※【この記事にはプロモーションが含まれています】

VPSとは?共有や専用サーバーとの違いは?

★ご訪問ありがとうございます!
VPS

レンタルサーバーサービスでよく出てくるVPSって何?

と思っている方もいるかもしれませんね。

今回は、「VPSとは?共有サーバーや専用サーバーとの違いは?」についてお伝えしていきます。

VPSってなに?共用サーバー、専用サーバーとの違いは?という方は記事を読んでみてくださいね。

VPS:1台の物理サーバーに仮想化技術によって複数の仮想サーバーを構築し、それぞれの仮想サーバーをユーザーごとに割り当てて提供するサービス

共用サーバー:1台のサーバーを複数のユーザーで共有してレンタルしているサーバーのこと

専用サーバー:1台の物理サーバーをまるごと一台借りるレンタルサーバーのこと

※正しい情報の掲載に努めておりますが、記事内容の正確性を保証するものではありません。また情報が古くなっている可能性があることもご承知おきくださいますようよろしくお願い申し上げます。

VPSとは

VPSとは「Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)」の略称になります。

日本語では仮想専用サーバーと呼ばれています。

VPSは

1台の物理サーバーに仮想化技術によって複数の仮想サーバーを構築し、それぞれの仮想サーバーをユーザーごとに割り当てて提供するサービス

になります。

VPS(仮想専用サーバーVPS)はお互いに干渉しない

VPSは、冒頭でもお伝えしたように仮想専用サーバーと訳されます。

1台の物理サーバーに仮想化技術によって複数の仮想サーバーを構築し、それぞれの仮想サーバーをユーザーごとに割り当てて提供するサービス

ということになります。

VPSでは、サーバーのホストOSのベースの上に、ユーザーごとのゲストOSが用意されています。

1台のサーバーの中に専用サーバーが区分けされているようなイメージになります。

このゲストOS同士はお互いに干渉することはありません。※つまりユーザー同士は影響を受けない(受けずらい)ということになります。

VPSでは、ユーザーは自分専用の領域をもってサーバーの性能を確保できるというわけです。

VPSは、1つのサーバーの中で仮想的に、専用サーバーを使うようなイメージです。

VPSでは、各ゲストOS用の性能が確保されるので、の共用サーバーのように、他のユーザーの利用状況の影響で障害が発生したり、動作が遅くなったりということはありません。

共用サーバーとは

共用サーバーとは、1台の物理サーバーを複数のユーザーで共用しながら利用するサーバーのことです。低価格で手軽に利用できる反面、VPSほど自由度は高くありません。またお互いの利用状況に影響を受けやすいというデメリットもあります。一般的にレンタルサーバーというと共用サーバーを指すことが多いです。

VPSは、1台のサーバーの中に仮想的に構築した複数の専用サーバー。

それぞれのサーバーは、お互いの利用状況に影響を受けることはない

VPSのメリット

VPSには次のようなメリットがあります。

  • 共有サーバーよりも自由度が高い
  • サーバーを共有している他のユーザーの影響を受けづらい
  • 専用サーバーより料金が安い 
  • コスパがいい

共有サーバーよりも自由度が高い

VPSでは、ユーザーは仮想的とはいえ自分専用の領域を専用サーバーのように持っています。

なので、共用サーバーに比べてある程度自由に、OSの選択やアプリケーションの構築ができ、自分用にカスタマイズできます。

例えば、Webサーバーとしてだと、VPSなら料金が同等クラスの共用サーバーよりも高性能なサーバーを構築することが可能になります。

VPSは共用サーバーよりも自由度が高い

サーバーを共有している他のユーザーの影響を受けづらい

また、自分専用の領域を持っているので、基本的にサーバーを共有している他のユーザーの影響を受けることはありません。

専用サーバーより料金が安い 

しかも、専用サーバーのように、1台のサーバーを占有しているわけではないので、専用サーバーに比べると料金は安くなります。

あくまで目安ですが、専用サーバーが月額数万円程度なのに対して、VPSでは月額1000円程度からつかえるものもあります。

コスパがいい

VPSは、同価格帯の共用サーバーに比べてコストパフォーマンスがいいといわれています。※つまりスペックが高い。

VPSのメリット
  • 共有サーバーよりも自由度が高い
  • サーバーを共有している他のユーザーの影響を受けづらい
  • 専用サーバーより料金が安い コスパがいい

VPSのデメリット

デメリットとしては、まずVPSはある程度の専門知識が必要だということです。

メンテナンスなども自分で行なう必要があるので、初心者には少しハードルが高いサービスとは言えそうです

また、性能がよく自由度が高いと言っても、専用サーバーほどではありません。

VPSのデメリット
  • 専門知識が必要
  • メンテナンスなども自分で行う必要がある

VPSの用途 個人利用でVPSは何ができる?

