ブログの記事を書いたら、適宜リライトをしたほうがいい、といいますよね。
でもリライトっていつやったらいいの?
リライトのやり方は?
という疑問を持っている人もいるかもしれませんね。
というわけで今回はリライトのやりかたについてお伝えしていこうと思います。
この記事では読者に寄り添うというアプローチから、リライトについて解説してみようと思います。
よかったら参考にしてみてくださいね。
※この記事は6分で読めます。
リライトの目的
ここでいうリライトとは、ブログの記事を修正したり書き直す作業のことを言います。
一般にリライトをする目的は
- 検索順位を上げる
- 成約率を上げる
- 古い情報を新しくする
ためといわれます。
これは、運営者目線でいえば、検索順位を上げて、成約率を上げることでブログの収益率を上げることが目的ということになります。
しかしここで、読者に寄り添ったアプローチで考えてみると、リライトの目的は
読者のために記事をよりよくする
ということになります。
リライトの目的は、読者のために記事をより良くすること
もちろん、
記事がより良くなる→記事が評価される→検索順位が上がる→成約率が上がる→収益が上がる
というプロセスで、結果として収益が上がることに繋がる、という意味ではリライトの目的は重なるわけです。
リライトはいつやったらいいの?
と思う方もいるかもしれませんね。
リライトはいつどのタイミングでやってもいいです。1週間後とか2週間後という決まりはありません。
気が付いたとき、やりたいタイミングで行なうのがベストということになります。
リライトのやり方
前項でお伝えした通り、リライトの目的を、読者のために記事をより良くする、というアプローチで考えます。
リライトのやり方としては、以下の項目をチェックして記事を修正していきます。
- 誤字、脱字、文法の間違いはないか
- 読者に共感できているか
- リード文は適切か
- ユーモアはあるか
- 古くなっている情報はないか
- 不要なところ、足りないところはないか
- 読みづらい、分かりづらいところはないか
- 読者がどうするべきかが伝えられているか
- 自分にしか伝えられないことがあるか
もちろん、一気には難しいのでポイントを絞ってチェックしていきます。
クリアできていなさそうな項目、気になる項目から手を付けるという感じでもいいと思います。
誤字、脱字、文法の間違いがないか
最初の投稿時に、記事の誤字、脱字などのチェックは行っているはずですが、意外と見落としはあるものです。
あとは、文法の間違いや、文章の繋がりで不自然なところはないか、ということもチェックします。
読み返してみると、意外にこれがあるんですね。
記事全体の流れで不自然なところがないかも確認します。
読者に共感できているか
読者の悩みや問題に全力で共感する、というのが読者目線で記事を書くときのアプローチの仕方になります。
読者がその記事を読んだときに、
「この記事は私のために書かれた記事だ」
と思うのが、その記事の理想形です。
想定した読者になりきって、その記事を読んでみて上記のように思えるかどうか、を確認します。
読者は、小さな違和感にも意外と敏感です。
想定した読者になりきって
- 読者の悩みと解決法がズレていないか
- 読者の問題をキチンと解決しているか
を確認し、違和感があれば記事を修正します。
リード文は適切か
読者に対する共感が最初に発揮されるのが、記事の導入部であるリード文です。
読者の悩みにキチンと共感できているか、ということや、リード文が無駄に長すぎないかなどをチェックします。
また、読者がスムーズに本文に流れていけるかというところも重要です。
ユーモアはあるか
リライトにはユーモアを加える。
比喩をうまく使い、構成をすっきりさせ、最高のライティングを目指すー以上。
アン・ハンドリー「コンテンツ・マーケティング64の法則」より引用
例えば、グーグルの検索エンジンがユーモアを評価するのかどうかわかりませんが、たとえ検索エンジンが評価しなくても、この要素は大切だと思います。
実際に、記事にユーモアを加えるのはなかなか難しいですが、堅い真面目な文章の中にユーモアがあれば、格段に読みやすくなります。
読者をクスっとさせるというよりは、記事にリラックス感を追加し読者が親近感を持つことが出来れば理想的です。
読みやすい記事は、どこか柔らかい雰囲気を感じさせるものです。
収益化していないブログ(例えば収益ブログとして運営していない日記ブログのようもの)においてもこれは同じですね。
古くなっている情報はないか
情報が古くなっている場合は、適宜新しくしていきます。
記事のテーマにもよりますが、情報の更新の早いテーマではこまめなチェックが必要になります。
