なるべく費用を抑えてVPSを利用したい
という方もいるかもしれません。
格安のVPSサービスは、確かにコストを抑えることは可能ですが、場合によってはデメリットもあります。
今回は「安いVPSサービスのメリット・デメリットは? どんな用途に向いてる?」についてお伝えします。
安いVPSサービスのメリット・デメリットなどが知りたい方は記事を読んでみてくださいね。
VPSの利用料金はどれくらいかかる? 相場は?
VPS(仮想専用サーバー)の利用料金は、選ぶプランやスペックによって大きく変わってきます。
VPSサービスにもよりますが、メモリやCPU、ディスク容量などの性能によって月額数百円から数千円まで幅広く用意されているのが一般的です。
また、Windows ServerやLinux環境といったOSの種類によっても料金に差が出てきます。
Windows Serverの場合は、ライセンス料がかかるので、Linux系OSよりも料金が高くなっています。
※使い方によりますが、従量課金を採用しているVPSなら月額料金をかなり安く抑えることが可能な場合があります。
安いVPSのメリット
安いVPSを利用する最大のメリットは、コストパフォーマンスの高さです。
初期投資を抑えつつ、自分専用のサーバー環境(仮装デスクトップやリモートデスクトップとして利用可能)を持てるのが魅力です。
単純に、月の利用コストを安く抑えられるので、なるべく費用をかけたくないという人にはおすすめにはなります。※ただし極端に安いVPSサービスはサポートが微妙な場合もあるので注意が必要です。
Linux環境を試してみたい初心者や、FX自動売買など特定の用途にだけ使いたい方にとって、気軽に始められる点もメリットといえるでしょう。
安いVPSのデメリット
安いVPSには、注意すべきデメリットも存在します。
まず、メモリやCPUなどのスペックが控えめなため、複数のアプリケーションを同時に動かすと動作が遅くなったり、FX自動売買のような24時間稼働が求められる用途には不十分な場合があります。
また、サポート体制が最小限に設定されていることも多く、トラブル発生時の対処も自分で行う必要がある場合もあるのでよく確認しましょう。
Windows Serverが使えるプランでも、安価なものほどリソース制限が厳しい場合があるので注意が必要です。
安いVPSはどんな人に向いてる?
安いVPSが向いている人は以下のような人が考えられます。
- 専用サーバーほどの高負荷な使い方をしない個人
- 小規模ビジネスの方
- 趣味でLinux環境を触りたい方
- Webサイトやブログの運営
- FX自動売買のテスト運用をしたい方
- 仮装デスクトップやリモートデスクトップを安価に体験したい初心者の方
基本的には、サーバー管理やトラブル対応にある程度慣れている方のほうがより安心して使えます。
※格安VPSサービスでは、サポートが不十分な場合があるので注意しましょう。
安いVPSはどんな用途に向いてる?
コストをおさえたVPSは、多くのライトな用途に向いていると言えます。
- 小規模なWebサイトやブログの運営
- 個人用メールサーバー
- 開発・テスト環境の構築
- FX自動売買の稼働
ちょっとしたアプリケーションの実行や勉強目的でのサーバー構築にも活用されています。
ただし、高トラフィックサイトや業務系の安定運用には不向きといえるかもしれません。
格安料金のおすすめVPS
格安VPSを探している方には、
がおすすめです。
どちらもリーズナブルな価格設定でありながら、信頼性や速度にも定評があります。
Linux環境からWindows Serverまで選べるプランも豊富です。また、管理パネルが使いやすく、リモートデスクトップ設定もスムーズに行えます。
Windows Serverが使えるVPSサービス
FX自動売買の用途にも人気があり「初期費用無料」で、お得なキャンペーンも充実していますので、ぜひ比較検討してみてください。
FX自動売買用途であれば、以下のVPSサービスもおすすめです。
FX自動売買におすすめVPSサービス3選
- お名前.com デスクトップクラウド FX自動売買専用VPS
- シンクラウドデスクトップ for FX FX自動売買専用VPS
- FX自動売買におすすめ【ABLENET VPS】
用途別おすすめVPSサービス
用途別のおすすめVPSサービスになります。
●WordPress用高速Webサーバー
WordPress(ワードプレス)を高速で動かしたいという方は、WordPressの高速実行環境「KUSANAGI」がおすすめです。
ConoHa VPSなら、プライム・ストラテジー社公式認定のKUSANAGIかんたん管理ツール「KUSANAGI manager」が用意されているのでコマンド操作が不要でKUSANAGIの設定が行えます。
●Minecraft用のマルチサーバー
Minecraft(ゲーム)用のマルチサーバーにおすすめなVPSサービスは
- Xserver for GAME
- ConoHa for GAME
になります。
●Xserver for GAME
人気オンラインゲームのMinecraft用にマルチサーバーを構築したいという方は、Mincraft用のマルチサーバーが構築できるアプリイメージが用意されているXserver for GAMEがおすすめです。
エックスサーバーVPSではMinecraft以外にも以下のゲーム用マルチサーバーが構築できるイメージが用意されています。
- ARK
- Assetto Corsa
- CS:GO
- Factorio
- Project Zomboid
- Rust
- Term Fortress 2
- Terraria
- Valheim
- 7Days to Die
●ConoHA for GAME
ConoHa for GAMEでは、テンプレート機能を使って簡単にMinecraft用のマルチサーバーを立てることができます。
また、Minecraft用のマルチサーバーの立て方を解説したわかりやすい記事もあり、初心者の方でも大丈夫なように配慮されています。
FXの自動売買用サーバー
FXの自動売買用サーバーのおすすめVPSサービスは
になります。
どちらも「FX自動売買専用」とありFXの自動売買用に特化したVPSサービスになります。
初心者向けVPSサービス
初心者向けのVPSサービスは、当たり前ですが初心者の方に配慮された記事や解説があってわかりやすいところがいいですね。
●おすすめ初心者向けVPSサービス
●さくらのVPS
VPSの初心者向けのコンテンツがあるVPSサービスとしてはさくらのVPSがあります。
「ネコでもわかる!さくらのVPS講座」はVPSを理解するのにおすすめです。
●カゴヤ・ジャパン
KAGOYA CLOUD VPSもVPSの活用方法を解説した記事が充実しています。
●エックスサーバーVPS / ConoHa VPS
エックスサーバーVPSとConoHa VPSは、用途別に用意されたイメージやテンプレートで初心者の方でも目的のサーバーが構築できるようになっています。
VPSサービス
気になるものがあったら公式サイトをチェックしてみてくださいね。

