IISが使えるVPSサービスは?
という方もいるかもしれません。
IISはWindows用のWebサーバーソフトウェアになります。
今回は「IISとは? IISが使えるVPSサービスも紹介」についてお伝えします。
IISってなに?という方やIISが使えるVPSは?という方は記事を読んでみてくださいね。
IIS(Internet Information Services)とは、Windows用のWebサーバーソフトウェア。
●Windows Serverが使えるVPSサービス
- Xserver for Windows
- ConoHa for Windows Server
- ウィンサーバー
- WindowsServer VPS【ABLENET】
- さくらのVPS for Windows Server
- KAGOYA VPS Windows Server
- WebARENA (Indigo)
IISとは
IISとは(Internet Information Services)の略で、Webサーバーの一つになります。
Webサーバーとは、コンピュータをWebサーバーとして機能させるためのソフトウェアのことでWebサーバーソフトウェアとも呼ばれます。
主なWebサーバーには
- Apache
- NginX
- LiteSpeed
がありますが、IISはその中でもWindows用のWebサーバーソフトウェアになります。
Webサーバーの仕組み
Webサーバーは、ブラウザから送られたHTTP/HTTPSリクエストに対してHTML、CSS、Javacriptなどの情報を返す機能を持ったソフトウェアになります。
返信された情報を元にブラウザがWebページを表示します。
つまりWebサーバーはホームページなどWebサイトを表示するためのソフトウェアということになります。
IISのメリット
IISのメリットとしては
- 機能が豊富
- 操作がしやすい
- 信頼性が高い
ということがあります。
IISのメリットとして機能が豊富ということがあります。
拡張機能も充実しています。
またコマンドが必要なくWindowsなので馴染みがあり操作がしやすいという方も多いと思います。
マイクロソフト社提供ということで信頼性も高いとされています。
IISの機能
IISには主に以下の3つの機能があります。
- Webサーバーの基本機能
- FTPサーバーの機能
- 動的ページの生成機能
Webサーバーの基本機能
Webサーバーの基本機能は前述もしていますが、ブラウザから送られたHTTP/HTTPSリクエストに対してHTML、CSS、Javacriptなどの情報を返す機能になります。
このほかセキュリティや監視などの機能も基本機能に含まれます。
FTPサーバーの機能
IISでは、FTPサーバーの機能を生みこむことができるので、別にWindows用のFTPソフトをインストールする必要がありません。
FTPとは、FTP(File Transfer Protocol)とはファイルを転送するときの通信規格(プロトコル)の一つです。
Webサイトを公開するとき、作成した文章や画像などのファイルをサーバーに転送する必要がありますが、このファイル転送のための通信規格(通信プロトコル)がFTPになります。
FTPサーバーはFTPによってデータの送受信を行うコンピュータのことで、接続することでサーバーからデータをダウンロードしたり、逆にサーバーへアップロードできたりします。
動的ページの生成機能
IISにはASP.NETというWebアプリケーションの開発や、動的なWebページを作成できる機能(NETフレームワーク)があり、これはIIS特有の機能になっています。
ASP.NETは、専門知識がなくても高機能なアプリの開発が可能とされています。
IIS、ASP.NETが使えるVPS
IISとASP.NETが使えるVPSは、Windows Serverを搭載している必要があります。
以下はWindows Serverが使えるVPSサービスになります。
- Xserver for Windows
- ConoHa for Windows Server
- ウィンサーバー
- WindowsServer VPS【ABLENET】
- さくらのVPS for Windows Server
- KAGOYA VPS Windows Server
- WebARENA (Indigo)
Xserver for Windows
Xserver for WindowsはエックスサーバーVPSのWindows Serverサービスです。
初期費用 | 無料 |
月額料金(通常) | 1980円~ |
メモリ | 2GB~64GB |
CPU | 3コア~24コア |
SSD | 100GB |
RDSライセンス料 | 1210円/月 |
Microsoft Office SAL | 3740円/月 |
お試し期間 | なし |
サポート | メール・電話・チャット |
提供OS | Windows Server 2022 Datacenter Edition Windows Server 2019 Datacenter Edition Windows Server 2016 Datacenter Edition |
ハイスペックなサーバーが、初期費用無料でサーバー料金のみで利用可能です。
Microsoft Officeも使えるのでリモートワークなどにもおすすめのVPSサービスです。
ConoHa for Windows Server
ConoHa for Windows ServerはGMOインターネット株式会社が運営するWindowsのVPSサービスです。
初期費用 | 無料 |
月額料金(通常) | 1077円~ ※まとめトクの場合 |
メモリ | 1GB~64GB |
CPU | 2コア~24コア |
SSD | 100GB |
RDSライセンス料 | 990円/月 |
Microsoft Office SAL | 3080円/月 |
お試し期間 | なし |
サポート | メール・電話 |
