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ホスティングとはなにか?クラウド、VPS、ハウジングなどわかっているようで実はよくわかってないことを整理しておこう

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VPS

ホスティング、クラウド、ハウジングなどサーバー関連用語ってわかっているようで実はよくわかってない

という方も多いのではないかと思います。

レンタルサーバーサービスなどで、出てくるホスティングという用語ですが、ボンヤリとしか意味を理解していない方もいると思います。

そこで今回は「ホスティングってなに?クラウド、VPS、ハウジングなどわかっているようで実はよくわかってない用語を整理しておこう」についてお伝えしようと思います。

ホスティング関連の用語がわかれば、ホスティングサービスについてもよく理解できると思います。

ホスティングサービスについて解説しながら、関連する用語について解説していくので、よかったら記事を読んでみてくださいね。

※この記事は約5分で読めます。

※正しい情報の掲載に努めておりますが、記事内容の正確性を保証するものではありません。また情報が古くなっている可能性があることもご承知おきくださいますようよろしくお願い申し上げます。

ホスティングサービスとは

そもそもホスティングサービスとはどういったものなんでしょうか。

ホスティングサービスとは、Webサイトの公開に必要なサーバーや接続サービスを提供するサービスのことです。

サービス事業者が保守・運用するサーバーを貸し出すサービスのことですね。

ユーザー視点でいうと、いわゆるレンタルサーバーサービスのことになります。

つまり、ホスティングサービスとレンタルサーバーサービスはほぼ同じ意味という解釈が一般的になります。

※会社によっては定義が異なる場合があります。

個人的な解釈

いろんな解釈があってそれぞれではあるんですが、個人的な解釈でいうと、

レンタルサーバーサービス:サーバーを貸し出す(貸してくれる)サービス

ホスティングサービス:レンタルサーバーサービスを含むサーバー関連のサービス全般

というように考えています。

レンタルサーバー会社では「進化し続けるホスティングサービス」というようにレンタルサーバー単体のサービスとは微妙に使い分けている印象がありますね。

ただ、この記事ではホスティング = レンタルサーバーというニュアンスで進めていきます。

そもそもサーバーとは

では、サーバーとは何のことでしょうか。

サーバー(Server)とは、英語では「提供する人,仕える人」という意味になります。

コンピューターの分野では、サーバーはある特定のサービス、機能、データなどを提供する側のコンピューターという意味になります。

ちなみに上記のサービスを受ける側のコンピューターのことをクライアントと呼ぶことがあります。

ホスティングの種類

ホスティングには以下の4つの種類があります。

  • 共有ホスティング
  • 専用ホスティング
  • VPS
  • クラウド

共有ホスティング

ホスティング = レンタルサーバーとして考えるとわかりやすいと思いますが、共有ホスティングとは、1台のサーバーを複数で共有するホスティングサービスのことです。

特徴としては、

  • 料金が比較的安価
  • 保守・管理をサービス事業者側が行うので運用が簡単
  • 自由度が低い
  • 他のユーザーの影響を受けやすい

ということが挙げられますが、高負荷なアクセスがない限りは基本的には安価で安定的な運用ができます。

ただ、他のユーザーの影響はやはり受けやすいですし、サーバーのカスタマイズなどの自由度は低いです。

共用と共有

ここで一応「共用」と「共有」という言葉についてお伝えしておきますね。

サーバー関連で出てくる用語として「共用サーバー」がありますが「共有サーバー」と表記されている場合があります。※今回の記事では共有ホスティングですが。

厳密には意味は違いますが、同じ意味で使われているようです。

実は「共用」と「共有」には以下のような意味の違いがあります。

共用:一つのものを一緒に使う

共有:一つのものを一緒に所有する

一緒に使うか、所有(持つ)するかの違いがあるということですね。

厳密な意味では「共用」サーバーという言い方が正しい感じがして、また一般的でもありますが、両者は同じ意味で使われていることが多いです。

※ファイルを共有するためのサーバーという意味で「ファイル共有サーバー」という言い方もありますが、この場合共有しているのはサーバーではなくファイルのほうになりますね。

