専用サーバーの利用を考えている
という方(会社)もいるかもしれませんね。
専用サーバーは1台のサーバーをまるごと専有できるサービスになります。
ハイスペックで自由度が高い専用サーバーですが、使い方によっては大きなリスクを抱えてしまう可能性もあります。
専用サーバーはメリットも大きいですが、そのデメリットについても知っておく必要があります。
というわけで今回は「専用サーバーとは?その用途とメリット・デメリット」についてお伝えします。
専用サーバーについて知りたいという方や会社で専用サーバーの利用を考えているという方は記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約7分で読めます。
●専用サーバーの用途
- 大規模なサイトの運営
- 大量アクセスが見込まれるサイト(イベント・キャンペーンサイト)の運営
- 独自性の高いシステムによる顧客管理や社員管理
- アプリケーションの開発環境
●専用サーバーのメリット
- サーバーをまるごと使える
- 管理者権限が付与される
- 他のユーザーの影響を受けない
●専用サーバーのデメリット
- 費用が高額になる
- 専門知識が必要
- トラブルや障害に自分で対応する必要がある
専用サーバーとは
専用サーバーとは、サーバーを1台まるごと専有できるサービスのことです。
サーバーをまるごと利用できるので、高スペックで希望に合ったサーバーを構築できる自由度が高いサービスになります。
専用サーバーの用途
専用サーバーは主に以下のような用途に利用されます。
- 大規模なサイトの運営
- 大量アクセスが見込まれるサイト(イベント・キャンペーンサイト)の運営
- 独自性の高いシステムによる顧客管理や社員管理
- アプリケーションの開発環境
大規模なサイトの運営
専用サーバーでは、大規模なWebサイトの可能です。
専用サーバーは、サーバースペックを1台まるごと使えるので、利用できるメモリやストレージの容量が大きくなっています。
このため、大規模サイトや多数の商品を扱うECサイトやSNSサイトなどの運営でも利用されることも多いです。
大量アクセスが見込まれるサイト(イベント・キャンペーンサイト)の運営
大量にアクセスが見込まれるサイト、例えば大きなイベントの特設サイトやキャンペーンサイトなどの運営でも利用されます。
独自性の高いシステムによる顧客管理や社員管理
専用サーバーは、会社の顧客管理や社員管理などの目的でも利用されます。
専用サーバーには管理者権限(ルート権限)が付与されるので、OSやアプリケーションが自由にインストールでき好きなようにサーバーを構築できます。
このことを利用して会社の顧客管理や社員管理に使うサーバーとして使うことも可能になります。
アプリケーションの開発環境
専用サーバーはアプリケーションの開発環境としても利用されます。
アプリケーションの開発には開発環境が必要になりますが、この開発環境として専用サーバーを利用することが可能です。
管理者権限が与えられる専用サーバーでないとこのように自由にサーバー環境を構築することはできません。
専用サーバーのメリット
専用サーバーの主なメリットは以下のようなものがあります。
- サーバーをまるごと使える
- 管理者権限が付与される
- 他のユーザーの影響を受けない
サーバーをまるごと使える
専用サーバーのメリットとしては、やはり
サーバーを1台まるごと使える、ということになります。
そのサーバーのスペックをフル活用できるので、前述したように大規模サイトの運営が可能になります。
管理者権限が付与される
専用サーバーには管理者権限(root権限)が付与されています。
つまりシステム管理についての全ての操作が可能になるということです。
この権限により全てのファイルにアクセスすることが可能になっています。
ちなみにroot権限とは、Unix(Linux)における管理者権限のことをいいます。
他のユーザーの影響を受けない
専用サーバーは、共用サーバーのように1台のサーバーを他のユーザーと共有していないので、他のユーザーの影響を受けないというメリットがあります。
このため、他のユーザーの影響を受けずに安定したサーバー運用が可能です。
専用サーバーのデメリット
次は専用サーバーのデメリットをみていきます。
冒頭でもお伝えしたように専用サーバーは、高スペックで自由にカスタマイズできるというメリットがある反面、いくつかの大きなデメリットもあります。
専用サーバーのデメリットとしては
- 費用が高額になる
- 専門知識が必要
- トラブルや障害に自分で対応する必要がある
費用が高額になる
デメリットの一つとして
かかる費用が高額になる
ということがあります。
専用サーバーは、共用サーバーなど他のレンタルサーバーに比べて費用が高額になります。
サーバーの導入だけでなく運用のコストとして専門知識をもった人材の人件費なども見込んでおく必要があります。
