Googleアドセンスに審査申請して「有用性の低いコンテンツ」として不合格になることってありますよね。
こっちは有用性が高いと思って書いてるんだよ!
とついつい思ってしまいます。
そもそも「有用性の低い」という言い方が非常に漠然としているんですね。
なんともモヤモヤしてしまいます。
というわけで、今回は「【有用性の低いコンテンツ】って何よ。じゃあどうしたらいいの?」について考えていこうと思います。
Googleアドセンス審査結果の「有用性の低いコンテンツ」にモヤモヤしている方は、記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約6分で読めます。
有用性の低いコンテンツとは
まず、有用性が低いコンテンツとはどんなコンテンツのことをいうのでしょうか。
これは、あなたのサイトがなぜ「有用性の低いコンテンツ」と判断されたかにつながります。
Googleの説明によると「有用性の低いコンテンツ」とは、ユーザーにとって価値が低いコンテンツ、と説明しています。
また、分かりづらいということも、ユーザーにとっては有用性が低いといえます。
なぜなら、わかりづらいことでその記事の本来の価値をユーザーに伝えることができないからです。
つまり「有用性の低いコンテンツ」とは、
- ユーザーにとって価値が低い
- わかりづらい
ということになります。
でも、これでもなんだか漠然としてますよね。
「わかりづらい」はなんとなくわかるんですが、
ユーザーにとって価値が低い
これがよくわからない。
これはユーザーがどんな人かが分からないからです。
自分の書いたコンテンツがなぜ「有用性の低いコンテンツ」と判断されたのか、を知るにはまず
自分の書いた記事を読む人、つまりユーザーがどんな人かをハッキリさせる必要があります。
ユーザーがどんな人かをはっきりさせる
「ユーザーにとって価値が低い」コンテンツがどうして漠然としてよくわからないのかというと、
ユーザーがどんな人かによって価値のあるコンテンツが変わる
からなんですね。
なので、ユーザーがどんな人かということをはっきりさせます。
次のことを考えます。
その記事はどんな人が読むのか
その記事はどんな人が読むのか
例えば、
- 猫を飼いたい人
- 車が好きな人
- 転職を考えている人
- 投資の情報を探している人
など、その記事に関心をもって読むのはどんな人か(またはどんな人を想定しているのか)ということです。
ここでは例えば
猫を飼いたい人だとします。
つまり、
ユーザーは「猫を飼いたい人」です。
どんな人がその記事を読む(と想定している)のか。
猫を飼いたい人
です。
ユーザーのために書かれているか
次に、その記事はユーザーのために書かれているかを考えます。
この場合、
その記事は猫を飼いたい人のために書かれているか
ということになります。
例えば、猫を飼いたい人にとって、金魚の情報は「有用性の低いコンテンツ」になります。
猫を飼いたい人にとっての有用性の高いコンテンツは、例えば
- 猫の飼い方を伝えるコンテンツ
- 猫の餌に関するコンテンツ
- 猫のしつけの関するコンテンツ
などが考えられます。
コンテンツが猫の飼い方を伝えるコンテンツなら、猫を飼いたい人にとっては「有用性の高いコンテンツ」になります。

では、どうしたらいいか
「有用性が高いコンテンツ」の定義がわかったところで、どうすればいいかがわかります。
サイトのコンテンツを有用性の高いコンテンツにすればいい、ということ。
つまり
ユーザーにとって役に立つコンテンツにすればいい
ということです。
ユーザーにとって役に立つコンテンツにすればいい
役に立つコンテンツ:ユーザーにとって価値のあるコンテンツ
価値のあるコンテンツとは
価値のあるコンテンツは、いろいろな言い方がされます。
- 役に立つコンテンツ
- 悩みを解消するコンテンツ
- 問題を解決するコンテンツ
- 質の高いコンテンツ
などです。
これらは、皆ほぼ同じことを表しています。
さて、一般にWebサイトにおいて、ユーザーにとって価値のあるコンテンツとは、
ユーザーの欲求を満たすコンテンツ
のことです。
ユーザーの欲求とは
- ~が知りたい
- ~へ行きたい
- ~が欲しい
- ~がしたい
ということです。
コンテンツが、これらユーザーの欲求を満たしているか、を考えます。
例えば、「猫の飼い方が知りたい」という欲求をもったユーザーに対して「猫の飼い方」を伝えられているか、ということです。
「自動掃除機が欲しい」という欲求をもったユーザーに対して、その”欲しい”が解決できるコンテンツを提供できているか、ということです。
これらユーザーの欲求を満たしているコンテンツは、価値のあるコンテンツだといわれます。