VPSというと、ビジネスでの利用を思い浮かべる人も多いと思いますが、個人であってもできることは色々とあります。

VPSでできること

VPSは、自分の好きなようにサーバー環境を構築できます。

VPSは例えば、以下のような用途に利用できます。

  • ストリーミングサーバーを構築
  • オンラインゲーム用のサーバーを構築
  • ブログ、Webサイトを構築
  • FX、仮想通貨の自動売買

例えば、ストリーミングサーバーを構築して、お気に入りの映像や音楽を置いておくことで、いつでも好きな時にストリーミング再生させて楽しむことができます。

その他にもファイルサーバーやオンラインゲーム用のサーバーを構築することもできます。

もちろん、ブログやWebサイトを構築することも可能です。

前述したように、VPSならかなり高性能なWebサーバーを構築することが可能です。

また、仮想デスクトップサービスを利用してFXなどの自動売買をおこなうサーバーを構築することも可能になります。

VPSを使ってFXの自動売買をする方法


共用サーバーとVPSの違い

一般的にレンタルサーバーというと共用サーバーのことを指すことが多いです。

共用サーバーは1台のサーバーを複数のユーザーで共有してレンタルしているサーバーのことです。

※共有サーバーと呼ばれることもあります。

共用サーバー:1台のサーバーを複数のユーザーで共有してレンタルしているサーバーのこと。

共用サーバーの特徴

  • 低価格
  • 手軽に利用できる
  • サーバーを共有しているので他のユーザーの影響を受ける

一方、VPSには以下のような特徴があります。

  • ユーザーがサーバー環境やアプリケーションなどを自由に構築できる
  • 共用サーバーと違い他のユーザーの利用状況の影響を受けない
  • ある程度の知識が必要

●どんな人に向いてる?

共用サーバーはサーバーを手軽に低価格で利用したいという方に向いていますが、VPSはサーバーを自由に構築したいという方に向いています。

  • 共用サーバーサーバーを手軽に低価格で利用したいという方に向いている
  • VPSサーバーを自由に構築したいという方に向いている
専用サーバー

専用サーバーは、サーバーをまるごと一台かりるレンタルサーバーのことになります。

サーバーをまるごと専有できるので自由度は非常に高いです。

ただし、トラブルや障害が発生したときは自力で解決しなければならない、導入・運用コストが高いというデメリットもあります。

大規模なサイトや大量アクセスが見込まれるサイト以外で導入するのはリスクが高いといえるかもしれません。

●関連記事

自宅サーバーってどうなの? メリット・デメリットは?

共用サーバー、専用サーバーとVPSの違いをまとめると以下のようになります。

共用サーバーVPS専用サーバー 
手軽さ手軽に利用できるある程度知識が必要高い専門知識が必要
自由度低い自由にサーバーを構築できるVPSよりも自由度高いい
価格比較的低価格共用サーバーより若干高めだがコスパはいい導入・運用のコストが高い
向いている人レンタルサーバー初心者
手軽にサーバーを利用したい人
自由にサーバーを構築したい人
他のユーザーの影響を受けたくない人
ある程度サーバーの知識がある人
大規模なWebサイト、大量アクセスが見込めるサイトを運営する人

前述したように、一般的にレンタルサーバーというと共用サーバーのことになります。

個人など手軽にサーバーを利用するなら共用サーバー、ある程度の知識があって自由にサーバーを構築したい方はVPSが向いているといえます。

料金や性能の見方、プランの選び方

VPSの料金はCPUコア数・メモリ容量・ディスク容量・転送量などのリソース構成で決まります。

安価なプランは月額数百円から利用できますが、負荷の高い用途では月額数千円〜数万円になることもあります。

用途に応じて必要なメモリやCPUを見積もり、バックアップやサポートの有無もコストに含めて比較しましょう。

代表的な用途別の目安料金と向いているプランを簡単にまとめた表

用途目安料金向いているプラン
個人ブログや小規模サイト月額数百円〜1,000円程度。メモリ1〜2GB、ディスク容量はSSDで十分。
中規模のWebアプリやECサイト月額1,000〜5,000円程度。メモリ4GB以上、CPUコア多めが望ましい。
高負荷なアプリやデータ処理月額5,000円以上の場合あり。専用に近いリソース割当や高I/Oのディスクを選択。

