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サーバーを作成してSNSを運営できる「分散型SNS」とは? おすすめのレンタルサーバーも紹介!

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「分散型SNS」という言葉を聞いたことがありますか。

SNSというとX(旧Twitter)やフェイスブック、インスタグラムなどが有名ですが、これらは中央集権型SNSと呼ばれるものになります。

分散型SNSが特に注目されるようになったのは、イーロン・マスクのTwitter買収騒動でX(旧Twitter)を離れた人たちが、代わりのSNSを探し出したことともいわれています。

Threadsのように、特定の企業(メタ社)が運営する従来型のSNSも、代替候補としていわれていますが、分散型SNSも代替候補として注目されています。

今回はこの「分散型SNS」についてお伝えしていきます。

分散型SNSでは、サーバーを作成すれば個人でもSNSの運営ができます。SNSサーバーを作成できるサービスについてもお伝えしているので、興味がある方は記事を読んでみてくださいね。

※正しい情報の掲載に努めておりますが、記事内容の正確性を保証するものではありません。また情報が古くなっている可能性があることもご承知おきくださいますようよろしくお願い申し上げます。

分散型SNSとは

分散型SNSとは、いわばSNSの形態の一つになります。

X(旧Twitter)、フェイスブック、インスタグラムなどは従来型の中央集権型SNSと呼ばれます。

中央集権型SNSは、特定の企業や組織などが運営していて、ユーザーは基本的に同じサーバーを利用してSNSを楽しみます。

これに対して分散型SNSは、複数のサーバーが存在し別々に管理されています。

データなどもそれぞれのサーバーに分散して保存されているため、分散型をいわれています。

つまり分散型SNSは、中央でSNS全体を管理している企業などが存在しない形態なんですね。

分散型SNSでは、それぞれのサーバー(多くはインスタンスと呼ばれています)ごとにテーマやルールなどが異なっており、ユーザーは自分に合ったインスタンスに登録して投稿や交流を楽しみます。

もし、登録したインスタンスが自分合わないときはインスタンスを変更することもできます。

分散型SNSと中央集権型SNSの違い

分散型SNSと中央集権型SNSの違いをまとめると以下のようになります。

分散型SNS中央集権型SNS
運営ユーザーが運営する複数のサーバーが存在し、それぞれ連携しながら
独自のテーマ、ルールで管理されている。
特定の企業、組織などがサーバーを管理し運営している。
データ管理複数のサーバーに分散して管理されている。基本、同じサーバーに一元管理されている。
自由度それぞれのサーバーが独自のテーマで運営されていて、ユーザーは登録するサーバーを自由に選べる。運営会社のルールに基づいて運営されている。ユーザーの自由度は低い。
セキュリティ性(データ消失のリスク)データが複数のサーバーに分散されているのでデータ消失のリスクは低い。一つのサーバーでデータが保存されているので、障害などでのデータ消失の可能性は分散型より高い。
特徴データの管理をユーザー同士で分散化している
登録するインスタンス(サーバー)が自由に選べる
相互運用性がある
機能が充実している
情報収集がしやすい
サービスの内容などが突然変更されることがある
利用者数比較的少ない多い

分散型SNSと中央集権型SNSの大きな違いは、特定の運営会社が一元管理をしているかどうか、ということです。

従来の中央集権型SNSは、ユーザーのデータを独占的に保存していましたが、分散型SNSではユーザー同士がデータを分散して管理しています。

これによりプライバシーとセキュリティ性を守りながら自由に発信、交流が出来るとされています。

しかし、分散型SNSの利用者は、まだ中央集権型SNSに比べると少なくなっています。

分散型SNSのメリット

分散型SNSのメリットは以下があります。

  • 特定の企業や組織の管理がないので、自由度が高い
  • 同じプロトコルであれば他のSNSの投稿を表示できる
  • 登録するインスタンスを好みで選べる
  • セキュリティ性が高い