専用サーバーは、サーバー構築、運用により利益が上げられる見込みがないと、大きな損失につながる可能性があります。
専門知識が必要
専用サーバーを運用するには、高度な専門知識が必要になります。
OSやアプリケーションのインストールなどの初期設定は自分で行う必要があります。
なので、専門知識がないとサーバーとして利用することもできないということになります。
トラブルや障害に自分で対応する必要がある
専用サーバーは、トラブルや障害などに対する対応も自分で行う必要があります。
もちろんトラブルに対する対応だけでなく日頃の運用として、OSを最新バージョンに保つなどの保守・メンテナンス、またセキュリティ対策も必須になります。
専用サーバーを提供しているレンタルサーバー
専用サーバーを提供しているレンタルサーバーとしては
があります。
専用クラウドサーバーとして
- スターター:月額18000円
- ターボ:月額30000円
- グロース:月額50000円
の3つのプランがあります。
興味がある方は公式サイトを確認してみてくださいね。
VPSという選択肢
専用サーバーは、自由度やカスタマイズ性が高く他のユーザーの影響を受けずに安定的な運用ができるなどの大きなメリットがあります。
反面、費用が高額、専門知識が必要、トラブル対応などのデメリットも多く、一般的に導入のハードルが高いといわれています。
サーバーの保守や運用、セキュリティなどの業務をサービスとして提供する「マネージドサービス」というのもありますが、当然ながらその分費用もかかるのでコスト面での問題は大きくなります。
そこで、専用サーバーの良いところをリーズナブルな価格で提供するVPSという選択肢が出てきます。
VPSは、
仮想専用サーバー(バーチャル・プライベート・サーバー)
の略になります。
VPSは、仮想化技術を使って一台の物理サーバーの中に複数の専用サーバーを作ったものです。
その名の通り”仮想的な専用サーバー”ということになります。
ユーザーはそれぞれの仮想サーバーを専有して専用サーバーのように使うことができます。
コストの問題などで専用サーバーの導入が難しい場合は、VPSを検討してみるのも一つの方法です。
VPSの特徴
VPSの特徴として、専用サーバーのように利用できるにもかかわらず
価格が安い
ということが挙げられます。
それぞれの仮想エリアは分けられているので、他のユーザーの影響を受けることは基本的にありません。
ただし物理サーバー自体は共有しているのでサーバー本体に何かあればその影響を受ける可能性はあります。
専門知識は専用サーバー同様必要になりますが、コストに関してはVPSは圧倒的に安くなります。
●専用サーバーと比較したときのVPSの注意点
一般的に、専用サーバーで利用される大規模イベントサイトやキャンペーンサイトの用途の場合、VPSだと大量アクセスなど急激な需要の増減に対して柔軟に対応できない場合があります。
VPSを提供しているレンタルサーバー
VPSを提供しているレンタルサーバーになります。
気になるVPSは公式サイトをチェックしてみてくださいね。
初心者におすすめのVPS4選
●ConoHa VPS : ARK、マイクラ、Rustなどゲーム用テンプレートが豊富。VPS初心者にもおすすめ。
●さくらのVPS : 初心者向けのコンテンツが豊富でサポートも充実。
●エックスサーバーのVPSサーバー : コスパが良くておすすめ。用途に合わせてイメージも充実。
●メモリ1GBあたりのコスパで比べたら「KAGOYA CLOUD VPS」 : スペック変更(スケールアップ)や大容量にも対応。柔軟性が魅力。
専用サーバーとVPSのどちらが自社に最適か迷ったときの判断チェックリスト
専用サーバーとVPSのどちらを選ぶべきかは、料金や性能だけでなく、自社の運用体制や将来の拡張計画によっても変わります。
ここでは、初めてサーバーを選ぶ方でも迷いにくくなるように、重要なポイントをチェックリスト形式で解説していきます。
自社に合ったサーバーを選ぶ参考にしてみてくださいね。
予算
サーバー選びでは、毎月どれくらいの費用をかけられるかを最初に整理しておくことが大切です。
専用サーバーは1台まるごと占有するため、VPSと比べて月額費用が高くなりやすいですが、その分だけ安定したリソースを確保できます。
一方でVPSは、1台の物理サーバーを複数ユーザーで分け合う仕組みのため、コストを抑えつつある程度の性能を得たいケースに合っています。
性能
性能の比較では、CPU(処理能力)、メモリ(同時処理の余裕)、ストレージ(データの保存領域)を中心に考えると分かりやすいです。
専用サーバーは物理的なマシンを単独で利用するため、他ユーザーの影響を受けにくく、安定した処理速度が期待できます。
VPSは仮想化技術を使って複数の環境を分割しているため、プランによっては他ユーザーの利用状況で性能が変動する場合があります。
アクセス数
サイトやアプリへのアクセス数が多くなると、サーバーにかかる負荷も大きくなり、ページ表示の遅延やエラーの原因になります。
