「なぜ人はやる気がなくなるのか」
こんなことを考えたことがありますか?
実は個人的には、あまりないです。
しかし”やる気”そのものについて考えたことはあります。
というわけで、今回はヤフーニュースでたまたま見かけた
「なぜ人はやる気がなくなるのか。心理カウンセラーが教えてくれた対処法。ショックを受けていることを認めれば、人は次に進める」婦人公論.jp
という記事を元に”やる気”について考えてみます。
軽い感じで書いているので気楽に読んでいただければ幸いです。
※この記事は約6分で読めます。
やる気が出る魔法の言葉と言い方のコツ
まず、やる気が出る魔法の言葉をお伝えしますね。
よく言われることですが、
「行動することでやる気が出てくる」ということがあります。
これをやる気が出る魔法の言葉としてまとめると、
「やる気があるから行動できるんじゃない。行動するからやる気が出てくるんだ!」
ということになります。
「事件は会議室で起こってるんじゃない。現場で起きてるんだ!」
この有名なセリフと同じテンションで叫ぶ(心の中でも可)のがコツです。
不思議とやる気が出てくるのでお試しあれ。
落ち込みの理由
「なぜ人はやる気がなくなるのか。心理カウンセラーが教えてくれた対処法。ショックを受けていることを認めれば、人は次に進める」婦人公論.jp
さて、このヤフーニュースの記事は、マンガ家の田房永子さんの「いつになったらキレイになるの?~私のぐるぐる美容道」(扶桑社)というコミックエッセイの一部を再編集したものということです。

筆者の田房永子さんは、コロナ禍でひどく落ち込んだ時期があったということで、その落ち込みがあまりにひどいので、心理カウンセラーに相談をするんですね。
なんだか毎日張り合いがなくて、どこに力を入れて日々をがんばればいいかわからなくなっていた。 仕事も家事も遊びもなんのやる気も出なくて体も気持ちも重く沈み、毎日ドヨ~~ンとしている。 大変なことが起こっているわけでもないのに。
「なぜ人はやる気がなくなるのか。心理カウンセラーが教えてくれた対処法。ショックを受けていることを認めれば、人は次に進める」婦人公論.jp
男性心理カウンセラーに相談しているうちに、自分がどうしてこんなに元気がないのかがわかってきたといいます。
要約すると、
単行本を書き終わった筆者は、がんばって書いた本が思ったより話題にならず、同時期に発売された他の漫画家がどこでも話題になっているのをみて「体の芯の部分がシューッとしぼんでいく」ような感じになっていた。
そのうちその激売れ本の表紙が視野に入らないように心がけるようになった筆者。
これがつまり「やる気がなくなった状態」ということなんですね。
心理カウンセラーの説明によると、
人は、自分の意図しない出来事(現実)にショックを受けると、無意識に「ショックはそんなに受けていない」ということにしてしまう、といいます。
それが、現実を受け入れていない、ということになるというんですね。
現実を受け入れていないから、現実が放置される。つまり変わらない。
ということで、その現実を目にするたびに、ショックを受けるということになる、と。
ショックを受けているにもかかわらず、ショックを受けていることを認めたくない、という状態。
苦しさを感じたくないが故「どうせ私はダメなんだ」という方向で考えることでつじつまを合わせる。
で、気分が落ちる。※つまりやる気がなくなる
という流れだと言います。
もともとの目標を思い出す
で、それに対する心理カウンセラーの言葉
「そういう結果だったという出来事を受け入れて、ショックをちゃんと味わって、じゃあどうなりたかったのかっていう、もともとの目標を思い出す」
「なぜ人はやる気がなくなるのか。心理カウンセラーが教えてくれた対処法。ショックを受けていることを認めれば、人は次に進める」婦人公論.jp
目標を思い出して、その目標に向かって何をしたらいいかの計画を立てると、やる気が出てきたといいます。
筆者の目から鱗が落ちる、とこういう話。

