LAMP環境って何?
という方もいるかもしれませんね。
VPSの用途で開発環境というのがありますが、LAMP環境とはこの開発環境のことになります。
今回は「LAMP環境とは?Webシステムの開発に使うメリット・デメリット」についてお伝えします。
LAMP環境って何?という方は記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約6分で読めます。
●LAMP環境とは
- Linux
- Apache
- MySQL
- PHP
の組み合わせで構築された環境のこと。
●LAMP環境のメリット
- コストがかからない
- 情報が多い
- 汎用性が高い
LAMP環境とは
LAMP環境とは、
- Linux
- Apache
- MySQL
- PHP
の頭文字をとった略称のことです。
つまりLAMP環境は、これらの組み合わせで構築された環境のことになります。
それぞれ説明していきますね。
Linux
Linuxは、いわゆるサーバーOSになります。
Linuxは、1991年にリーナス・トーバルズによって開発されました。
Unixを参考に開発されたのでUnix系OSともいわれたりしますが、厳密には別にOSになります。
Linuxの系列のOSをLinux系OSともいいます。
Linuxは、オープンソースとして提供されていて、無料で利用することができます。
前述したようにUnikを元にしているのでUnixと互換性があるなどの特徴があります。
●Linuxのその他の特徴
- ネットワーク機能に優れている
- セキュリティが強い
- 性能の低いコンピュータでも動作する
- 安定性が高い
- CUIで操作する ※
という特徴があります。
※Linux系OSは、基本的にCUIと呼ばれるコマンドライン(サーバー操作用の黒い画面)にコマンドを入力することで操作します。
オープンソースなのでコストが抑えられるということもあって、Windows系OSなどと比べても人気があり様々な企業システムのOSとして利用されています。
Apache
Apache(アパッチ)は、Webサーバーソフトになります。
単に「Webサーバー」と言ったりもします。
Webサーバーソフトとは、コンピュータをWebサーバーとして機能させるソフトのことになります。
Web上にサイトを公開するにはWebサーバーが必要になります。
Apacheは、現在、世界で最も使われているWebサーバーソフトになります。
※2024年1月時点ではNginXがシェア率NO1となっています。
参考:【2024調査】Webサーバーの人気シェアランキング【日本/海外、Nginx/Apache】 | マニュオン (wp-search.org)
Apacheの特徴としては、
- 動作環境の安定性が高い
- 機能が豊富
- 対応できるソフトウェアが多い
などがあります。
MySQL
MySQL(マイエスキューエル)は、いわゆるデータベースソフトになります。
MySQLもオープンソースになります。
MySQLは、RDBMSの一つといわれたりしますが、このRDBMSとは「リレーショナルデータベース管理システム」のことになります。
リレーショナルデータベースとは、データベースのうち、データを表(テーブル)の構造で管理するもののことです。
つまり、MySQLは
リレーショナルデータベース(データの管理を表(テーブル)の構造で行う)を管理するシステム
ということになります。
MySQLには、
- 処理速度が速い
- 拡張性に優れている
などの特徴があります。
PHP
PHPは、サーバーサイドで使用するプログラミング言語になります。
サーバーサイドとは、そのまんま”サーバー側”という意味です。
つまりPHPは、サーバー側で使われる言語ということですね。
PHPもオープンソースになっています。
PHPには
- 動的なページが作成できる
- 文法がわかりやすい
- テキストベースで開発出来てコンパイル(※)が不要
などの特徴があります。
※コンパイル:作成されたソースコードをコンピュータが実行可能な形式に変換すること。
頭文字が”P”のプログラミング言語としては他にPerl(パール)、Python(パイソン)があります。
LAMP環境で何ができる
LAMP環境のそれぞれのソフトはオープンソースになります。
LAMP環境は、オープンソースの組み合わせで構築された環境のこと、ということになります。
ではこの「環境」で一体なにができるのでしょうか。
LAMP環境は開発環境として使われる
LAMP環境は、Webサービスの開発をするときの開発環境として使われます。
●開発環境とは
では開発環境ってなに?ということなんですが、
プログラミングにおいて開発環境とは、システムやソフトウェアなどを開発するために構築された環境のことをいいます。
具体的には、ソフトウェアの組み合わせであったり、パソコンなどのハードも開発環境に含まれます。
Webシステムなどを開発するための作業環境といってもいいかもしれません。
LAMP環境のメリット
LAMP環境のメリットとしては
- コストがかからない
- 情報が多い
- 汎用性が高い
などがあります。
コストがかからない
LAMPを構成するものは全てオープンソースなので、無料で利用できるということが大きなメリットになります。
このことによって、開発にかかるコストを抑えることができます。
情報が多い
LAMPを構成しているそれぞれのソフトは、世界でも多く使われているので、Web上に情報が多いというメリットがあります。
