキストによる内部リンク
リンクする場合は、リンク先の内容がわかるアンカーテキストであることが効果的です。
例えば「こちらのページ」などリンク先の内容がわからないようなアンカーテキストを使っている場合は、リンク先の内容がわかるようなテキストに飼えた方が効果的です。※リンク先のURLをそのまま張り付けている場合も同様です。
リンク先の内容がわかるアンカーテキストに変えることによって、ユーザーだけでなく検索エンジンにもリンク先の内容を伝える効果があります。
正規化されたURLへの内部リンク
URLの正規化とは、1つのページに対して複数のURLが存在している場合に、一つのURLを正規のURLとして認識させることになります。
正規化をしていないと、それぞれのURLにリンクが分散されてしまう可能性があるだけでなく、重複コンテンツとみなされる可能性があります。
正規化が必要な例としては
- 「http~」と「https~」がある場合
- 「www」のあり、なしがある場合
- 「.html」などの拡張子のあり、なしがある場合
などがあります。
URLを正規化してリンクを集中させることで効果的な内部リンクにすることができます。
※URLの正規化は、基本的に内部リンクの最適化を進める前にやっておく必要があります。
内部リンクの確認方法
内部リンクの確認方法としては「グーグルサーチコンソール(Google Search Console)」を使う方法があります。
●サーチコンソールで内部リンクを確認する方法
サーチコンソールの左のメニューから「リンク」をクリックします。
外部リンクと内部リンクのリストが表示されるので、「内部リンク」の方を確認します。
内部リンクでリンクされている上位のページが表示されるので、確認したいページのURLをクリックするとそのページに内部リンクをしているページの一覧が表示されます。
また、以下のツールを使えば内部リンクのアンカーテキストを無料で確認できます。
●内部リンクのアンカーテキストチェックツール
内部リンク最適化の方法
内部リンクの最適化の方法をまとめると
内部リンクの設置場所
- パンくずリスト
- 共通メニュー
- コンテンツ内
- サイトマップ
設置していない内部リンクがあれば設置を検討します。
効果的な内部リンク
- 関連性の高い高品質なページへの内部リンク
- リンク先の内容がわかるアンカーテキストによる内部リンク
- 正規化されたURLへの内部リンク
基本的に、リンクするページは高品質であることが大事です。
アンカーテキストの「こちら」やURLそのままなどの場合は、リンク先の内容がわかるテキストに変更します。
URLの正規化は、そもそもですが内部リンク対策をする前にやっておく必要があります。
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内部リンクのSEO効果と確認方法 まとめ
というわけで今回は「内部リンクのSEO効果と確認方法」についてお伝えしました。
内部リンクはSEO対策でも非常に重要です。
内部リンクの最適化を行って、サイトの評価を高めていきましょう。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。