キャンペーンなど期間限定の情報や内容が変わっていく情報に関しては、いつの時点での情報かということを明記しておくというのも大事です。
古い情報がそのままだとサイト全体の信頼度にも関わる可能性があるからです。
不要なところ、足りないところはないか
記事全体で、不要なところがないか、また逆に足りないところがないかを確認します。
重複しているところや、不要だと思われるところは、潔く削除してしまう方が記事がスッキリと読みやすくなることが多いです。
また、難しい言葉や専門用語など、読者に分かりずらいかな、と思われるところは解説を追加したり分かりやすい言葉で言い換えたりします。
読みづらい、分かりづらいところはないか
読みづらいところ、分かりづらいところはないか、確認します。
長い文章のカタマリが、目に飛び込んでくると、その先を読み進めるのが嫌になってしまうことがあります。
隙間を空けたりボックスで囲ったりして、読みやすくなるように工夫しましょう。
スペースは”贅沢に”使うと読みやすくなる傾向があります。
文字の装飾はやり過ぎると目がチカチカして、返って読みづらくなったりするので注意しましょう。
長い記事の場合は、画像を入れたりしてブレイクを作ると読みやすくなります。
また、分かりづらい表現や言い回し、難しい言葉も分かりやすく修正したほうが読みやすくなります。
中学生が読んでも意味が理解できる、というのがよく言われる基準になりますが、記事のテーマ、想定される読者などによって記事の難易度を調整します。
読者がどうするべきかが伝えられているか
問題を抱えた読者が記事を読んで、どうしたらいいかが具体的に伝えられているか、を確認します。
例えば、「この商品であなたの問題を解決できます」や「このサービスがあなたの悩みを解消してくれます」というだけでなく
「この商品販売ページのリンクをクリック」とか「サービスを申し込みをするリンクをクリック」といった感じで具体的な読者の行動を促します。
読者が記事を読み終わって、
「で、どうしたらいいの?」
と迷わないように具体的な行動が示せているかをチェックします。
記事を読むだけで、読者の問題が解決している場合は、「他にもこんな悩みはありませんか」とか「こちらの情報も役に立つかも」といった関連記事に誘導します。
いずれも読者に具体的な行動を促すことで、問題解決への最終ゴールを決める、というイメージです。
自分にしか伝えられないことがあるか 自分の言葉でかかれているか
これは、記事のオリジナリティの話でもあるんですが、色んなブログがある中で、扱う商品や情報が同じなら、どうしても似たような記事になってしまいがちです。
自分の記事を読み返してみて、自分にしか伝えられないことが記事の中にあるか、ということを確認します。
同じ情報を扱っているブログがあって、こちらの記事を読むことで読者にどんなメリットがあるのか、こちらの記事にどんな付加価値があるのか、ということです。
情報だけならもっとくわしい記事があるかもしれない。
分かりやすく説明されている記事が他にあるかもしれない。
というときに、記事に付加価値を与えるには自分の言葉で語る、ということが大事です。
もちろん、何か自分だけの体験談があればそれが付加価値になりますし、自分だけの経験をもとに個人的な考えを語ることが可能かもしれません。
前述した「ユーモアを加える」ということも、このことに繋がりますが、自分という付加価値がその記事に存在するか、ということを確認します。
これは、必ずしも奇をてらったようなキャラクターを追加するということではありません。
すごく簡単に言ってしまうと、他のサイトをコピペしただけの記事になっていないか、ということです。
自分にしかできない追加できる要素があれば追加します。
これは、読者からみると、他と違う何かがその記事にあるかということと、その記事が親近感のある筆者からの言葉で語られているか、ということになります。
もっと言えば、その記事に親近感が感じられるか、ということです。
簡単ではありませんが、不自然にならない程度に記事には親近感を込めたいものです。
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【ブログ記事のリライト】ってどうやるの?読者に寄り添う考え方 まとめ
というわけで、今回は「【ブログ記事のリライト】ってどうやるの?読者に寄り添う考え方」についてお伝えしました。
読者目線のアプローチからリライトについて解説してみました。
ブログ運営者として収益をもっと上げるために、というアプローチとは違う視点から解説してみましたが、記事の価値を高めるためという意味では同じですね。
記事のリライトをするさいには参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
