「Googleが掲げる10の事実」というのをご存じでしょうか。
Googleの企業理念ともいえるもので、Googleは常にこのようにあるように努めているということで、Googleの考えを知るのに最も重要な指標になります。
Googleのサービスが全て「Googleが掲げる10の事実」に基づいていることを考えると、Googleの検索エンジンに対するSEO対策はこの10の事実に詰まっていると言っても過言ではありません。
「Googleが掲げる10の事実」を読むだけでも、Googleが何を優先し何を重要視して検索順位を決めているのか、ということがぼんやり見えてきます。
というわけで今回は、「「Googleが掲げる10の事実」をブログ運営に生かせるように解釈してみる」についてお伝えします。
SEO対策やブログ運営に繋がる考え方として、個人的な解釈ではありますが、「Googleが掲げる10の事実」から生かせる要素を探して解釈していきたいと思います。
Googleが何を考えているかということに興味がある方は、よかったら記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約7分で読めます。
「Googleが掲げる10の事実」を読んでみよう
「Googleが掲げる10に事実」を読んだことがあるでしょうか。
一度は「Googleが掲げる10の事実」を参照するのをおすすめします。
今回の記事は、解説ではないのでGoogleで本文を参照して、ぜひGoogleの解説も読んでみてください。
ご自身で「Googleが掲げる10の事実」を解釈してみると、Googleに対する理解が深まると思います。
とくに「Googleの掲げる10の事実」の方針に沿っているサイト、記事、ページは自動的に検索エンジンから評価される、といわれているので一度はちゃんと読んでみることをおすすめします。
ブログを運営していて、検索順位を上げたいと考えているなら「Googleの掲げる10の事実」はブログの運営に非常に参考になると思います。
まずは一度「Googleの掲げる10の事実」を読んでみてください。
「Don’t be evil(邪悪にならない)」というスローガンも併せて押さえておきたいですね。
「Googleが掲げる10の事実」ザっと解釈してみる
「Googleが掲げる10の事実」とは以下の10の項目のことです。
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1つのことをとことんきわめてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい
4.ウェブ上の民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を超える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
Googleが掲げる10の事実 より引用
前述したように「Googleの掲げる10の事実」はGoogleの企業理念のようなものです。
Google自体もこの”事実”を随時見直して、変わりがないことを確認しているということです。
「なるほど」と納得できるところも多いんじゃないかな、と思います。
単純に、ブログで記事を書くときにも指針や方向性として参考になりそうですね。
それでは、各項目について、ブログ運営などに準えて解釈していきます。※あくまでも個人的な解釈なのでご了承ください。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
これはまずユーザーの立場になって考えるということだと思います。
解説では、ユーザーの利便性についてが真っ先に触れられていますが、ブログで言えば、
読者の立場に立って、読みやすい記事とわかりやすく使いやすいページを作る
ということかなと思います。
ブログとしての利便性や、デザインの良さも評価の対象になっていることがほのめかされています。
広告についても、関連性の高い情報(広告)を邪魔にならないように提示する、ということが書かれています。
また、広告は広告であるということを明記する、とあるように紛らわしい掲載を避ける。
読者の立場になって、読者のことを最優先に考えることによって、結果が付いてくるということですね。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
これは、専門性についての重要性を言っているようにも感じます。
専門的なページが評価されるという感じにもとれそうですが、解説を見ると
改善をくり返してより良い記事、サイトを極めていくこと
の重要性を説いているようにも感じますね。
つまりリライトのことですね。
ブログの記事は、一度書いて終わりではなく、記事をよりよくしていくためにリライトをする必要があります。
時間が経つと記事の内容が古くなって結果的に正しくない情報になってしまう、ということもあります。
また、ブログの記事も繰り返し書き続けていくことで、だんだん上手になっていくということで、継続することの大切さを感じる人もいるかもしれませんね。
3. 遅いより速いほうがいい。
Googleでいえば、これは検索して情報を提供するまでの時間のことを言っているようです。
ブログの運営者の立場で考えてすぐに思い浮かぶのは、ページの表示速度のことです。
ページが速く表示されるということが、重要視されるということですね。
これは利便性にも繋がります。
何をするにしても”速い”ということを非常に重要視していることがわかります。
- 表示速度が遅いと検索順位に影響あり 速いレンタルサーバーを選ぶ
- サイトの表示速度が遅い!改善方法は?