専用ホスティング

専用ホスティングは、1台のサーバーをまるごと専用して運用できるサービスになります。

※専用サーバーといわれることもあります。

サーバーを複数で共有しているわけではないので、他のユーザーの影響は基本的にありません。

また、1台のサーバーをまるごと専有するので自由にカスタマイズすることも可能です。

ただし、サーバー運用の専門知識が必要になるというところがデメリットでもあります。

VPS

VPSは、バーチャル・プライベート・サーバーの略で日本語では「仮想専用サーバー」を訳されます。

VPSは、1台のサーバーの中に複数で仮想的に専用サーバーを構築するサービスになります。

物理的には、1台のサーバーを複数のユーザーが利用するわけですが、それぞれのユーザーはお互いに影響することは基本的にありません。

VPSは、ちょうど共有ホスティングと専用ホスティングの中間のサービスということになります。

クラウド

ホスティングとしてのクラウドはクラウドコンピューティング、クラウドサーバー、クラウドサービスなどとも呼ばれますが、ユーザーに仮想サーバーが提供されるというところはVPSと同じになります。

その意味でクラウドは、VPSに似たサービスになりますが、VPSとは以下のような違いがあります。

  • VPS:1ユーザーに対して1つの仮想サーバーが提供される
  • クラウド:1ユーザーに対して複数の仮想サーバーが提供される

クラウドサーバーは、VPSに比べて自由度が高いサービスになります。

リソースの増減も簡単にできるので、大量アクセスにも強いということがあります。

クラウドでは複数の仮想サーバーが利用できるので、

例えば運営しているWebサイトに急な大量アクセスがあったときでもリソース(能力)を柔軟に必要な分だけ追加することが可能です。

オートスケールというこの機能で、突発的な大量アクセスによるサーバーダウンを防ぐことができます。

ホスティングとハウジングの違い

ホスティングサービスと似たサービスとしてハウジングサービスがあります。

ホスティングが、サービス事業者のサーバーを専有、または共有して利用するのに対して、

ハウジングはサービス事業者のデータセンター内に自社のサーバーを設置して利用するサービスです。

つまり、ハウジング自社サーバー設置のスペースとネットワーク環境、セキュリティ設備などを利用できるサービスということになります。

ホスティングサービス:サービス事業者のサーバーを専有、または共有して利用するサービス

ハウジングサービス:自社サーバー設置のスペースとネットワーク環境、セキュリティ設備などを利用できるサービス

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VPS関連記事

今回の記事にも出てきたVPSサービスの関連記事になります。

気になる記事なあったら読んでみてくださいね。

ホスティングとはなにか?クラウド、VPS、ハウジングなどわかっているようで実はよくわかってないことを整理しておこう まとめ

というわけで今回は「ホスティングとはなにか?クラウド、VPS、ハウジングなどわかっているようで実はよくわかってないことを整理しておこう」についてお伝えしました。

お伝えしたように、ホスティングサービスとはWebサイトの公開に必要なサーバーや接続サービスを提供するサービスのことになります。

ホスティングは、レンタルサーバーと同じ意味になるので、ホスティング = レンタルサーバーという解釈でも問題はないと思います。

ホスティングには、

共用ホスティング

専用ホスティング

VPS

クラウド

の4つの種類があるといわれています。

VPSとクラウドは両方とも仮想サーバーを利用するので違いが分かりづらいのですが、

  • VPS:1ユーザーに対して1つの仮想サーバーが提供される
  • クラウド:1ユーザーに対して複数の仮想サーバーが提供される

というところが違いになっています。

また、ホスティングと似たサービスのハウジングですがその違いは以下のようになっています。

ホスティングサービス:サービス事業者のサーバーを専有、または共有して利用するサービス

ハウジングサービス:自社サーバー設置のスペースとネットワーク環境、セキュリティ設備などを利用できるサービス

というわけで改めて考えてみるとちゃんとわかってなかったこともあったのでは、と思います。

ちょっとややこしかったですが、参考にしていただけたら幸いです。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

関連:VPSを選ぶときの4つのポイント