提供OS | Windows Server 2022 Datacenter Edition Windows Server 2019 Datacenter Edition Windows Server 2016 Datacenter Edition |
テレワーク利用者満足度NO1を獲得したこともあるWindows VPSサービスになります。
料金体系は月額定額の「まとめトク」の他に時間課金も選べるのでスポット的な利用にも向いています。
ウィンサーバー
ウィンサーバーはWindows専門のレンタルサーバーになります。
マイクロソフトのホスティングパートナーということで信頼性の高さが特徴の一つです。
初期費用 | 無料 |
月額料金(通常) | 1045円~ |
メモリ | 1GB~64GB |
CPU | 3コア~14コア |
SSD | 120GB~2400GB |
RDSライセンス料 | 1045円/月 |
Microsoft Office SAL | 2020円/月 |
お試し期間 | 2週間 |
サポート | メール・電話 |
提供OS | Windows Server2022 Windows Server2019 Windows Server2016 |
ウィンサーバーでは、共用サーバー、専用サーバーなどのサービスも提供していますが、Windows ServerのVPSサービスは「Windows VPS」になります。
WindowsServer VPS【ABLENET】
ABKENETは運用実績が豊富な老舗レンタルサーバーサービスになります。
初期費用 | 無料 |
月額料金(通常) | 2208円~ 新規1587円~ |
メモリ | 1GB~16GB |
CPU | 2コア~8コア |
SSD | SSD:80GB~150GB HDD:100GB~200GB |
RDSライセンス料 | 1320円/月 |
Microsoft Office SAL | 3360円/月 |
お試し期間 | 最大10日間 |
サポート | メール・チャットボット |
提供OS | Windows Server2022 Windows Server2019 Windows Server2016 |
ABLENET VPSでは、プラン変更が可能になっていてダウングレードにも対応しています。
万一スペックを持て余したとしてもプランを変更することで、自分に合ったスペックで運用が可能です。
最大10日間のお試しが可能です。
さくらのVPS for Windows Server
さくらのVPS for Windows Serverはさくらインターネットが提供するWindows VPSサービスです。
初期費用 | 無料 |
月額料金(通常) | 1210円~ |
メモリ | 512MB~32GB |
CPU | 1コア~10コア |
SSD | 25GB~1600GB |
RDSライセンス料 | 1320円/月 |
Microsoft Office SAL | 3740円/月 |
お試し期間 | 2週間 |
サポート | メール・電話(コールバック予約)・チャット |
提供OS | Windows Server 2022 Datacenter Edition Windows Server 2019 Datacenter Edition |
Officeが使えてリモートワークなどで本格的な資料作成がしたい人にもおすすめです。
KAGOYA VPS Windows Server
KAGOYA VPS Windows Serverはカゴヤ・ジャパンが提供するWindows VPSサービスです。
初期費用 | 無料 |
日額料金 | 日額36円~ |
メモリ | 1GB~32GB |
CPU | 1コア~10コア |
SSD | 35GB~600GB |
RDSライセンス料 | 1386円/月 |
Microsoft Office SAL | – |
お試し期間 | なし |
サポート | メール・電話 |
提供OS | Windows Server 2022 Datacenter(64bit) Windows Server 2019 Datacenter (64bit) Windows Server 2016 Datacenter (64bit) |
日額料金を採用していて、1日単位での利用が可能です。
メモリ1GBあたりのコスパがいいのも特徴の一つです。
WebARENA (Indigo)
WebARENA (Indigo)はNTTPCコミュニケーションが運営するWindows VPSサービスです。
初期費用 | 無料 |
月額料金(通常) | 902円~ |
メモリ | 1GB~32GB |
CPU | 2コア~10コア |
SSD | 50GB~1600GB |
RDSライセンス料 | 955円/月 |
Microsoft Office SAL | – |
お試し期間 | なし |
サポート | メール・チャット |
提供OS | Windows Server 2022 Datacenter Edition Windows Server 2019 Datacenter Edition |
WebARENA Indigo for Windows Serverは料金の安さが魅力のVPSサービスになります。
国内最安値を謳っていますが、サポート体制はちょっと微妙になっているのでサーバー管理中級者以上の方におすすめになります。
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IISとは? IISが使えるVPSサービスも紹介 まとめ
というわけで今回は「IISとは? IISが使えるVPSサービスも紹介」についてお伝えしました。
IISはマイクロソフト社が提供するWebサーバーソフトウェアになります。
信頼性も高く、扱いやすいというメリットもあるWindows用のWebサーバーです。
IISが使えるVPSサービスも紹介したので参考にしてみてくださいね。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。