ChatGPTを使えば自動でブログの記事作成ができる
ということを聞いたことがある方もいるかもしれません。
これは本当ですが、実は気を付けることや注意点もあります。
AI（人工知能）を活用した文章作成の注意点をしっかり把握したうえでChatGPTを使えば、記事作成の効率は今までよりも圧倒的に良くなる可能性があります。
というわけで今回は「ChatGPTを使ってブログの記事作成をする方法 はじめ方や注意点も解説」についてお伝えします。
ChatGPTの名前は聞いたことがあるけど、何かはよくわかってない、ちょっと乗り遅れたかなと思いつつ今さら聞けないし、という方にもわかりやすく解説しています。
ChatGPTってなに？という方やChatGPTでブログの記事作成に興味がある方は、よかったら記事を読んでみてくださいね。
「トランスコープ」は、
チャットGPTを開発したOpenAI社のGPT-4を利用した文章作成AI
です。
- 検索順位が上がるSEOライティング
- 社内文書ライティング
などに最適とされています。
AIを利用した文章作成・記事作成が気になっている方はチェックしてみてくださいね。
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※この記事は14分で読めます。
ChatGPTとは
ChatGPTとは、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスになります。
OpenAIにより開発されサービスが提供されています。
ChatGPTは2022年11月にリリースされました。
ChatGPTは、AIによるテキスト生成サービスともいわれます。
GPTは、Generative Pre-trained Transformerの略になります。
「事前学習済み文章生成型モデル」などと訳されますが、要は大量のデータをもとに学習して文章を生成するAI、というくらいの認識でいいと思います。
ChatGPTは、高度なチャットボットのようなものです。
チャットボットは、販売サイトなどで疑問点をキーワードなどで入力すると、関連した質問や回答が表示される仕組みのことです。あらかじめ用意された回答が表示されることが多いです。
チャットボットは、質問に対してあらかじめ設定されたルールに沿って用意された回答が表示されるだけのシンプルなシステムであることが多いですが、ChatGPTは膨大なテキストデータを学習したうえで生成される、高度なやり取りができるのが特徴になります。
ChatGPTは、簡単に言うと、聞いたことにテキストで答えてくれるサービスということになります。
ChatGPTは、その回答がまるで人間が書いたように自然な文章で瞬時に生成されるということで大きな話題になりました。
2023年3月には、ChatGPTの有料版GPT-4がされ、さらに5月にはGoogleのBardが日本語に対応して注目されました。
現在では、ChatGPTのビジネスにおける活用法がさらに模索され、益々注目が高まっています。
●OpenAIについて
OpenAIは、AIを専門とするアメリカの非営利研究機関になります。
営利法人のOpenAI LPとその親会社であるOpenAI Incからなります。
簡単に言うと、AI（人工頭脳）の開発を行っているアメリカの企業ということになります。
テスラ社のCEOであるイーロン・マスクやOpenAIのCEOサムアルトマンなどの起業家や投資家のグループによって設立されました。
高度なAI技術の開発を透明性をもって安全に倫理的に進め、人類に大きな利益をもたらすことを目的としている、とされています。
ChatGPTでブログの記事作成するときの注意点
ChatGPTを利用しての記事作成は、ChatGPTの有益な活用の一つとして非常に注目されています。
しかし、ChatGPTで生成された記事をそのまま公開するのはリスクがあります。
ChatGPTの性質として、以下のような注意点があるというのは知っておく必要があります。
- ChatGPTで生成された文章、コンテンツは必ずしも正確でない
- ChatGPTで生成された文章、コンテンツにはオリジナリティが欠けている
- ChatGPTで生成された文章、コンテンツは既存サイトの記事と似通っている可能性がある
ChatGPTで生成された文章、コンテンツは必ずしも正確でない
ChatGPTで生成された文章、コンテンツは必ずしも正確ではないということは認識しておく必要があります。
つまり変な言い方ですが、ChatGPTは嘘をつくことがある、ということです。
しかも、本当の人間が書いたような自然な文章でもっともらしい嘘をつくので、内容についてのファクトチェックは非常に重要です。
ChatGPTは、人間でいうなら真面目な顔をして平気で嘘をつく、というなかなか厄介な人物のようにもふるまうので、この点は注意が必要です。
もちろん、全てが間違っているというわけではないのですが、これはChatGPTの仕組み上必ず起こり得ることになります。
ChatGPTは、Web上の大量の情報を学習したうえで回答を生成します。しかし、Web上には正確でない情報や間違った情報などもあります。
ChatGPTはそれらも含めて学習してしまうんですね。
