次世代セキュリティといわれる「Imunify360」ですが、どんなものかはよくわからない
という方もいるのではと思います。
そこで今回は「AIを使ったセキュリティ「Imunify360」とは? 採用しているレンタルサーバーは? 」についてお伝えします。
Imunify360ってなに?という方は記事を読んでみてくださいね。
Imunify360を導入しているレンタルサーバーも紹介しているので、サーバーを選ぶ際にも参考にしてみてくださいね。
※この記事は約5分で読めます。
Imunify360とは次世代セキュリティ
Imunify360(イムニファイ360)は、ホスティングプロバイダー向けのOSのメーカーであるCloudLinux社によって開発、提供されている次世代型セキュリティシステムです。
AIを活用しているということで、そのあたりが”次世代型”と評されているところになります。
CloudLinux社は、データセンターやホスティングサービス事業者向けにREDL(レッドハット・エンタープライズ・リナックス)の有償ディストリビューションの開発を行ってきたサーバー用OSのメーカー。
CloudLinux、AlmaLinuxなどを開発・提供。
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Imunify360の特徴
脅威情報をリアルタイムに共有し対応
公式サイトによると、Imunify360は実行中の全てのImunify360の脅威情報をリアルタイムに共有し即座に対応するとされています。
このことを公式サイトでは「集団免疫を獲得」するとしています。
この機能により、
- ゼロデイ攻撃
- 分散型ブルートフォース攻撃
など既知、未知のどちらの脅威からもサーバーを守ります。
ゼロデイ攻撃とは、脆弱性などのセキュリティホールが発見されてから、その情報が公開され対策される前にそのセキュリティホールを狙う攻撃のことです。つまりセキュリティホール発見から「ゼロ日目」の攻撃ということになります。
分散型ブルートフォース攻撃は、いわゆる総当たり攻撃のことになります。例えば、あるIDに対するパスワードの文字列を機械的に総当たりで試していき特定するという手法になります。
独自技術でマルウェアからシステムを保護
Imunify360は、次世代の技術で新旧の悪意のあるPHPスクリプトを阻止することができます。
スクリプトをリアルタイムで分析し危険なプログラムがサーバー上で実行されるのを防ぎます。
つまり、スクリプトの実行を即座に確認し、システムに損害を与える前に停止するということです。
IPS/IDS
IPS:侵入防止システム
Imunify360は、すべての攻撃をブロックする「拒否」ポリシールールの包括的なコレクションを含む優れた侵入防止システム(IPS)を備えています。
Imunify360より引用
IDS:侵入検知システム
侵入検知システム(IDS)は、サーバーログを監視することで、サーバーセキュリティの優れた可視性を提供します。ログファイルをさまざまな角度からスキャンし、悪意のあるアクティビティの兆候を示すIPを禁止します。
Imunify360より引用
WAF/ウェブシールド/ネットワークファイアウォール
Imunify360には、WAF(Webアプリファイアウォール)/ウェブシールド/ネットワークファイアウォールの機能が含まれています。
このレイヤーは、HTTP/HTTPS 経由で通常のトラフィックとして送信されたり、CDN またはプロキシから送信されたりするさまざまな Web 攻撃から保護します。
Imunify360より引用
Imunify360を導入しているレンタルサーバー
サーバーのセキュリティ対策はレンタルサーバーの重要な要素ですが、どのような対策がなされているかはあまり意識することはないかもしれません。
サーバー向け次世代型セキュリティソリューションといわれるImunify360を導入いている、という視点でレンタルサーバーを検討してみるというのもいいかもしれません。
以下のレンタルサーバーはImunify360を導入しています。
その他のおすすめレンタルサーバー
前述のmixhostとカラフルボックスは当ブログでもおすすめのレンタルサーバーとして紹介していますが、その他にも以下のサーバーをおすすめしています。
- エックスサーバー スタンダードプラン
- ロリポップ! ベーシックプラン
- ConoHa WING WINGパック ベーシックプラン
気になったサーバーは公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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AIを使ったセキュリティ「Imunify360」とは?採用しているレンタルサーバーは? まとめ
というわけで今回は「AIを使ったセキュリティ「Imunify360」とは?採用しているレンタルサーバーは?」についてお伝えしました。
次世代型セキュリティといわれる「Imunify360」の概要がお伝えできていたら幸いです。
Imunify360を導入しているレンタルサーバーもお伝えしました。
気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
●Imunify360を導入しているレンタルサーバー
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。