SDS法はブログに使える?例文で見るその効果とデメリット

ブログの書き方

いざブログを書こうとすると、何から書いていいかわからなくなることってありますよね。

ブログの書き方って色々ありますが、今回はその中でも情報をサクッとコンパクトに伝えるときに使える

SDS法

という構成についてお伝えします。

ブログを書くときや、誰かに情報をわかりやすくサクッと伝えるときにも役に立つので覚えておいて損はないと思います。

この情報、どう伝えたらいいかな、迷ったりすることがある方は記事を読んでみてくださいね。

※この記事は約6分で読めます。

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SDS法とは文章構成

一般に、SDS法とは文章の構成の仕方の一つです。

  1. Summary(要点)
  2. Details(詳細)
  3. Summary(要点)

の順番で伝える方法で、情報をスピーディーに分かりやすく伝えるときによく使われます。

SDS法とは、情報をスピーディーに分かりやすく伝えるときに使われる文章構成の一つ。

具体的には、

  1. 要点:伝えることの全体的な概要を伝える
  2. 詳細:詳細を伝える
  3. 要点:最後にもう一度概要を伝える

という感じです。

簡単ですよね。

要点→詳細→要点

この順番で伝える文章構成、または伝え方のことをSDS法といいます。

最初に全体的な概要を伝えた後に詳細を伝えるので、読者は何の話をしているのかを理解したうえで話を聞けます。

で、最後にもう一度全体の概要を伝えるので、全体で何の話をしたのかが理解しやすいといわれています。

概要→詳細→まとめ

といった捉え方でもいいと思います。

定義上は、最初の要点を最後にもう一度繰り返すわけですが、実際には概要→詳細→まとめといった使い方が多い気がします。

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こちらもある種のSDS法の書き方といえます。基本的な構成は同じなのでこちらも参考になると思います。

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SDS法はブログでも使える

下でも紹介しますが、SDS法は身近なところで結構使われています。

情報の内容を、短時間でサクッとわかりやすく伝えるには重宝する構成なので、当然ブログでも使えます

用途としては、何か商品やサービスを伝えるのに向いていると言われます。

身近にあるSDS法を使った文章

とてもシンプルな構成のSDS法ですが、よく考えたら無意識に使っている気もしますね。

実際のところ、SDS法を使った文章や伝え方は身近にたくさんあります。

例えば、

  • ニュース
  • 自己紹介
  • プレゼン報告
  • ブログ

などです。

ニュース

SDS法は短い時間で、内容を分かりやすく伝えるのに適しているので、ニュースなどではよく使われています。

例)

概要)今日午後二時頃、東京都葛飾区の一軒家で主婦が窃盗犯の男を撃退、逮捕するという事件がありました。

詳細)窃盗犯の男(会社員40歳)男は金品を盗もうと窓から家に侵入したところ、家にいた主婦A子さんに見つかりもみ合いになりました。数分のつかみ合いの後、A子さんの”かかと落とし”で男は失神しました。その後A子さんは警察に通報。男は逮捕されました。A子さんは格闘技の優勝経験者で”女百獣の王”として近所では有名だったということです。

概要)葛飾区の主婦が窃盗犯の男を撃退、逮捕したというニュースをお伝えしました。

この感じ、馴染みがありますよね。

最初に要点を最初と最後にくり返すので、内容が伝わりやすいといわれています。

自己紹介

自己紹介をするときもSDS法がよく使われます。

意識している人は少ないかもしれませんが、大抵の人は無意識にこんな自己紹介をしていませんか。

例)

概要)私の名前は自己紹介太郎です。

詳細)好きな食べ物はさんまの塩焼きです。趣味は読書とスポーツ観戦とあと女装です。月に一回、女装してサッカー観戦に行くのが最近の楽しみになっています。

まとめ)よろしくおねがいします。

要点をくり返していないじゃないか、と思うかもしれませんが、このパターンはむしろ

概要→詳細→まとめ

のパターンですね。

全体の流れとしてはSDS法になっています。

こんな構成で自己紹介をしたことがある人も多いのではないかと思います。

一言でいえば、普通です。

あと、履歴書や面接などでの志望動機とかでも活用できそうですね。

プレゼン・報告

上司への報告やプレゼンなんかでも、SDS法はサクッと分かりやすく伝えることができるということで、よく使われます。

概要)部長、今日の午前中に依頼のあったお客様のところにSDS法の説明に伺ってまいりましたので、ご報告します。

詳細)9時半にお客様のご自宅に伺いまして、約2時間かけてSDS法について説明をさせてもらったんですが、お前の話は何を言いたいのかよくわからん、と言われてしまいまして、一応がんばって食い下がったんですが、最終的には契約を解除ということになりました。

