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SSHとは? Telnet、SSLとの違いと認証の仕組みをわかりやすく解説

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SSHってなに? SSLとの違いは?

という方もいるかもしれませんね。

何となくセキュリティに関わる用語というイメージはあるかもしれませんが、実際にどうものなのかは意外に良く知らない方もいると思います。

というわけで今回は「SSHとは? Telnet、SSLとの違いと認証の仕組みをわかりやすく解説」についてお伝えします。

SSHってなに?という方は記事を読んでみてくださいね。

※正しい情報の掲載に努めておりますが、記事内容の正確性を保証するものではありません。また情報が古くなっている可能性があることもご承知おきくださいますようよろしくお願い申し上げます。

SSHとは

SSH(Secure Shell)とは、

暗号化された通信によってネットワークにつながれたコンピュータ(サーバー)を遠隔操作する仕組みのこと

です。

従来から、同じようにネットワークにつながれたコンピュータを遠隔操作する仕組みに

Telnet」

がありますが、こちらは通信をそのままの状態で行う、つまり「通信の内容が暗号化されていない」という問題がありました。

●通信が暗号化されていない場合の主なセキュリティリスク

  • ID、パスワードなどの重要な情報が盗聴されるリスク
  • 情報漏洩のリスク
  • なりすましによる不正ログインのリスク

こういったセキュリティリスクを解消するために開発された、通信を暗号化して送信するデータを守る仕組みがSSHになります。

SSHとTelnetの違い

SSHとTelnetの大きな違いは、前述しているように暗号化の有無です。

Telnetは1983年に規定されたプロトコルで、通信を平文(暗号化していない)で送信するため、盗聴などのセキュリティリスクがあるとして現在では推奨されていません。

SSHは全てのデータが暗号化されて送信されるので、Telnetよりセキュリティにおいて安全性が高いといえます。

SSHの認証の仕組み

SSHの主な認証方法は「公開鍵認証」になります。

SSHの公開鍵認証は

  • 公開鍵
  • 秘密鍵

を使った認証を行っています。

認証までの流れは以下のようになっています。

  1. あらかじめPC側(クライアント)で鍵(公開鍵、秘密鍵)のセットを作成して、サーバー側に公開鍵を設置しておく
  2. PC側で秘密鍵を使って署名を作成してサーバー側へ送る
  3. サーバー側は公開鍵を使って署名が正しいかどうかを検証し認証を行う
  4. 認証がうまくいけば通信を開始

といった感じになっています。

認証は、作成された署名が正しいかどうかを公開鍵で検証することで行います。

正しい署名は公開鍵とペアとなる秘密鍵でしか作成できないので、署名が正しければ正しい所有者の証明になります。

認証の方法としては前述の「公開鍵認証」の他に「パスワード認証」があります。※設定により選択可能となっています。

SSHとSSLの違い

SSHと混同しがちな用語にSSLがあります。

違いとしては

SSHが、暗号化された通信によってネットワークにつながれたコンピュータ(サーバー)を遠隔操作する仕組みのこと

であるのに対し、

SSLは、データを暗号化して通信を行う仕組み

ということになります。

  • SSH:通信を暗号化して遠隔操作を行う仕組み
  • SSL:通信を暗号化する仕組み

※SSHでの通信の暗号化にはSSLが使用されています。

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今回の記事の関連記事になります。

気になる記事があったら読んでみてくださいね。

SSHとは? Telnet、SSLとの違いと認証の仕組みをわかりやすく解説 まとめ

というわけで今回は「SSHとは? Telnet、SSLとの違いと認証の仕組みをわかりやすく解説」についてお伝えしました。

SSHは、仕組みとしてもとても複雑でわかりにくいですが、SSHの概要がお判りいただけたら幸いです。

というわけで今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。