VPSを利用してFXの自動売買がやりたい! でもWindows Serverを利用すると料金が高いんだよなあ。
このように思っている方もいるかもしれません。
一般的に、FXの自動売買を行う場合Windows Serverを利用している方が多いと思います。
Windows ServerでFXの自動売買を行う場合、ライセンス料などで料金が高くなるということがあります。
Windows Serverを使わずに安い料金でFXの自動売買ができないかな・・。
こう考える方もいますよね。
というわけで今回は「Windows Serverを使わずに安い料金でFX自動売買をする方法」についてお伝えします。
Windows Serverを使わずにFXの自動売買がしたい、という方は参考にしてみてくださいね。
※この記事は約6分で読めます。
FXの自動売買をWindows Serverを使わずに行う方法は?
まず結論からお伝えすると、FXの自動売買をWindows Serverを使わずに行う方法は
サーバーOSをWindows ServerではなくてLinuxを使う
ということになります。
つまりLinux環境で自動売買ツール(MT4/5)を動作させるということになります。
そんなこと可能なの?ということですが、Linux環境でもMT4/5を動作させることは可能です。
Linux環境を利用すれば、Windows ServerやRDSライセンス費用がかからないので料金が安いというメリットがあります。
Linux環境でのFXの自動売買におすすめのVPSサービス【ABLENET(エイブルネット)】
VPSサービスの「ABLENET(エイブルネット)」には
Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5
という自動売買用のテンプレートがあります。※Ubuntu(ウブンツ)はLinuxディストリビューションになります。
Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5を使えば、Linux環境でのFXの自動売買が可能です。
●Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5の特徴
- Wine(※)をプリインストールしている
- GUI操作ができるのでコマンドの知識が不要
- 自動ログイン・自動起動に対応している
- MT4/5の利用に合わせた仕様
- Google Chromeをプリインストール済み
※Wine:Windowsアプリ(この場合MT4/5)をLinuxで実行するためのツール
●FXの自動売買に「Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5」を使うメリット
FXの自動売買に「Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5」を使うことで、
- Windows ServerやRDSライセンスの費用がかからないので料金が安い
- 日本語化やスリープ、スクリーンセーバーのオフなどMT4/5に合わせた仕様になっている
などのメリットがあります。
「Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5」は文字通りMT4/5に合わせたテンプレートですが、それだけでなくWindows Serverに比べて料金が安くなるんですね。
例えば、
ABLENET(エイブルネット)のWin1プラン(Windows Server メモリ2GB)を利用した場合、
利用料1694円 + RDSライセンス1250円 = 月額料金2944円
で月額2944円になります。
これが、OSをUbuntu(Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5)にすることで
●V1プラン(メモリ1.5GB)の場合
利用料1234円のみ → 月額料金1234円
2944円 ー 1234円 = 1710円で
つまり月額料金が1710円お得!
●V2プラン(メモリ2.5GB)の場合
利用料2167円のみ → 月額料金2167円
2944円 ー 2167円 = 777円で
つまり月額料金が777円お得!
月額2944円 → V1プランで月額1234円 1710円お得!
月額2944円 → V2プランで月額2167円 777円お得!
ということで、かなりお得になります!
ただ以下のような注意点もあるのでそこも考慮する必要があります。
●「Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5」を使う際の注意点
注意点としては、
- 動かないEAやソフトがある
- リモートデスクトップの接続がWindowsと比べて途切れやすい(※)
ということが言われています。
※接続が切れてもMT4/5は動いている状態になります。
また、UbuntuというWindowsとは異なるOSなので、馴染みがない方は操作に少し慣れが必要ということはあると思います。
もちろんABLENET(エイブルネット)では、Windows ServerのプランもあるのでそちらでFXの自動売買を行うことも可能です。
興味がある方はABLENET(エイブルネット)の公式サイトをチェックしてみてくださいね。

ABLENET(エイブルネット)VPSは、Windows Serverも選べる老舗のVPSサービス(レンタルサーバー)になります。
特徴としては、
- 25年以上の運用実績
- 最大10日間のお試し期間、最低利用期間無し
- 稼働率99.99%以上
- 最新OSのWindows Server 2022が選択可能
- プラン、リソースの変更が可能 ※ダウングレードも可能 V0への変更は除く
といったところがあげられます。
運用実績の長い老舗のレンタルサーバーのVPSなので安心して利用できますね。
ちなみにレンタルサーバー(共用サーバー)はこちら↓
●関連記事
FXの自動売買とは
FXの自動売買がどういうものかよくわからないという方のために、FXの自動売買についてまとめておきますね。
FXの自動売買とは、FXの自動売買プログラムを使って売買をすることです。
具体的には、EAと呼ばれるFXの自動売買プログラムをMT4(またはMT5)という取引ツールで動かして取引を行います。
●MT4、MT5とは
MT4、MT5は取引ツールになります。
性能・機能的にはMT5のほうが優れていますが、対応しているEAの数がMT4の方が多いということで現状ではMT4の方が主流となっています。
●EAとは
EAは「エキスパートアドバイザー」の略で、いわゆる自動売買プログラムのことです。
FXの自動売買を行うにはMT4/5でEAを動作させる必要があります。
●FXの自動売買に必要なもの
上記のようにFXの自動売買には以下のものが必要です。
- EA
- MT4/5
- VPS(サーバー)
FXの自動売買に利用するVPS(サーバー)はWindows Serverが使えるものを選ぶのが一般的です。
Windows Serverは、マイクロソフトが開発・提供しているサーバーOSになります。
- GUIが使える
- パソコン用のOSのWindowsと操作感が似ている
- マイクロソフト社の製品と相性がいい
※GUI:グラフィックを使った表示、操作のこと。マウス操作など。
などの特徴があります。
●VPSを使ってFXの自動売買を始めるまでの流れ
VPSを使ってFXの自動売買を始めるまでの流れは、以下の記事を参考にしてみてください。
FXの自動売買におすすめのVPSサービス Windows Serverの場合
Windoes Serverを利用したFXの自動売買におすすめのVPSサービスは以下のものがあります。
気になるVPSサービスは公式サイトをチェックしてみてくださいね。
VPS関連記事
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気になる記事があったら読んでみてくださいね。
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Windows Serverを使わずに安い料金でFX自動売買をする方法 まとめ
というわけで今回は「Windows Serverを使わずに安い料金でFX自動売買をする方法」についてお伝えしました。
FXの自動売買にはWindows Serverを利用するのが一般的ですが、ABLENET(エイブルネット)のUbuntu Desktop 22.04 with MT4/5というテンプレートを利用すればLinux環境でもFXの自動売買を行うことができます。
ライセンス料などがかからないので料金が安いというメリットがあります。
興味がある方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。