概要・まとめ)というわけで○○様の契約は解除になりました。部長の方にも後ほど直接連絡するとおっしゃっていましたが、一応ご報告させていただきました。はい、わかってます。覚悟してます。

概要を最初に伝えるので、聞き手は相手がこれから何について話すのかがわかるので、詳細も理解しやすいんですね。

最後の”まとめ”で再度、何の話だったのかを再認識するわけです。

ブログ

前述したように、SDS法はブログでもよく使われます。

何かを説明しようとすると、無意識にこのSDS法を使っていることもあると思います。

これは記事単位で使うこともありますし、記事の中の項目単位で使われることもあります。

例)

概要)今回はSDS法についてお伝えします。

詳細)SDS法は内容を要点→詳細→要点の順番で伝える伝え方、または文章構成のことです。身近なところだと、ニュース番組や自己紹介、プレゼンなどでもよく使われます。

概要)今回はSDS法についてお伝えしました。参考にしていただければ幸いです。

商品やサービスの内容を説明するときにSDS法はとても重宝します。

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こちらもある種のSDS法の書き方といえます。基本的な構成は同じなのでこちらも参考になると思います。

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SDS法のメリット、デメリット

SDS法のメリット、デメリットはどういうところでしょうか。

まずメリットとしては、

・短い時間で内容を伝えることができる

・概要を最初と最後に繰り返すので、相手が内容を理解しやすい

・構成がシンプルなので使いやすい

ということがあります。

使う方としては、構成がシンプルなので使いやすいということと、聞く方も内容を理解しやすいということが一番のメリットかなと思います。

また、内容をスピーディーに伝えるということにも適していると言えると思います。

逆にデメリットとしては、

  • 詳細を深堀っていくのには不向き
  • 意見を主張したり行動を促すのには不向き

というのが考えられるかな、と思います。

詳細を概要で挟んでいるだけなので、詳細を深堀りしていくのには不向きだと言えそうです。

SDS法は、何があったか、どういうことなのかということの概要をサクッと伝えるのが主な使い方になります。

ただ、項目ごとにSDS法を使って細かく内容を説明していくという方法では使えなくはないかなと思います。

また、内容の説明をするための文章構成ということで、何か行動を促したり、何かを主張するということには不向きだと言われています。

行動をうながしたり、何かを主張するときはPREP法という構成を使うといいといわれています。

SDS法とPREP法との違い

文章の構成方法の一つとしては、PREP法というのがあります。

PREP法とは

PREP法は

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(証拠、具体例)
  4. Point(結論)

という順番で構成されています。

最期に結論をくり返すということで、SDS法とも少し似ていますが、使い方としてはかなり違いがあります。

それぞれに向いている使い方

それぞれに向いている使い方(用途)としては、以下のような違いがあります。

SDS法:商品説明、自己紹介、ニュースなどに向いている

PREP法:行動を促したり、意見を主張するのに向いている

SDS法

お伝えしているように、ニュースや自己紹介、プレゼン、報告など内容を短時間で説明するのに向いています。

ブログでは、記事の中の各項目について内容を説明するときに使うと、読者に内容が伝わりやすいかな、と思います。

PREP法

PREP法は、行動を促したり、意見を主張するのに向いているといわれています。

なので、例えば、

  • この商品がおすすめです
  • こういう方法で解決できます

などといった何かの主張をするのにはPREP法が向いていると思います。

まず主張(結論)を先に述べてからその理由を説明し、最後に再度主張(結論)を述べるというながれで、読者にアピールする感じですね。

収益ブログのように、最終的に商品の購入やサービスの申し込みを促すこと多い場合にPREP法はよく使われています。

Webライターになるには

SDS法に興味がある方の中には、Webライターを目指している人もいるかもしれませんね。

当ブログにはWebライター関連の記事のあるので、よかったら記事を読んでみてくださいね。

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SDS法はブログに使える?例文で見るその効果とデメリット まとめ

というわけで、今回は「SDS法はブログに使える?例文で見るその効果とデメリット」についてお伝えしました。

SDS法は、何かを説明するときによく使われる伝え方です。

無意識に使っている人も多いかもしれませんが、ブログを書くときに少し意識して見ると、どう書いていいか迷ったときに一つの解決策になると思います。

また、ライティングをプロから学ぶという方法もあります。

具体的にはライティング講座が効果的だといわれています。

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というわけで今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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