MacでWindowsを使いたい
という人もいるかもしれませんね。
Macといってもマクドナルドのことではありません。
ここでいうMacは、米国のアップル社が開発、販売を行っているパーソナルコンピュータMac(マック:マッキントッシュ)のことになります。
Mac仕事ではWindowsを使っているけど、家では実はMacユーザーという方もいると思います。
テレワークが浸透してきた現代では、家のMacでWindowsを動かしたいということも出てきますよね。またWindowsでしか使えないソフトを使いたいということもあると思います。
というわけで今回は「MacでWindowsを使う(動かす)2つの方法」についてお伝えします。
MacでWindowsを動かしたい、という方は記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約7分で読めます。
MacでWindowsを動かすとき
MacでWindowsを動かす必要が出てくるときとは、どんな時があるのでしょうか。
使いたいアプリ、ゲームなどがWindows版しかない
仕事先ではWindowsを使っていて、持ち帰りで家でWindowsを使いたいとき
などが考えられます。
基本的に、MacユーザーなのにWindows環境が必要になったときということになりますね。
MACでWindowsを動かす
MacでWindowsを動かす方法は、
- MacにWindowsをインストールする
- ネットワーク上でWindowsを動かす
というのがあります。
MACでWindowsを使う方法1 MacにWindowsをインストールする
Macに構築した仮想環境にWindowsをインストールする方法になります。
仮想化ソフトParallelsを使う
「Parallels Desktop」というソフトを使うことでWindowsの仮想環境を作ることができます。
仮想環境とは、物理的なハードウェア(この場合Mac)の中に仮想的に構築した環境のことです。
「Parallels Desktop」を入手することでWindowsをダウンロード、インストールすることができます。
サインイン後にWindowsをMac上で使用することができます。
Windowsでしか開けないファイルを開いたり、Windows用のゲームなどをMacで楽しめるようになります。
Macで「Windows」をアプリのように使う感覚に近いかな、と思います。
価格は
10400円~
ということで、販売サイトを見ると「110,682 円分お得」ということになっています。
※期間限定のようです。個人的にはこういう”あおり”のような不自然(?)な表記や数字のカウントダウンなどあまり好きではない(販売ページ参照)のですが、Parallelsを使う方法は割とポピュラーな方法ということでネットでも多く紹介されています。
注意点としては、
- 元のMacのスペック以上にはならない
- ある程度のスペックが必要になる
- Windows購入費用は別にかかる
ということです。
コストとしては、Windowsの購入代金も含めると3万円ほどでWindows環境が使えるということになります。
元Macのスペックについては16GB以上のMacが望ましいという情報もありました。
「Boot Camp」というソフトを使うことで、MacでもWondowsが起動できるようになります。
この方法は、上記のいわゆる”仮想化”を使った方法とは異なります。
「Boot Camp」はアップル社が開発したソフトで、低コストでWindowsを高速で動かせるとして非常に便利な方法です。
MacでWindowsを動かすのには、こちらも一つの方法になります。
ただ、2020年の後期以降の一部のモデルから、アップルはMacのintelプロセッサをAppleシリコンに移行を始めたんですね。
で、Appleシリコンを搭載したMacは「Boot Camp」に非対応になっているんです。
なので、最終的には「Boot Comp」はMacでは使えなくなる可能性が高い、ということになります。※intel搭載のMacでは使えます。
Appleサポートの参考ページ
MACでWindowsを使う方法2 ネット上でWindowsを動かす
もう一つの方法は、ネット上でWindowsを動かすという方法です。
どういうことかというと、VPSを使ってサーバーにWindows環境を構築しそこにアクセスしてWindowsを動かす(Windows環境で作業する)ということになります。
Office系の書類を自宅のMacで作成したい、という方によくおすすめされている方法になります。
基本的に、WindowsのVPSサービスで利用可能ですが、
