タイッツーというSNSを知っていますか?
Twitter(現X)をベースに個人によって開発されたSNSで、X(旧Twitter)に代わりになるSNS候補としても注目されているSNSになります。
TwitterなどでSNSに疲れてしまった人達が流れているともいわれていて、タイッツーも「寄り添うSNS」を目指しているとしています。
というわけで今回は「タイッツーとは? Twitter(現X)の代わりとして注目の個人開発SNS」についてお伝えします。
タイッツーってなに?という方は記事を読んでみてくださいね。

タイッツーとは
タイッツーとは、Twitter(現X)に似た機能を持ったSNSでTwitterの代わりのSNSとして注目されています。
タイッツーは、hokuさんというエンジニアの方が個人で開発したSNSになります。
X(旧Twitter)が、予告なくAPIの機能削減を行ったことをきっかけとして開発され、2023年7月に公開されました。
タイッツーは、一週間で登録者数が10万人を突破したということで多くの注目を集めました。
※2024年11月時点での利用者数は、22万人以上ともいわれています。
「タイッツー」という名前は微妙にどこかのSNSと似ていますが、名前の由来については公式でも”秘密”となっています。
タイッツーを利用することを「タイツを振り回す」「タイツをはく」ということもあるようです。
タイッツーの特徴
タイッツーの特徴は
- シンプルな機能
- 安全性、プライバシーを重視している
- 個人による運営なので希望が伝わりやすい
タイッツーは、個人による開発・運営ということでSNSに必要な最低限の機能からスタートしています。
機能は少しずつ追加されていますが、ユーザーが安心して楽しめるようにプライバシー保護などを重視した機能から実装されているようです。
例えば「ひっそりモード」という機能があります。
このモードをオンにすることで、投稿が他のユーザーからリタイーツができなくなり、パブリックタイムラインで非表示、検索ヒットなしになります。
これにより文字通りひっそりとした投稿ができます。
タイッツーは個人による開発なので、Xなどでその使い心地や機能に対する希望などが開発者に伝わりやすいということもあります。
要望からタイッツーがすこしずつ改善、進化していく様子を楽しんでいる人もいるようです。
タイッツーの機能
タイッツーの機能は、X(旧Twitter)とよく似ています。
タイッツーの機能
- タイーツ
- リタイーツ
- フォロー
- ブロック
- ミュート
- 鍵垢の設定
- センシティブ設定
タイーツ
X(旧Twitter)でいうポストのこと。いわゆる投稿ですね。
通常だと、全角で140文字まで投稿することができます。
タイーツでは「がっつりタイーツ」という機能があり、この機能を使うと6000文字まで投稿できます。
リタイーツ
Xでいう「リポスト」Twitterでいうリツイートになります。
自分のフォロワーに投稿を拡散する機能です。※再投稿という意味でもあります。
フォロー
これは、普通にフォローです。
気に入ったユーザーをフォローすることができます。
フォローするとフォローしたユーザーの投稿がタイムラインに表示されます。
ブロック
タイッツーにもブロック機能があります。
特定のユーザーをブロックすることで、そのユーザーの投稿をタイムラインに表示させないことができます。
ミュート
ミュート機能は、相手から自分のタイーツを見れなくする機能です。
他に「ミュートワード」として特定のワードを含むタイーツを非表示にしたり、「RTミュート」としてRT(リタイーツ)ミュートした人がRTしたタイーツを非表示にする機能もあります。
パブリックタイムライン
パブリックタイムラインは、タイーツの全ユーザーのタイーツが表示されるタイムラインです。
タイッツーでの最新の話題や情報をチェックすることができます。
※ミュート機能を使って特定のワードを含むタイーツをタイムライン上で非表示にすることもできます。
鍵垢の設定
鍵垢(鍵付きアカウント)は、フォロワーだけにタイーツを表示させることができる機能です。
プライバシーの保護や誹謗中傷対策としても有効な機能になります。
フォロワーを対象にクローズドなコミュニティを作ることも可能になります。
センシティブ設定
センスティブ設定は、タイーツ時にオンにすることでパブリックタイムラインに表示されなくなり、タップしないと内容が見れないようにクッションが入るようになります。
センシティブ設定はタイーツごとに設定できます。
タイッツーに向いている人
タイッツーは「SNS疲れしにくい」「雑に使えるSNS」を目指しているとしています。
そのため「SNS疲れをなるべくしない」ような機能から実装されてきたという経緯があります。
また、開発者のhokuさんはタイッツーを「雑に使ってほしい」という発信をしています。
「SNSは楽しむためのただのツール」ということで「雑に使うべきだ」ということも言っているんですね。
こういったことから、タイッツーは
SNSでのやり取りに疲れている人
に向いているといえるかもしれません。
もちろんマナーを守ることは大前提ですが、そのうえで楽しく気楽にSNSを楽しみたいという人にも向いているSNSといえるかもしれません」ね。
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タイッツーとは? Twitter(現X)の代わりとして注目の個人開発SNS まとめ
というわけで今回は「タイッツーとは? Twitter(現X)の代わりとして注目の個人開発SNS」についてお伝えしました。
タイッツーは、エンジニアであるhokuさんが個人で開発したTwitter(現X)によく似たSNSになります。
「寄り添うSNS」を目指しているということで、SNSに疲れてしまった人に向いているといえるかもしれません。
機能が少しずつ実装されていく様子を見ながら、タイッツーの成長を楽しんでいる人もいるようです。
気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。