EC-CUBEの機能と料金について知りたい
という方もいるかもしれません。
今回は「EC-CUBEの機能と料金をわかりやすく解説」についてお伝えします。
ECサイトの構築や乗り換えを検討している、EC-CUBEの機能やかかる費用について知りたいという方は記事を読んでみてくださいね。
EC-CUBEの料金プラン
EC-CUBEはクラウド版とダウンロード版の二つの提供形態があります。
クラウド版は月額制のLiteプランとStandardプランがあり、
ダウンロード版はソフトを無料で入手して自社サーバーで運用する方式です。
各プランの月額料金や初期費用、機能面の違いをわかりやすく解説します。
クラウド版の概要とLiteプランの特徴
クラウド版は運用負担を減らして手早くECを始めたい方向けのサービスです。
Liteプランは基本的なEC機能が揃っており、商品登録無制限や独自ドメイン対応、SSLの標準提供などが含まれます。
ただし、現在Liteプランは新規受付停止中の場合があるため、契約前に問い合わせが必要です。
- 初期費用が不要で、まずは低コストで始めたい事業者向け。
- 基本機能で十分な小~中規模のショップに適している。
- ただし高度なソース改変や独自開発には向かない。
Standardプランの詳細と料金
Standardプランはカスタマイズ性や開発運用面の利便性が高く、本格的に売上拡大を目指す事業者に向いています。
このプランではソースコードのカスタマイズ解放やステージング環境の提供、Git管理やエラーログ取得などが利用可能です。
以下は初期費用と月額料金になります。
| 項目 | 価格(税抜) |
|---|---|
| 月額料金 | 4万9,800円~8万4,800円(販売額に応じた段階制) |
| 初期費用 | 7万円 |
| 決済手数料 | 別途ご契約 |
ダウンロード版の特徴とプラン選びのポイント
ダウンロード版はソフト自体は無料で入手でき、サーバーや保守を自社で管理できる事業者に向いています。
自社でアップデートやセキュリティ対策を行うか外部に委託する必要があるため、技術的知見が求められます。
Standardプランが総合的に推奨される理由は、柔軟なカスタマイズ性とステージング環境による検証が可能で、規模拡大時にも安心な料金上限が設定されている点です。
- ダウンロード版は自由度が高い反面、保守の負担が増える点に注意。
- Standardはブランドや独自仕様を重視する事業者に向く。
ステージング環境:本番前に変更を検証する「テスト用の本番環境」のこと。
SSL:通信を暗号化する仕組み。顧客情報を保護。
EC-CUBEの機能と料金で押さえておきたいポイント
EC-CUBEの機能や料金で抑えておきたいポイントについて解説します。
ポイントとしては
- 基本機能と拡張性
- 導入形態と初期費用
- 運用コストと保守
- カスタマイズ性と外部連携
- セキュリティとサポート体制
というところになります。
基本機能と拡張性の概略
EC-CUBEはカート・会員管理・受注管理などの基本機能が揃っており、オープンソース版は自由に機能追加が可能です。
初期導入時は標準機能で運営を始められることが多く、必要に応じてプラグインやカスタム開発で機能を拡張できます。
プラグイン※:既成の機能追加モジュールで、決済や配送、SEO対策などを手軽に導入できる。
導入形態と初期費用の比較表
EC-CUBEは自社でサーバーにインストールする方法と、ホスティング型・クラウド型の提供を受ける方法があります。
以下は代表的な導入形態と初期費用の比較表です。
| 導入形態 | 初期費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 自社構築(オープンソース) | 低〜中(開発費次第) | 自由度高いが開発・保守負担あり |
| ホスティング型/SaaS | 中〜高(初期設定費) | 運用負担が軽く即運用可能 |
| パッケージ導入+構築支援 | 中〜高(構築費含む) | 要望に合わせたカスタマイズが可能 |
運用コストと保守のポイント
運用コストはサーバー費、決済手数料、プラグインやアップデート対応の費用が中心になります。
自社で運用する場合は保守スタッフの工数や障害対応も考慮が必要です。
長期的にはサーバーのスケールやセキュリティ対応によりコストが変動します。
カスタマイズ性と外部連携の長所
EC-CUBEは公開されているソースを改修できるため、独自のUIや業務プロセスに合わせた機能を作り込めます。
API連携で基幹システムや物流システムとつなぐことで運用効率を高めることが可能です。
API連携※:外部システムとデータをやり取りするための仕組みで、自動連携やバッチ処理が可能になる。
セキュリティとサポート体制の要点
セキュリティ面では定期的なアップデートや脆弱性対応が重要で、有償の保守契約や外部セキュリティ診断を利用する選択肢があります。