ChatGPTの回答は常に、間違っているかも、正確でないかもと警戒しながら扱うことが大事になります。
ChatGPTで生成された文章、コンテンツにはオリジナリティが欠けている
ChatGPTに代表されるAI（人工知能）は、人間のように文章に体験談や経験などを盛り込むことはできません。
人間でいうところの”その人らしさ”や、その人が経験したことなどのオリジナリティが欠けているんですね。
また、心に訴えるような感情的な要素、表現も苦手になります。
ChatGPTで生成された文章、コンテンツは既存サイトの記事と似通っている可能性がある
ChatGPTで生成された文章は、既存のサイトにある文章を似通った文章になる可能性があります。
場合によっては、コピーコンテンツを認識されてしまって、googleなどにペナルティを受けてしまう可能性もあります。
また、著作権などについても注意が必要です。
引用の形式をとらずに、同じ文章をそっくり使用してしまうと著作権違反になってしまう恐れもあります。
ChatGPTでブログの記事作成するメリット
ChatGPTで記事を作成するさいの注意点をふまえた上でですが、それでもChatGPTで記事を作成するメリットは大きいです。
ChatGPTで記事を作成するメリットには以下のようなものがあります。
- 記事作成の時間を短縮できる
- 情報収集の手間が省ける
- 記事の構成や切り口などアイデアやヒントが得られる
記事作成の時間を短縮できる
ChatGPTは、質問文や指示文に対する回答をテキストで生成してくれます。
ブログ記事でいうと、タイトルや導入文、本文などの文章をChatGPTに作成させることが可能です。
「こういうテーマで記事の本文を書いてください」
「この記事の導入部分を書いてください」
などと指示することで、その回答を短時間で出力します。
非常に短い時間で文章を生成するので、記事の作成時間の短縮することが可能になります。
記事に必要なあらゆる文章を短時間で生成できるので、かなりの時間短縮になります。
また、以前のAIと違い、生成された文章も本当に人間が書いたような自然な文章で作成してくれるのもChatGPTでの記事作成の大きなメリットになります。
※ただし、後述しますが生成された内容の正確性については、必ず確認する必要があります。
情報収集の手間が省ける
通常、記事を書く際はテーマに関するリサーチや情報収集が欠かせませんが、ChatGPTを活用すればその手間がかなり低減できます。
情報を収集し整理してまとめるだけでもかなりの労力になりますが、
ChatGPTなら、この労力はかなり低減できるといえます。
ただ、前述したように生成された内容の正確性については確認が必要なので、何も調べる必要がないというわけではありません。
記事の構成や切り口などアイデアやヒントが得られる
ChatGPTによって生成された文章、記事から構成や切り口などのアイデアやヒントを得られる、というメリットもあります。
自分では思いつかなかった記事の構成を教えてくれたり、考えるのが面倒な時に代わりに考えてくれる、というような使い方もあります。
記事作成でのChatGPTの活用の仕方
上でみてきたように、ChatGPTでの記事作成にはメリットも多いですが、注意点というか気を付けなければならないこともあります。
ブログ記事を作成する場合でも、単純にChatGPTで生成された記事をそのまま公開するのは、色々とリスクがあるのがわかります。
上記をふまえた上で、ブログなどの記事作成をChatGPTを活用して行う場合、その活用の仕方は以下のようにするのがいいと考えられます。
- ChatGPTで生成された文章はそのまま使用せずにあくまでも下書き、たたき台として考えて使用する
- 記事のアイデアやヒントを得るツールとして活用する
- 記事タイトル、リード文などは参考にしつつ何かしらの独自性を追加する
- 記事のテーマに沿った情報収集のツールとして使用する
ポイントは、ChatGPTを、記事を作成するツールではなく、記事の作成を補助するツールとして活用する、ということです。
そして生成された文章は基本的にそのまま公開することはしない、というくらいの考えでもいいと思います。
生成された文章は、
- 内容の正確性を必ず確認する
- 著作権違反やコピーコンテンツなどがないか確認する
- 自分の体験談などを加筆するなど独自性を加える
- 誤字脱字などもチェックする
ということを行うようにします。
いろいろと手間がかかるように感じられるかもしれませんが、文章の生成はすぐにできるので、記事作成の効率自体はかなり良くなると思います。
使い方はもちろんそれぞれですが、
記事のテーマや指示文（プロンプトといいます）を入力して生成された文章は、必ず修正、加筆して公開するという感じでもいいと思います。
ブログの記事作成するときのChatGPTの活用例
ブログなどの記事を作成するうえで、ChatGPTは色々と活用の仕方はあると思いますが、その1例をお伝えしますね。
●キーワード選定
ブログ記事をを執筆する場合でも、キーワードの選定は最初に行うことが多いですよね。
ChatGPTに、○○というテーマで記事を書くときのキーワードの選定、関連するキーワードの抽出などをさせることが可能です。
ペルソナを設定して、ターゲットが関心を持つようなキーワードを選定させるのもいいと思います。