ConoHa for Windows Serverでは、Mac用のリモートデスクトップ接続アプリを使って「ConoHa for Windows Server」に接続することで、Windows環境で作業をすることができます。
この方法のメリットとしては
- ネット環境さえあれば、場所や時間を選ばない
- 手元のパソコン(Mac)のスペックが低くても問題ない
- 24時間稼働が可能
- Windowsのスペックが必要に応じて選べる
ということがあります。
反面、
- コストが高い
- ネット環境がないところでは使えない
というデメリットもあります。
●番外編
番外編としてMacではなくWindowsの実機を購入するという方法も考えられます。
用途にも寄りますが、長期的にWindows環境が必要な場合は、VPSなどを利用してMacで操作するよりも実機を購入した方がコストを抑えられることがあります。
もちろんVPSではリモートデスクトップ接続の便利さもあるのでそこも含めて考える必要はあります。
ConoHa for Windows Server
「ConoHa for Windows Server」はテレワークにも最適な
24時間安定稼働
超高速・高品質
のVPSになります。
VPSとは、仮想専用サーバーと訳されます。
VPSは、1台のサーバーに複数の仮想的な専用サーバーを構築します。
専用サーバーよりもリーズナブルな料金で専用サーバーのように利用できます。
ConoHa for Windows Serverの特徴
ConoHa for Windows Serverの特徴としては、
- 初期費用が無料
- SSDを標準搭載で超高速
- ネット環境があればいつでも接続できる
- Microsoft Officeが利用できる
- 簡単に始められる
などがあります。
例えば、テレワークを導入する際の
- Macのパソコンしか持っていない
- パソコンのスペックに不安がある
- 自分のパソコンに会社のデータなどを残したくない
などの問題も「ConoHa for Windows Server」で解決できます。
料金はVPS割引きっぷ(長期割引プラン「3か月以上」)で最大10%OFFになります。
★VPS割引きっぷ 36か月契約 WIN1GBの場合
初期費用無料
月額1077円
メモリ:1GB
CPU:2コア
SSD:100GB
ConoHa for Windows Server
ConoHa for Windows Serverのデメリット
いい感じのConoHa for Windows Serverですがデメリットもあります。
デメリットとしては、
- サーバーの管理が必要になる
- 月額費用に加えてライセンス料金がかかる
- ある程度のサーバーに関する専門知識が必要
ということがあります。
VPSではサーバー管理者権限も提供されるので、逆に言えばサーバーの管理が必要になります。※ただ特殊なことをしなければわかりやすいマニュアルで簡単にサーバーの構築ができます。
あと、月額費用にプラスしてライセンス料金がかかるということはあります。※リモートデスクトップ(RDS)SAL、Microsoft Office SALなど
また、サーバー管理についてのある程度の知識は必要にはなります。
VPSサービス
●シンクラウドデスクトップ for FX
レンタルサーバーの国内最大手のエックスサーバーを運営するエックスサーバー株式会社の運営になるシン・クラウドデスクトップfor FXです。
2023年7月25日リリースのまだ新しいサービスになります。
レンタルサーバーのエックスサーバーがベースになっているので、馴染みやすいという方は多いかもしれません。
こちらもFXの自動売買専用なので、その用途にはおすすめのVPSになります。
●関連記事
「WebARENA SuitePRO V4」はNTTPC(株式会社NTTPCコミュニケーションズ) のVPSサービスです。 スペックは最大でCPU仮想8コア、メモリ32GB、ディスク容量4,100GBまで 規模に合わせて簡単にスペックUP可能。


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MacでWindowsを使う(動かす)2つの方法 まとめ
というわけで今回は「MacでWindowsを使う(動かす)2つの方法」についてお伝えしました。
Macユーザーの方でもWindowsを使う必要が出てくることがありますよね。
実はご紹介した以外の方法もなくはないようですが、中でも割と一般的な方法をザックリとですがご紹介しました。
参考にしていただければ幸いです。
では、今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。