運用とセキュリティで押さえておくべきポイント

VPSは自由にできる反面、セキュリティ対策やバックアップは利用者の責任になります。

定期的なソフトウェア更新や不要サービスの停止、適切なファイアウォール設定が基本です。

またバックアップの自動化やログ監視、アクセス制御を組み合わせると運用負担が軽減されます。

運用時に優先して確認しておきたい項目

  • OSやソフトの定期アップデートを自動化する。 脆弱性対策の基本です。
  • SSH鍵認証の導入やパスワード認証の停止。 認証強化は侵入防止に有効です。
  • 定期バックアップと復元テストを行う。 バックアップだけでなく復元確認が重要です。
  • ログ監視とアラート設定を実装する。 異常検知で早期対応が可能になります。

用途別おすすめVPSサービス

用途別のおすすめVPSサービスになります。

VPS選びの参考にしてみてくださいね。

初心者のおすすめのVPS

初心者におすすめのVPSサービスは以下になります

初心者におすすめのVPS4選

ConoHa VPS : ARK、マイクラ、Rustなどゲーム用テンプレートが豊富。VPS初心者にもおすすめ。

さくらのVPS : 初心者向けのコンテンツが豊富でサポートも充実。

エックスサーバーのVPSサーバー : コスパが良くておすすめ。用途に合わせてイメージも充実。

メモリ1GBあたりのコスパで比べたら「KAGOYA CLOUD VPS」 : スペック変更(スケールアップ)や大容量にも対応。柔軟性が魅力。

関連:VPSを選ぶときの4つのポイント

FX自動売買におすすめのVPS

FX自動売買には、FX自動売買専用のVPSがおすすめです。

FX専用VPS[お名前.comデスクトップクラウド

FXに最適!

超高速かつ24時間安定稼働!FX専用VPS【お名前.com デスクトップクラウド】

お名前.com デスクトップクラウド

●シンクラウドデスクトップ for FX

レンタルサーバーの国内最大手のエックスサーバーを運営するエックスサーバー株式会社の運営になるシン・クラウドデスクトップfor FXです。

2023年7月25日リリースのまだ新しいサービスになります。

レンタルサーバーのエックスサーバーがベースになっているので、馴染みやすいという方は多いかもしれません。

こちらもFXの自動売買専用なので、その用途にはおすすめのVPSになります。

シンクラウドデスクトップ for FX

●関連記事

Windows Serverが使えるVPS

  • 既存のシステム(端末)がWindowsである
  • マイクロソフトofficeなどマイクロソフト製品を使いたい
  • 端末の一元管理がしたい
  • FX自動売買がしたい
  • テレワーク用のWindows環境がほしい

などの場合はWindows Serverの利用がおすすめです。

●Windows Serverが使えるVPSサービス

仮想デスクトップサービス『Xserver クラウドPC』

有名レンタルサーバー5社の口コミ・評判

サーバー利用が初めての方は、必ずしもVPSである必要はありません。

初めてブログを開設する場合などはレンタルサーバーサービスで共用サーバーを利用するのが一般的です。

以下は有名レンタルサーバーサービス5社の口コミ・評判をまとめた記事になります。

気になる記事があったら読んでみてくださいね。

仮想デスクトップサービス『Xserver クラウドPC』

VPSとは?共有サーバーや専用サーバーとの違いは? まとめ

というわけで今回は「VPSとは?共有サーバーや専用サーバーとの違いは?」についてお伝えしました。

VPSはバーチャル・プライベート・サーバーの略で日本語では「仮想専用サーバー」と訳されます。

VPSは1台のサーバーの中に、仮想的に複数のサーバーを構築するので、ユーザー同士はお互いに影響を受けづらく、自分の領域が確保されているのでその中での自由度が高いというメリットがあります。

デメリットとしては、ある程度の専門知識が必要になるということと、メンテナンスなどを自分で行なう必要があるということです。

VPSは、ちょうど共有サーバーと専用サーバーの間の位置づけになります。

なかなか個人での利用をイメージしづらいVPSですが、個人でできることも色々あるので併せてご紹介しました。

というわけで今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【レンタルサーバー会社一覧】