ただ、繰り返しますが、ChatGPTは間違えたりしますのでそこは留意が必要です。
●記事の構成を作成する
記事のキーワード、ターゲットのペルソナ、記事の目的などをChatGPTに伝えて、記事の構成案を作成させます。
構成にチェックしながら、修正を入れたりして構成を練ります。
記事の構成は、つまり見出しを作成するということです。
ChatGPTを使わなくてもこの辺りの手順は同じですね。
●選定したキーワードで記事本文、タイトル、リード文など記事全体を段階的に作成させる
出来上がった構成案に沿って記事を作成します。
ChatGPTに、生成させた本文、リード文などをたたきとして、修正、加筆などをしていきます。
記事タイトルもいくつか案をChatGPTに出してもらうといいと思います。
また、本文の要約を生成してもらうとリード文を書きやすいかもしれませんね。
自身の体験談など独自性として加筆できることがあれば加えていき記事を仕上げていきます。
●記事、文章の改善点があれば、指摘して改善させる
文章を改善させたい場合、改善点を指摘して改善させることも可能です。
例えば、
- もっとわかりやすく
- もっと具体的に
- ○○の部分をもっと詳しく説明する
など、改善してほしいポイントを伝えます。
もう少しわかりやすくしたいんだけどな、というときに、ChatGPTの改善案を参考にすると効率的に改善ができます。
●最終チェック
出来上がった記事の原稿は、なにかしらのツールに流して著作権違反がないか、コピーコンテンツがないかなどをチェックするのが理想的です。
コピペなどコピーコンテンツとなりそうなものが見つかったら、自分で修正、もしくは改善をChatGPTに伝えて改善してもらいます。
●コピペリン
- TEXT、CSV、Word、Excelなどファイルを読み込んでチェックできる。※テキストのコピペでも可能
- 記事同士のコピペもチェック
- コピペチェックを自動化できる
- 何回利用しても追加料金なし
- 元記事との全体的な比較が可能
●無料のコピペチェックツール
ChatGPTに送るプロンプト
プロンプトとは、ChatGPTに対する指示文のことです。具体的に言うと、ChatGPTに送るチャット欄に入力する文章のことです。
ChatGPTに送るプロンプトによって、ChatGPTの回答は変わってきます。的確なプロンプトを入力することが、ChatGPTをうまく活用するのに重要に名なります。
なるべく具体的な指示を送ることで、生成してほしいコンテンツに近づけることが可能になります。
ChatGPTについてのGoogleの見解
ChatGPTを使用して記事作成をすると、Googleのペナルティを受ける恐れがあるという話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、ChatGPTを使ったことが原因でペナルティを受けるわけではありません。
ChatGPTを使用することで、既存の記事に非常に似通ったコンテンツになった場合に、低品質なコンテンツやコピーコンテンツなどと判断されることでペナルティになるということです。
あくまでの記事自体が高品質かどうかで判断、評価しているということですね。
質の高いコンテンツの評価に重点を置くことは、Google が創業以来、軸としてきたことです。その方針は今も変わらず、信頼できる情報を表示するように設計されたランキング システムから、ヘルプフル コンテンツ システムにまで徹底されています。
中略
Google には、検索結果を操作するために使用される自動化への対抗策を講じてきた長年の実績があり、SpamBrain システムの開発などはその一例です。スパムがどのような方法で生成されようと、Google はこうしたスパム対策の取り組みを続けていきます。とはいえ、AI 生成のものを含め、自動化を利用したコンテンツすべてがスパムであるとは限らないことを認識することは重要です。自動化はこれまでも長い間、スポーツの試合結果、天気予報、文字起こしなどの有用なコンテンツの生成で使用されてきました。AI は表現と創作の新しいかたちを生み、優れたウェブ コンテンツの作成に役立つ重要なツールとなる力を備えています。
AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス | Google 検索セントラル ブログ | Google for Developers
ChatGPT 有料版と無料版の違い
ChatGPTには、無料版とChatGPT Plusという有料版があります。
違いは、使用モデルの違いということになります。
| ChatGPT | ChatGPT Plus | |
| 料金 | 無料 | 20ドル（約2700円） |
| モデル | GPT-3.5（Legacy） | GPT-3.5（Turbo）・GPT-4 |
有料版では、GPT-3.5より性能が進化したGPT-4を利用することができます。
GPT-4は、GPT-3.5に比べて
- より正確な回答ができるようになっている
- 最新の情報の取得が可能
- 画像の入力が可能
- 機能の拡張が可能
- 安全性の向上
など、機能・性能がかなり向上しています。
ChatGPTの始め方
ChatGPTの始め方をお伝えしますね。
※ChatGPTは18歳以上でないと利用することができません。