そのため、どれくらいのアクセス数を想定しているか、今後どの程度まで増えそうかを事前にイメージすることが重要です。
特にキャンペーンや広告出稿で一時的にアクセスが急増する場合は、余裕を持ったサーバースペックを検討する価値があります。
管理
サーバーの管理に割ける時間やスキルレベルも、専用サーバーとVPSの選択に大きく関わります。
専用サーバーは自由度が高い反面、OSやミドルウェアの設定、セキュリティ対策などを自分たちで行う場面が増えがちです。
VPSも基本的には自分で管理しますが、提供会社によっては管理ツールやテンプレートが充実していて、比較的扱いやすいサービスもあります。
セキュリティ
セキュリティは、個人情報や決済情報を扱うサイトにとって特に重要な判断材料です。
専用サーバーは他ユーザーと物理的な環境を共有しないため、VPSと比べると隔離性が高く、リスクを抑えやすい側面があります。
ただし、どちらを選んでも、ファイアウォールの設定やソフトウェアの更新など、基本的なセキュリティ対策を継続することが欠かせません。
柔軟性
柔軟性とは、必要に応じてCPUやメモリなどのリソースを増減しやすいかどうかを指します。
VPSは、多くのサービスでプラン変更がしやすく、段階的にスペックを引き上げる運用と相性が良いです。
専用サーバーは一度構成を決めると変更に時間やコストがかかることがあるため、最初の設計時にある程度将来を見越した構成を考える必要があります。
用途
サーバーをどのような用途で使うのかを明確にすると、専用サーバーとVPSの向き不向きが見えやすくなります。
- 中小規模のWebサイトやブログ、テスト環境には、コストを抑えられるVPSが向いています。
- 大規模ECサイトや業務システムなど、停止が許されない用途には専用サーバーが選ばれることが多いです。
- 動画配信やゲームサーバーなど、高負荷かつ安定した処理が求められる場合も、専用サーバーが検討対象になります。
このように、利用シーンを具体的に思い描くことで、自分に合うサーバーの方向性が整理しやすくなります。
将来性
サーバーは一度構築すると長く使うことが多いため、今だけでなく数年先の利用イメージも意識しておくと安心です。
サービスが成長してユーザー数が増える場合、スムーズにスケールアップできるかどうかは重要なポイントになります。
特に、事業拡大を見込んでいる場合は、将来、専用サーバーへの移行が必要になるかどうかも含めて検討すると無理のない選択につながります。
比較
専用サーバーとVPSの違いを整理するために、代表的な観点を表でまとめます。
| 項目 | 専用サーバー | VPS |
|---|---|---|
| 費用 | 月額は高めだが性能に見合ったコスト | 初期費用と月額を抑えやすい |
| 性能 | 物理リソースを独占でき安定しやすい | 共有環境のため変動する場合がある |
| 拡張性 | 増設に時間や作業が必要なことが多い | プラン変更で手軽に拡張しやすい |
| セキュリティ | 他ユーザーと物理環境を共有しない | 仮想化による論理的な分離が中心 |
用途別おすすめVPSサービス
VPSは用途によって適したVPSサービスがあります。
以下の用途別のおすすめVPSサービスを参考にしてみてくださいね。
●WordPress用高速Webサーバー
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●Minecraft用のマルチサーバー
Minecraft(ゲーム)用のマルチサーバーにおすすめなVPSサービスは
- エックスサーバーVPS
- ConoHa for GAME
です。
ゲーム用のマルチサーバーに特化したVPSになります。
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●FXの自動売買用サーバー
FXの自動売買用サーバーのおすすめVPSサービスは
になります。
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専用サーバーとは?その用途とメリット・デメリット まとめ
というわけで今回は「専用サーバーとは?その用途とメリット・デメリット」についてお伝えしました。
専用サーバーは、自由度やカスタマイズ性が高く他のユーザーの影響を受けないというメリットがある反面、高度な専門知識が必要で価格も高額、というデメリットがあります。
なかなか導入にはハードルが高いですが、安価で専用サーバーの良いところを生かせるサービスとしてVPSについてもお伝えしました。
専門知識は必要なものの、コストも専用サーバーに比べて安く、VPSは導入しやすいといえます。
専用サーバーを検討するさいは参考にしていただければ幸いです。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。