・VPSの用途別にセットアップされたサーバーが選べるのでサーバー運用初心者でもわかりやすい
・仮想化技術「KVM」を使用し、仮想サーバ環境の独立を実現
・各仮想サーバに100Mbps共有回線を提供
公式サイトは、VPSについての解説もとてもわかりやすいので、初心者にもおすすめです。
とりあえずVPSについて勉強するのにもちょうどいいので、チェックをおすすめします。
さくらのVPS
「WebARENA SuitePRO V4」はNTTPC(株式会社NTTPCコミュニケーションズ) のVPSサービスです。 スペックは最大でCPU仮想8コア、メモリ32GB、ディスク容量4,100GBまで 規模に合わせて簡単にスペックUP可能。


MT4が使えるVPS
●MT4が使えるおすすめVPS
●シンクラウドデスクトップ for FX
レンタルサーバーの国内最大手のエックスサーバーを運営するエックスサーバー株式会社の運営になるシン・クラウドデスクトップfor FXです。
2023年7月25日リリースのまだ新しいサービスになります。
レンタルサーバーのエックスサーバーがベースになっているので、馴染みやすいという方は多いかもしれません。
こちらもFXの自動売買専用なので、その用途にはおすすめのVPSになります。
●関連記事
●ConoHa for Windows Server

テレワーク利用者満足度NO1 ※日本マーケティングリサーチ機構による調査
FXの自動売買にもおすすめ!
ConoHa for Windows Server
ウィンドウズサーバー(Windows Server)が使えるVPS
●お名前.com デスクトップクラウド
FXの自動売買におすすめ!

●シンクラウドデスクトップ for FX
Xserver(エックスサーバー)のグループ会社であるシンクラウド株式会社が提供するFX自動売買専用のVPSサービス。

●さくらのVPS

●クラウドVPS by GMO

●WebARENA Indigo

●KAGOYA CLOUD VPS

メモリ1GBあたりのコスパで比べたら「KAGOYA CLOUD VPS」
関連記事
今回の記事の関連記事になります。
気になる記事があったら読んでみてくださいね。
- XserverクラウドPCの用途って? 何ができるの?
- 個人向けクラウドPCのおすすめ2選! 出先でWindowsが使えて超便利!
- FX自動売買用VPSサービスの選び方
- VPSにはどんなセキュリティリスクがある?その対策は?
- 仮想デスクトップのセキュリティリスクは?どんな対策がある?
- 【VPSサービス別】比較・解説記事をまとめました
- 【KAGOYA CLOUD VPS】マイクラ、ArkなどのゲームサーバーにもおすすめのVPSサービスを解説
- SSHとは? Telnet、SSLとの違いと認証の仕組みをわかりやすく解説
- デスクトップクラウドとは?個人向け仮想デスクトップが使えるクラウドサービスは?
- VPSを使ってFX自動売買するときのよくある疑問
- Windows Serverで追加ライセンス料金が必要な時とその価格
- Xserver(エックスサーバー)VPSとは? マイクラ、Arkにおすすめの理由は?
- シンVPSとXserver VPSを徹底比較!それぞれどんな人におすすめ?
- シンVPSとは?料金格安でハイスペックなサーバーの口コミ・評判は?
- Windows Serverにはどんな種類があるの?それぞれどう違う?
- Windows Serverとは?その特徴やLinuxとの違い
- Moodleがインストールできるおすすめレンタルサーバー・VPS
安いVPSサービスのメリット・デメリットは? どんな用途に向いてる? まとめ
というわけで今回は「安いVPSサービスのメリット・デメリットは? どんな用途に向いてる?」についてお伝えしました。
安いVPSサービスは、かかるコストを安く抑えることができるというメリットがある反面、サポートが不十分などのデメリットもある場合があります。
極端に安いVPSサービスの場合は、特によく確認しましょう。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。