特定の企業や組織の管理がないので、自由度が高い

中央集権型SNSだと、その運用ルールは全て運営会社が決めることになります。

そのルールに利用者は従わざるを得ないわけです。

しかし分散型SNSの場合、運営のルールやテーマなどはそれぞれのインスタンスを運営するユーザーが管理しているので、非常にその自由度が高いといえます。

利用者は、自分の好みのテーマやルールのインスタンスを選べばいいわけです。

もし気に入らなくなったら、インスタンスを変更すればいいので、この自由度の高さは分散型SNSのメリットの一つといえるでしょう。

同じプロトコルであれば他のSNSの投稿を表示できる

分散型SNSには、同じプロトコルであれば別のSNSであっても投稿を表示できるという相互運用性という特徴があります。

つまり、異なるSNS間であっても投稿を見れたり、フォローしたりすることができるということです。

これは分散型SNSのメリットといえるでしょう。

登録するインスタンスを好みで選べる

分散型SNSには、通常たくさんのインスタンス(サーバー)が存在します。

それぞれが異なるテーマで運営されているので、共通の趣味や関心を持ったユーザーが集まりやすいということがあります。

例えば、映画について交流しあうことをテーマとしているインスタンスに登録すれば、映画に関心があって交流したい人が集まっているので、映画について共有できる人と出会う可能性が高くなります。

セキュリティ性が高い

分散型SNSでは、データが複数のサーバーに分散して保存されているので、データの消失や流出の低いとされています。

つまりセキュリティ性が高いということになります。

分散型SNSのデメリット

分散型SNSのデメリットとしては以下があります。

  • 利用者が少ない
  • 好みのインスタンスを探しのが難しい
  • サーバーが突然終了するリスクがある。

利用者が少ない

一般的に、分散型SNSは中央集権型SNSよりも利用者が少ないです。利用者が少ないということで、色々なデメリットが考えられます。

特に、利用者が少ないということは、広く情報を発信したいと考えている人にとってはデメリットといえます。

また、情報の最新性についても注意する必要があります。

情報収集、また発信の視点からいうと、中央集権型SNSに比べて不利といえそうです。

好みのインスタンスを探しのが難しい

分散型SNSには、テーマが異なる多くのインスタンス(サーバー)があります。

ユーザーは、この中から自分に合ったインスタンスを選べるわけですが、そのインスタンスを探すのは意外に難しいともいわれています。

もちろん、選んだインスタンスが気に入らなければ、変更すればいいわけですが、やはりなかなか自分に合うインスタンスが見つからない可能性はあります。

サーバーが突然終了するリスクがある。

分散型SNSでは、個人でもサーバーを作成してSNSを運用することができます。

しかし、運営のハードルは少し高いとは言えるかもしれません。

運営の継続が困難になった場合、サーバーが終了してしまうという可能性があります。

この点も、分散型SNSのデメリットといえます。

代表的な分散型SNS3選

代表的な分散型SNSには以下があります。

  • Mastodon(マストドン)
  • Bluesky(ブルースカイ)
  • Misskey(ミスキー)

Mastodon(マストドン)

Mastodon(マストドン)はいわゆる分散型SNSとしてドイツのオイゲン・ロチコが2016年に立ち上げました。

X(旧ツイッター)のような短文投稿型のSNSで、ポストXともいわれています。

Mastodon(マストドン)は、X(旧Twitter)のように、特定の企業が管理しているSNSではなくて、複数のサーバーにデータを分散して保存しているという特徴があります。

Mastodon(マストドン)では、たくさんのテーマの異なるサーバー(インスタンス)が存在しており、ユーザーはその中から希望のインスタンスを選んで登録し利用します。

Mastodon – 分散型ソーシャルネットワーク

●マストドンの特徴

  • 分散型SNSである
  • テーマの異なるサーバー(インスタンス)が存在する
  • 広告がない
  • 投稿文字数500文字まで

●Mastodon(マストドン)の利用者数

マストドンの利用者数は、2024年10月時点では確認できませんでしたが、2023年3月時点では約650万人とされていました。

Bluesky(ブルースカイ)