ブログ運営に当てはめてみる
ここでこの話をブログ運営に当てはめてみます。
例えば自分が、
- 一生懸命頑張って書いた記事が全然読んでもらえない
- 頑張って記事を書き続けていても、全く収益が上がらない
- 何度挑戦しても、Googleアドセンスに合格しない
というような状況にあるのに、SNSなどで、
「今月でブログを始めて2か月。収益6桁達成しました!」
とか
「今月は10万PV達成。フォロワーさんが10000人になりました。みなさんありがとうございます。」注:自分はフォロワー15人。
みたいなのを目にするわけです。
そんなときに
「今だけ「ブログで誰でも一週間に300万円稼げる方法」を無料で配布しています。こちらに登録してください」
みたいなDMが来たりして、普段なら「銀行強盗でもやんのかオイ」と呟くくらいなのに、こういうときは「こんなクソみたいなのにひっかるヤツだと思われているのか」と気分が落ちる。やる気がなくなってしまう。※こういうことは、多かれ少なかれ大抵の人が経験します。
こういうときに、
「そういう結果だったという出来事を受け入れて、ショックをちゃんと味わって、じゃあどうなりたかったのかっていう、もともとの目標を思い出す」
「なぜ人はやる気がなくなるのか。心理カウンセラーが教えてくれた対処法。ショックを受けていることを認めれば、人は次に進める」婦人公論.jp
というのが、一つの対処法だということなんですね。

自分はどうなりたかったのか
結果を受け入れて、じゃあ自分はどうなりたかったのか、ということを思い出すということですよね。
結果と言っても、そもそもブログの運営自体を、誰かと比べて落ち込むというのはあまり意味がないですし、これはあくまでも現状であって結果とは違うと思うんですよね。
誰かと比べるとしたら過去の自分がいいだろうと思うわけです。※これについては後でふれます。
もともとの目標を思い出すことで、「どうせ自分なんか”誰でも何もしないで月に100万円を稼ぐ方法”みたいなのに引っかかると思われているようなダメなヤツなんだ」という思いに消されていた構想が蘇ってきて、
「やるぞ!」
という熱意がみなぎっていた。
となるわけです。
ちょっと無理やりな感じもありますが、本来の目標を思い出す、というのはきっとやる気を出すのに効果的だとは思います。
比べるべきは過去の自分
さて、やる気をキーワードにこの記事をチョイスしたわけですが、つまりは、
本来の目的を思い出すとやる気が出てくる
ということがいいたいのかな、と思ったわけです。
目的に向かっているときに、比べるべきは他人ではなく、過去の自分だと思うんですね。
現状で結果が出ていなくても、過去の自分と比べて進展、進歩、努力できていれば、自分をほめてあげるというのは精神衛生上も大事なことだと思います。
ブログも、勉強を続けながら書き続けていると、必ず何らかの進歩、成長はありますし、あのときは分からなかったけど、今はこういうことが分かる、ということも増えていると思うんですね。
過去の自分と比べて、どれだけ成長できているかが大事だということです。
少なくともブログを継続できている限りは、その分の経験が積み重なっていることになります。
これってスゴイことです。
もちろん、過去の自分と比べて、あのときは頑張ってたなあ、と思うのなら現状は同じテンションにはない可能性がありますよね。
もし、やる気を失っているんだとしたら、例のあの魔法の言葉です。
「やる気があるから行動できるんじゃない。行動するからやる気が出てくるんだ!」
最初に「室井さん!」と付けるとより雰囲気が出て、やる気が出てきますよ(というか行動できる)。※もし何を言ってるか分からなければお父さんかお母さんに聞いてみましょう。
「なぜ人は落ち込むのか」やる気を出す魔法の言葉と言い方のコツ まとめ
というわけで、今回は「「なぜ人は落ち込むのか」やる気を出す魔法の言葉と言い方のコツ」についてお伝えしました。
「なぜ人はやる気がなくなるのか」ということをヤフーニュースで見かけた「「なぜ人はやる気がなくなるのか。心理カウンセラーが教えてくれた対処法。ショックを受けていることを認めれば、人は次に進める」婦人公論.jp という記事を参考にお伝えしてみました。
この心理カウンセラーの言葉が全ての人に当てはまるのかは分かりませんが、もともとの目標を思い出すというのは効果的です。
あわせてやる気が出る(行動できる)魔法の言葉として、
「室井さん!やる気があるから行動できるんじゃない。行動するからやる気が出てくるんだ!」
もお伝えしました。
最期はつい「室井さん」と追加してしまいましたが、これはあくまでも雰囲気なので、なくても可です。
というわけで、気楽に参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。