また、セミナーや勉強会など情報共有、交換の場が多いというところもあります。
以上のことからLAMP環境については、勉強しやすいということもいえるかもしれません。
汎用性が高い
LAMP環境は、それぞれの要素がオープンソースということもあって開発環境の自由度が高いということがあります。
汎用性が高いので、開発環境の制約が少なく自由な開発が可能になるというメリットがあります。
LAMP環境のデメリット
LAMP環境のデメリットとしては、これはオープンソースのデメリットとも重なるんですが、
- 保証・サポートがない
- 運用上のリスクが大きい
というデメリットがあります。
保証・サポートがない
例えば、OSならWindows系OSのようにサポート・保証がありません。
なので、なにかトラブルなどがあった場合には自分で解決する必要があります。
ただ、有料でサポート行っている会社のあるので、どうしてもサポートが必要という場合は、検討してみるのもいいと思います。
運用上のリスクが大きい
保障やベンダー企業によるサポートがないので、運用について何かあっても自分で解決する必要があります。
サポートがない状態での運用になるので、トラブル時のリスクが大きいとは言えます。
LAMP環境は定番
LAMP環境は、Web開発におけるスタンダードな構成として、多くの開発者や企業で利用されています。
前述しているように、LAMPとは、Linux(リナックス)、Apache(アパッチ)、MySQL(マイエスキューエル)、PHP(ピーエイチピー)の頭文字を取ったもので、Webアプリケーションを構築するための基本的なサーバー環境です。
特に、オープンソースで無料で利用できることから、コストを抑えつつ信頼性の高い仕組みを作れる点が大きな魅力です。
また、それぞれのソフトウェアが組み合わせやすく、幅広い業界やサービスで採用されています。
LAMP環境の主な構成要素を下記の表にまとめます。
| 構成要素 | 役割 | 補足解説 |
|---|---|---|
| Linux | OS(基本ソフトウェア) | Webサーバーが動作する土台となるシステム |
| Apache | Webサーバー | Webブラウザとやり取りを担当するソフト |
| MySQLまたはMariaDB | データベース管理 | データの保存や管理、検索に使うソフト |
| PHP | プログラミング言語 | Webページの動的な処理(データ取得・表示など)を実現 |
このように、LAMP環境は初心者から経験者まで幅広く利用されており、難しい専門知識がなくても始めやすい環境となっています。
また、世界中に利用者が多いことから、トラブル時の情報やサポートも豊富です。
今後Web開発を行う上で、LAMP環境をマスターしておくととても役立ちます。
LAMP環境の構築方法
LAMP環境の構築方法は、
- サーバーを用意する
- Apache、MySQL、PHPをインストール
- サーバーを起動
という手順で構築できるんですが、各ソフトのインストールや設定などに手間がかかります。
VPSサービスによっては、テンプレートなどで簡単にLAMP環境を構築できるものもあるので、そういったサービスを利用するのが簡単でおすすめです。
もちろん、勉強、経験のためにインストール、設定などからやってみるというのはアリだと思います。
LAMP環境が簡単に構築できるVPSサービス
以下のVPSサービスは、テンプレートなどでLAMP環境が簡単に構築できるサービスになります。
手間なく簡単にLAMP環境を構築したい方は参考にしてみてくださいね。
コントロールパネルから簡単にLAMPサーバーの追加ができます。
1時間以上かけてPHPやMySQLなどのインストールや設定をする手間なくLAMP環境を導入が可能です。
Xserver VPSもOS・アプリイメージが豊富で、開発用のLAMP環境が簡単に立ち上げることが可能です。
サービスに合わせたイメージを選択することで、サーバー作成と同時にOSのインストールや用途に合わせたサーバー構築が完了できます。
●KAGOYA CLOUD VPS
簡単アプリケーションセットアップという機能があります。
OSテンプレートとアプリケーションを選択するだけで、簡単に希望の環境を構築することができます。
※LAMP環境構築用のパッケージの他に、WebサーバーをNginXにしたLEMPという環境のパッケージもあります。
わかりやすくサーバー管理、VPSについての様々なことが学べるコンテンツ「サバ管への道!VPS道場」もおすすめです。※LAMP環境構築について解説した記事もありますよ。
メモリ1GBあたりのコスパで比べたら「KAGOYA CLOUD VPS」
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LAMP環境とは?Webシステムの開発に使うメリット・デメリット まとめ
というわけで今回は「LAMP環境とは?Webシステムの開発に使うメリット・デメリット」についてお伝えしました。
LAMP環境はOS、Webサーバー、MySQLなど一つずつインストールして設定する方法もありますが、VPSサービスの機能を使えばLAMP環境を簡単に構築することも可能です。
以下は、今回紹介した。LAMP環境が簡単に構築できるテンプレートなどがあるVPSサービスになります。
気になったVPSがあったら公式サイトをチェックしてみてくださいね。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。