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
これは、いわゆる被リンクのことを指しているといわれています。
価値の高いサイトはいろいろなところからリンクされるということで、これを「投票」に例えています。
ブログの記事で言えば、記事の価値を評価するのに、被リンクを「投票」と解釈して、被リンク数の多い記事をより価値が高いとして、検索順位を上げるということですね。
これはしかし、単純に被リンクを集めるということではなく、価値の高いサイトということを被リンクによって評価してもらうということです。
これは、被リンクが集まっているから価値が高いというわけではありません。
あくまでも、価値の高いサイトに被リンクが集まるということです。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
情報を検索するのは、パソコンだけでなくスマートフォンなど他のデバイスのこともありますよ、ということですね。
というか、最近ではスマートフォンで情報を検索する人の方が多いとまでいいますよね。
パソコンだけではなく、スマートフォンなど他のデバイスへの対応も必要ということです。
具体的には、サイトの表示をパソコンだけでなくスマートフォンでも確認しましょう、ということです。
パソコンではキチンと見れてもスマートフォンで表示したときにデザインなどが崩れて記事が読みづらくなっていると、評価が下がる可能性があるということですね。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
これは、単純に悪いことはするな、ということでと思います。
ブログの運営でいえば、不正なことをするなということですね。
不正はバレますし、不正はしなくてもお金は稼ぐことは出来ると言っています。
検索順位を上げるために、隠しテキストなどの本来の正当な検索を妨げる行為をすると、Googleからペナルティを受ける可能性があります。
小技というかいわゆる検索順位を上げるためだけのテクニック的なものはいずれ通用しなくなります。
かえってサイトの評価を下げたりペナルティを受ける可能性もあるのでしないように、と警告しているようにとれますね。
サイトの運営は、正攻法で進めていくのが、最も良いやり方です。
変なテクニックで検索エンジンを騙すようなやり方をしていないか、ときどきサイトを見直すのが必要かもしれません。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
この項目はちょっと考えましたが、まだ扱っていない有益な情報がある、ということですよね。
あるいは、情報の違った切り口やまとめ方など、まだまだ違った見方ができる、ということでしょうか。
また、まだ扱っていない情報を発信するようなオリジナリティのあるサイトの推奨というようにも解釈できるかな、と思いました。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
外国語がわからなくても翻訳機能を使って海外の情報はみることができます。
日本に住む私たちは、通常日本語で日本の人たちを対象にサイト運営をしています。
しかし翻訳機能の進歩を考えると、最終的には、それほど違和感なく世界中に情報を発信するのがポピュラーになっていくことが考えられます。
サイト運営について考えるなら、海外に向けた情報の発信も想定していく必要が出てくるのかもしれません。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
これは、働き方についてもっと独創的に楽しくやりましょう、というメッセージと捉えます。
ブログの運営で言えば、大変なことや辛いこと、苦しいこともありますが、ブログ運営を楽しみましょう、と解釈します。
楽しんで努力を続けていくことで、新しいアイデアが湧くこともあるかもしれません。
やれることはみんなやりつつ楽しみながら自分も成長し、ブログも成長させていく。
いずれにしても前向きで自由なメッセージと解釈できそうです。
10. 「すばらしい」では足りない。
これがベストだ、だと思ってからが本当のスタートだ、という感じでしょうか。
例えば、ブログの記事を書いてそのときはもう改善できるところはない、その時のベストだと思っていても、少したってみたら、改善点がいろいろ見えてくる、というようなことかな、と思います。
アスリートが自己ベストを更新していくように、サイトもよりよくするための改善をし続けていくということですね。
運営に迷ったら「Googleの掲げる10に事実」を読み返してみよう
Googleの掲げる10の事実を読んでみると、そのほとんどが「なんだ、当たり前のことじゃん」と感じられます。
しかし、全てが自分のブログに反映されているかと考えるとちょっと考えてしまいますよね。
そのつもりで書いていても、うまくできているのかどうかの確認は難しいです。
ただ、ブログの運営で迷ったときは「Googleの掲げる10の事実」を読み返してみるのは有効かもしれません。
それまで気が付いてなかったことに気が付けることもあるかもしれませんし、運営の基本を思い出すきっかけにもなるかもしれません。
ブログ運営に迷ったら「Googleの掲げる10の事実」を読み返してみると、何かのヒントがみつかるかもしれません。
関連記事
今回の記事に関連する記事になります。
気になる記事があればぜひ読んでみてくださいね。
- もう悩まない!【ブログのネタ】の探し方10の方法
- 効果的に商品をおすすめするブログ記事3つのストーリーパターン
- 【読まれるブログ記事】の最もポピュラーな書き方
- 必見!クリックされやすい【記事タイトル】5つのポイント
- 読み手にストレスをかけずに説得力のある記事を書く方法
「Googleが掲げる10の事実」をブログ運営に生かせるように解釈してみる まとめ
というわけで今回は「「Googleが掲げる10の事実」をブログ運営に生かせるように解釈する」についてお伝えしました。
「Googleが掲げる10の事実」には、サイト運営やSEO、集客、収益を得る考え方など参考になる情報がたくさんあります。
Googleのサービスの基本的な考え方が網羅されているので、ぜひ一度読んでみて自分なりに解釈してみるといろいろと気づきがあると思います。
サイトの運営の仕方や記事の書き方など、きっと理解が深まると思います。
またGoogleアドセンスになかなか合格できない、という方にもGoogleの考え方を理解するにはいいと思います。
ときとき「Googleの掲げる10の事実」を読み返してみてGoogleの方針、考え方を思い出すというのもブログを運営するうえでとても有効だと思います。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。