ChatGPTを始める手順は以下のようになります。※無料版ChatGPTの手順になります。
１．以下のページにアクセスしてサインアップをクリック
ChatGPT公式サイト サインアップ画面
２．メールアドレスとパスワードを入力
３．入力したメールアドレスにメールが届く
※メールアドレスの代わりにGoogleアカウント、Microsoftアカウントを使うこともできます。その場合は、直接５．に進みます。
４．メールに記載された「Verify your email address」をクリック
５．名前と生年月日の入力画面が表示されるので入力後「Continue」をクリック
６．電話番号入力画面にスマートフォンの番号を入力して「Send Cord」をクリック
７．番号を入力したスマートフォンに6桁のコードが届く
８．入力画面に届いた6桁のコードを入力
９・ChatGPTを使う際の注意事項が表示されるので確認
※この注意事項はかなり重要なことがかかれているので必ず目を通して確認しましょう
１０．いくつか確認をして登録完了
登録が完了したら、公式サイトよりログインできます。
ログイン後、ChatGPTを利用できるようになります。
ChatGPTを利用する際の注意点
ChatGPTで記事作成するうえでの注意点としては、上でお伝えしている「ChatGPTでブログ記事を作成する際の注意点」ともかぶるのですが、
- ChatGPTで生成された文章、コンテンツは必ずしも正確でない
- ChatGPTで生成された文章、コンテンツにはオリジナリティが欠けている
- ChatGPTで生成された文章、コンテンツは既存サイトの記事と似通っている可能性がある
ということはあります。
この他に、ChatGPTを利用する際の注意点もあります。
ユーザーが入力したプロンプトについても、ChatGPT内に蓄積されて回答に反映される可能性があるということで、情報漏洩のリスクがあるので、個人情報や会社などの機密情報、法令や契約により非公開とされている情報などは入力しないようにとされています。
ChatGPT以外の記事作成ツール
●SAKUBUN
SAKUBUNは、ブログ記事や広告文、メール文章など様々な文章、コンテンツの作成が可能な、AI技術を活用したライティングサービスになります。
- Free：無料（毎月10000文字まで）
- Personal：月額2980円～（毎月5～100万文字まで）
- Standard：月額9800円～（文字数無制限）
- Team：月額30000円～（プロジェクト数無制限）
※2023年8月21日時点
フリープランであれば、毎月1万字まで無料で利用できます。
無料の会員登録で利用できます。
気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
【SAKUBUN】
●Catchy
Catchyは、キーワードを入力するだけで、自動でコピーライティングを作成できるツールになります。
記事作成の補助ツールとして、売上アップに効果的なコピーライティングが必要な方におすすめになります。
無料のフリープランもあるので、気軽に試すことができます。※毎月10クレジットが付与。
Catchyの料金プランは以下のようになっています。※2023年8月21日時点
- Free：無料（プロジェクト数１ 毎月クレジット10）
- Starter：月額3000円～（プロジェクト数無制限、クレジット100～）
- Pro：月額9800円～（プロジェクト無制限 クレジット無制限）
- Enterprise：要お問い合わせ
Freeプランなら無料で気軽にお試しできます。
Catchyが気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
その他にも以下のような記事作成ツールがあります。
記事の校正ツール 文賢
文賢は、株式会社ウェブライダー」が販売する文章作成アドバイスツールです。
文賢は、100を超える視点から文章をチェックし、よりよい文章にするためのアドバイスをしてくれます。文賢は、以下のような内容をチェックします。
- 読みやすさ
- わかりやすさ
- 不快語
- 日本語の誤用
- 誤字・脱字
- 環境別の見え方
文賢は、文章の推敲や校正などに費やしていた時間を大幅に短縮することができます。ライター、編集者、広報、営業など、基本的に文章を扱う人すべてに文賢はおすすめになります。
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ChatGPTを使ってブログの記事作成をする方法 始め方や注意点も解説 まとめ
というわけで今回は「ChatGPTを使ってブログの記事作成をする方法 始め方や注意点も解説」についてお伝えしました。
ChatGPTは、その正確性などいろいろと問題はありますが、うまく活用すれば記事作成の効率を大きく上げることが可能です。
ChatGPTの性質やリスク、注意点などをきちんと理解して、うまく活用していくようにしましょう。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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