Bluesly(ブルースカイ)は、Twitterの共同創設者であるジャック・ドーシーによって発案されたこちらも分散型SNSになります。

もともとは招待制でしたが2024年2月6日より誰でもアカウントが作成できるようになりました。

Bluesky

●Bluesky(ブルースカイ)の特徴

  • 分散型SNSである
  • セキュリティ性が高い
  • ユーザーが自由にサーバーを構築できる
  • 履歴、フォロワーの引継ぎが可能
  • 特定の投稿のフィードを表示できる

Bluesky(ブルースカイ)の投稿文字数は300文字までとなっています。※X(旧Twitter)は140文字(無料の場合)まで。

●Bluesky(ブルースカイ)の利用者数

2024年10月時点で利用者は1200万人ということで、順調に利用者を伸ばしているSNSになります。

Misskey(ミスキー)

Misskey(ミスキー)は、日本人syuilo(篠田英司「)によってたちあげられたMisskey Projectによって開発されています。

こちらも分散型SNSの一つになります。

投稿、返信、引用など、X(旧Twitter)と同様の機能があります。

「いいね」機能はありませんが、代わりにカスタムスタンプというLINEのスタンプのような投稿にリアクション出来る機能があります。

●Misskey(ミスキー)の特徴

  • 誰でも自由にインスタンス(サーバー)を作成し公開できる
  • 複数のSNSの投稿を見ることができる
  • カスタムスタンプ機能
  • 4つのタイムライン
  • MFM機能

Misskey(ミスキー7)には4つのタイムラインがあり、表示させる投稿を選択することができます。

ホーム自分がフォローしている人の投稿
ローカル所属しているインスタンス内の投稿
ソーシャルホームとローカルのミックス
グローバル所属しているインスタンスと繋がっているインスタンスのすべての投稿

MFM機能というのは、投稿の文字を装飾できる機能です。

●Misskey(ミスキー)の利用者数

Misskeyの最大のインスタンスである「Misskey.io」では2024年10月31日時点で「50万人突破!」と記載があります。

分散型SNSの将来性

分散型SNSは、コンテンツの表示管理の権限をユーザーが持っているため、中央集権型SNSよりも自由な投稿、発信が可能となっています。

また、プライバシーや個人情報を守りやすく、セキュリティ性も高いということがメリットとなっています。

そのため、特定の企業などによるルールで制限がかかる中央集権型SNSから分散型SNSに移行するユーザーも出てきています。

ただし、分散型SNSは短期間で急激に利用者数を伸ばす傾向はあるものの、なかなかユーザーを維持するのが難しいという指摘もあります。

また、現状で中央集権型SNSで満足しているユーザーも多く、移行の必要性を感じていない人も多いように思います。

分散型SNSの特徴の一つである、自分でサーバーを作成して独自のテーマでSNSを運用できる、ということもメリットではあるものの、一般ユーザーには少し分かりづらいといえるかもしれません。

そのあたりの認知がもっと進んでくれば、将来的に中央集権型SNSのように分散型SNSが一般的になっていく可能性はあると思います。

分散型SNSのサーバー作成におすすめのレンタルサーバー

分散型SNSのサーバー作成におすすめのレンタルサーバーは

XServer VPS

になります。

XServer VPSでは、分散型SNSのアプリケーションイメージを利用することができます。

Misskey Mastodon Blueskyのアプリケーションイメージが提供されています。※2024年11月6日時点。

分散型SNSでは、自分でSNSサービスを管理することができます。

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サーバーを作成してSNSを運営できる「分散型SNS」とは? おすすめのレンタルサーバーも紹介! まとめ

というわけで今回は「サーバーを作成してSNSを運営できる「分散型SNS」とは? おすすめのレンタルサーバーも紹介!」についてお伝えしました。

X(旧Twitte)の買収騒動以降、分散型SNSは注目されています。

Xからの移行先として分散型SNSを考えている人もいるかもしれません。

分散型SNSがどういうものか、記事を参考にしていただけたら幸いです。

というわけで今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。