サポートはベンダー提供の有償サポートやコミュニティでの情報収集が主な手段になります。
初期費用とランニングコストを理解する
初期費用と毎月かかるコストを整理しておくことはとても大事です。
代表的な費用項目としては以下があります。
- 初期設計・構築費
- サーバー・ホスティング費
- 決済手数料と外部サービス費
初期設計・構築費の内訳
初期設計やデザイン、カスタマイズ開発の費用は要件次第で幅があります。
テンプレートを使えば費用を抑えられますが、ブランド独自のデザインや複雑な業務ロジックがある場合は開発費が増加する可能性があります。
サーバーとホスティング費の比較
サーバーは共有型VPSや専用サーバー、クラウドの選択肢があり、トラフィックや売上規模に応じて選ぶことが多いです。
※EC-CUBEの簡単インストール機能があるレンタルサーバーもあります。
スケールに応じた自動化やCDN利用でパフォーマンスとコストのバランスを取る方法があります。
決済手数料と外部サービス費の考え方
決済代行の手数料や配送業者の連携費用、会員管理やメルマガ配信サービスの月額など、細かい運用費を合算すると予想以上の額になる場合があります。
トータルの運用費の費用感を掴んでおくことが大事になります。
カスタマイズと拡張での選択肢
カスタマイズをどこまで行うかで費用対効果が大きく変わります。
ここでは主な選択肢とメリット・デメリットをお伝えします。
- 既存プラグイン活用
- 部分的にカスタム開発
- 全面的なフルスクラッチ開発
既存プラグイン活用の利点と注意点
既存のプラグインを活用すると導入が早くコストも抑えられます。
ただしプラグイン同士の競合やバージョン更新による互換性問題が発生することがあるので注意しましょう。
プラグイン活用のメリット・デメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 低コストで短期間導入可能 | 機能が限定される場合がある |
| コミュニティやマーケットで選べる | アップデートで動作不具合が出る可能性 |
部分的カスタムの実務的判断
コア機能は標準で使い、業務上必要な箇所だけをカスタムする方法は費用対効果が高いとされています。
要件定義の精度が上がると無駄な開発を抑えられます。
フルスクラッチの場面
競合優位性が明確で、独自機能が事業戦略の中核である場合は、カスタム比率を高める価値があります。
ただし開発期間や保守負担、将来の拡張性を考慮する必要があります。
システムを0から独自に開発・構築する開発手法をフルスクラッチといいます。
導入事例と選び方のポイント
業種や規模によって選び方が変わるため、実際の導入事例を参考にすると選定がしやすくなります。
ここでは代表的な選び方のポイントは以下になります。
- 小規模〜スタートアップ向け
- 中堅〜成長企業向け
- 大規模〜複雑業務向け
小規模向けの選定基準
小規模やテストマーケットではSaaS型やテンプレート活用で早期立ち上げを重視する選択が向きます。
低コストで運用負担が少ない点がメリットになります。
中堅企業向けの考え方
中堅企業は将来の拡張性と社内業務との連携を重視するため、部分カスタムとAPI連携を組み合わせるケースが多いです。
運用体制を社内で持つか外注で賄うかでコスト構造が変わります。
大規模・複雑業務向けの導入例
大量の商品数や多チャネル販売、複雑な出荷ロジックがある場合は専用開発や豊富なミドルウェア連携が必要になります。
外部ベンダーとの長期保守契約を含む総合的な設計が重要になります。
Xserverショップ EC-CUBEベースで、ネットショップの制作・運営に特化したサービス
エックスサーバーには、Xserverショップ(エックスサーバーショップ)という、ネットショップ(ECサイト)の作成・運用に特化したサービスがあります。
販売手数料0円で、月額1980円~の料金でネットショップ(ECサイト)運営できます。
エックスサーバーショップは、EC-CUBEをベースにしています。
Xserverショップは、ネットショップ構築に必要なものが全てそろった状態で始めることができます。
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EC-CUBEの機能と料金をわかりやすく解説 まとめ
というわけで今回な「EC-CUBEの機能と料金をわかりやすく解説」についてお伝えしました。
初期費用、運用コスト、カスタマイズ度合い、サポート体制のバランスで検討するのが近道です。
この記事で挙げたポイントを参考に、要件を整理して最適な導入形態を選ぶと後悔が少なくなります。
というわけで、今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