価値のあるコンテンツ = ユーザーの欲求を満たすコンテンツ
想定されるユーザーは多い方がいい
記事に想定されるユーザーは多い方がいい、と考えられます。
例えば、自分にとっては価値のあるコンテンツでも、多くの人にとって価値の低いコンテンツはやはり価値の低いコンテンツと判断されてしまいます。
その意味で、価値のあるコンテンツはある程度の客観性が必要になります。
客観的にみて価値のあるコンテンツとは、一定数以上のユーザーがそのコンテンツに対して価値を感じる、ということです。
つまり、価値のあるコンテンツとは一定数以上のユーザーにとって役に立つコンテンツである必要がある、ということになります。
自分だけに役に立つコンテンツではダメということですね。
この意味で、コンテンツはなるべく多くの人に役に立つ方がいいということになります。
「有用性の低いコンテンツ」のわかりづらさ
さて、ここまで長々と「有用性の低いコンテンツ」また「有用性の高いコンテンツ」について様々な角度、視点から説明してみました。
おぼろげながら「有用性の低いコンテンツ」「有用性の高いコンテンツ」の意味が伝わったなら幸いです。
「有用性の低いコンテンツ」が分かりづらいのは、誰にとっての有用性かということが曖昧だからなんですね。
「有用性の低いコンテンツ」とか「低品質」などといわれると、がんばって作成した記事が全否定されたような気分になってしまうかもしれませんが、前述したようにこれはあくまでもGoogleアドセンスの審査において、ということなんですね。
最低限のチェック項目
最低限のチェック項目として、やっておいた方がいいアドセンス対策についてお伝えしておきますね。
何も考えずに下記の項目で抜けなどがあれば、改善します。
- プライバシーポリシー、プロフィールを掲載する
- 問い合わせフォームを設置する
- グーグルアドセンスポリシーに違反していないかを確認する
サイトによってはこれ以外のことも、書かれていたりしますが、意外に抜けやすい上記の項目を確認しておきましょう。
一般的なGoogleアドセンス対策
最後によく言われているGoogleアドセンス対策についてもお伝えしておきますね。
一般に、こうするとGoogleアドセンスに合格しやすいといわれていることになります。
以下の項目もGoogleアドセンス対策の参考にしてみてくださいね。
●品質の高い記事を増やす
「品質の高い記事」というのが「有用性の高い記事」と同様にちょっとわかりづらいんですが、アドセンス対策としてはよくいわれていることですね。
ある程度の品質を保とうとすると、文字数も最低でも1000文字以上で記事数も10記事以上は欲しいところです。
5記事くらいでも合格した、という話もあるようですが、ここは10記事以上は書いておきたいところです。
文字数も個人的には最低でも2000文字以上はあった方がいいかな、と思いおます。
結局、何かをきちんと伝えようとすると最低でもそれくらいは書く必要があると思うんですね。
もちろんダラダラとただ文字数が多い記事はダメですが。
●カテゴリーを絞る
Googleは、専門性の高いサイトを評価するといわれています。
なので、カテゴリーはある程度しぼってサイトを作った方がいいといわれています。
メインのテーマに関係がないカテゴリーは思い切って削ったほうがGoogleの評価が上がる可能性があります。
●著作権に注意する
意外とやってしまいがちなのが、この著作権の問題です。
画像や動画などが思い浮かぶと思うんですが、文章なども何も考えずにコピペしていると、著作権違反になってしまう場合があります。
引用を利用するなどして、著作権違反にならないように注意しましょう。
●独自性に高い記事にする
よく言われるのが体験談や経験などを生かしてオリジナリティのある記事にしましょう、ということです。
言うのは簡単ですが、これはなかなか難しいですよね。
しかし単に既存の情報だけでなく体験談や経験を生かした記事は、他の記事とは大きく差別化されるので、評価が上がる可能性が高いです。
【有用性の低いコンテンツ】って何よ。じゃあどうしたらいいの? まとめ
というわけで、今回は「【有用性の低いコンテンツ】って何よ。じゃあどうしたらいいの?」ということについてお伝えしました。
「有用性が低いコンテンツ」とはどんなコンテンツかが分かれば、自分のサイトがどうして「有用性の低いコンテンツ」と判断されたのか、改善点などが分かってくると思います。
もちろんGoogleアドセンスが全てではありませんが、Googleアドセンス合格に向けての一助にしていただければ幸いです。
では、今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
