Windows Serverでマイクロソフトのサポート期限が終了したらどうなるの?
という方もいるかもしれません。
今回は「【Windows Server】マイクロソフトのサポート期限が終了したらどうなる?どうする?」についてお伝えします。
Windows Serverのサポート期限が終了したらどうなるのか気になっている方は記事を参考にしてみてくださいね。
※この記事は約5分で読めます。
●Windows Serverの、マイクロソフトのサポートが終了したらどうなるか?
マイクロソフトのサポートが終了してもWindows Server自体は利用することができるが、セキュリティリスクが大きくなる。
●Windows Serverの、マイクロソフトのサポートが終了したらどうする?
サポート期限が残っている後継か代替OSに移行するのが一般的。
Windows Serverとは
Windows Serverは、マイクロソフトが開発・提供しているサーバーOSになります。
Windows Serverには様々なバージョンがありますが、現在(2024年8月27日時点)サポートが有効なバージョンは
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
になります。
上記以前のバージョンであるWindowsServer2012/2012 R2については メインストリームサポート、延長サポート共にすでに終了しています。
バージョン名 | メインストリームサポート | 延長サポート |
WindowsServer2012/2012 R2 | 2018年10月9日 | 2023年10月10日 |
Windows Serverのサポート
マイクロソフトのWindows Serverのサポートは、メインストリームサポートと延長サポートがあります。
- メインストリームサポート:リリース後の最低5年間。セキュリティアップデート、バグ修正の他、新機能の追加など。
- 延長サポート:最低5年間。セキュリティアップデート(脆弱性の修正)と重大なバグ修正。新機能の追加などは行われない
ということで最低10年間のサポートがある、ということになります。
Windows Serverのサポート終了日
Windows Serverの各バージョンの延長サポート終了日は以下のようになっています。
リリース年 | 延長サポート終了日 | |
Windows Server 2016 | 2016年 | 2027年1月12日 |
Windows Server 2019 | 2018年 | 2029年1月9日 |
Windows Server 2022 | 2021年 | 2031年10月14日 |
延長サポートが終了した後は、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。
マイクロソフトのサポートが終了したらどうなる?
延長サポートが終了しても、Windows Serverを使用することは可能です。
ただし前述したように、Windows Serverの延長サポートが終了すると、
- セキュリティ更新プログラムが提供されなくなる
- 新機能の追加が行われなくなる
- 有償/無償サポートを受けることができなくなる
ということになります。
そのため特にセキュリティ面でのリスクが増大することになります。
具体的には、サーバーの脆弱性を狙ったサイバー攻撃を受けやすくなるということが考えられます。
●サポート終了によるセキュリティリスク
- 情報漏洩
- サーバーへの不正侵入
マイクロソフトのサポートが終了したらどうする?
ということで、延長サポートが終了したWindows Serverを使い続けることは非常に危険だということになります。
Windows Serverサポート終了に対する対応としては、
サポート期限が残っている後継、代替OSに移行する
というのが一般的です。
Windows Server2022の後継(次のバージョン)はWindows Server2025といわれています。
Windows Serverの代替OSの候補としては、以下があります。
- Rocky Linux
- FreeBSD
- Ubuntu
- RedHat Enterprise Linux
Windows Server2022の次のバージョンは?
マイクロソフトは、Windows Server2022の次のバージョンが「Windows Server2025」であることを発表しています。
リリース日は2024年後半とされています。
●参考
Windows Server 2025 の新機能 | Microsoft Learn
Windows Serverが使えるVPSサービス
Windows Serverが使えるVPSサービスには以下のようなものがあります。
- Xserver for Windows
- ConoHa for Windows Server
- ウィンサーバー
- WindowsServer VPS【ABLENET】
- さくらのVPS for Windows Server
- KAGOYA VPS Windows Server
- WebARENA (Indigo)
※以下の記事で、各サービスの特徴、料金などを比較しているので参考にしてみてください。
Windows Serverが使えるVPSサービスを徹底比較!それぞれの性能・特徴とおすすめの人
FXの自動売買もおすすめVPS
FXの自動売買用途には専用VPSがおすすめになります。
「専用」とあるように、FXの自動売買に特化したVPSになります。
お名前ドットコムデスクトップクラウド

お名前.com デスクトップクラウドはFX自動売買専用VPSになります。
FX自動売買専用VPSということもあって、多くのFXトレーダーが推薦しています。
●お名前ドットコムデスクトップクラウドの特徴
- コスパがいい
- サーバーが高性能
- サポートが充実
- 返金保証がある
- MT4/MT5に対応している
興味がある方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
シンクラウドデスクトップ

は、2023年7月にスタートしたまだ新しいVPSサービスになります。
お名前ドットコムデスクトップクラウドと同様に「FX自動売買専用VPS」を謳っています。
●シンクラウドデスクトップ for FXの特徴
- FX自動売買に特化したVPSサービス
- Xserver VPSがベースになっている (※)
- ハイスペックな性能
レンタルサーバー最大手の「エックスサーバー」と同じ運営会社なのでその信頼性は高いといえます。
気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
(※)シンクラウドデスクトップは、元々エックスサーバー株式会社の運営でしたが、現在(2024年8月18日)はグループ会社であるシンクラウド株式会社の管理になっています。運営体制が変わったので、上記のような記載は現在公式サイトにもないようです。サーバーは変わらずハイスペックで処理も高速ということで、上記のような経緯があったということだけお伝えしておきます。
関連記事
今回の記事の関連記事になります。
気になる記事があったら読んでみてくださいね。
- Xserver for Windows Serverについてのよくある疑問
- Windows Serverについてのよくある疑問
- Windows Serverで追加ライセンス料金が必要な時とその価格
- Windows Serverにはどんな種類があるの?それぞれどう違う?
- Windows Serverとは?その特徴やLinuxとの違い
- シンクラウドデスクトップとお名前ドットコムデスクトップクラウド FX自動売買でどちらを選ぶのがいい?
- 【徹底比較】Windows Serverが使えるおすすめVPSサービス10選!
【Windows Server】マイクロソフトのサポート期限が終了したらどうなる?どうする? まとめ
というわけで今回は「【Windows Server】マイクロソフトのサポート期限が終了したらどうなる?どうする?」についてお伝えしました。
Windows Serverはサポートが終了してしまうと、特にセキュリティ面でのリスクが増大します。
サポート終了前に今後のサーバー運営をどうしていくかの対応を検討しておくことが推奨されます。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。