買ってはいけないEA(エキスパートアドバイザー)は?
という方もいるかもしれません。
FX自動売買でEAを購入しようと考えている方もいるかもしれませんね。
EAには買ってはいけない、買わない方がいいものがあります。中には詐欺まがいのものもあるので注意が必要です。
今回は「買ってはいけないEA(エキスパートアドバイザー)と詐欺の見分け方」についてお伝えします。
優良なEAを入手するためには、買ってはいけないEAについて知っておくことも重要です。
買ってはいけないEAは?という方や詐欺の見分け方を知りたいという方は記事を読んでみてくださいね。
買ってはいけないEA販売サイトの特徴
まず、買ってはいけないEA販売サイトの特徴についてお伝えします。
一般的に、高額販売や過剰な割引、根拠のない実績表示などがある販売サイトには注意が必要です。
詐欺的なEA販売サイトは見た目が魅力的でも危険なことがあります。
冷静に確認して、購入前に判断する習慣をつけましょう。
高額すぎるツールを販売しているサイト
高額な価格設定は必ずしも品質を保証しません。
過度に高い料金は購入者を狙った価格上乗せの可能性があります。
一般的に、EAは数千円~10万円前後の価格帯が相場といえます。
数十万円~100万円など極端に高額なEAには注意が必要ですし、その販売サイトも詐欺、ぼったくりサイトの可能性があります。
バックテストに期間が不明
バックテストの期間が不明だと、データの改ざんや限定的な有利条件だけを示している恐れがあります。
明確な期間と使用したデータの種類が示されているか確認しましょう。
クーリングオフに関する情報ない
消費者保護の観点から、契約解除の可否や期間が示されているか確認することが重要です。
対応が曖昧で連絡が取りにくい事業者は避けた方が無難です。
サポート体制が不十分
EAや自動売買は設定や運用に専門的な相談が必要になることが多いです。
購入前に対応窓口の有無や担当者の知識、対応時間などを確認しましょう。
- 問い合わせ窓口がメール・チャット・電話など複数あり、応答があること
- サポート内容 設定支援や不具合対応、運用相談まで明記されていること
などが確認できればベストです。
確認できない場合は注意が必要です。
この他にも、「必ず稼げる」などの断定的な表現が多用されている場合や、常に極端な割引があるサイトなどにも注意した方がいいでしょう。
あと、基本的に海外のサイトには警戒するようにしましょう。
国内の販売サイトで金融庁に登録されている会社であれば、ある程度の基準を満たしているとはいえるので、詐欺にあうリスクは少なくなります。※海外のサイトは金融庁に登録されていない場合がほとんどです。
FXのEAの販売は場合によっては金融庁の登録が必要ない場合もありますが、登録されていればより信頼性が高いといえます。
買ってはいけないEAの詐欺の見分け方(疑わしいEAを見抜くポイント)
買ってはいけないEAの詐欺の見分け方を解説します。
EA購入で失敗したくないという方は、買わない方がいいEAについて知っておきましょう。
購入前に確認するポイント
EAを購入する前に確認すべき基本事項を整理します。
利用規約や販売ページの説明を読み、過度に高い期待を煽る表現がないかを確認します。
また販売実績やトレード履歴が提示されている場合は、その期間や通貨ペア、スプレッド条件が明記されているかを確認します。
- 実績の提示期間が短すぎないかを確認する。
- バックテストとフォワードの差が大きくないかを見る。
- 販売者情報や連絡手段が明確か確認する。
誇大広告の見抜き方
誇大広告は詐欺のサインになりやすいので注意するポイントの一つです。
短期間での高勝率やほぼ負けないといった断定的な表現には注意が必要です。
また利益率だけを強調してリスクやドローダウンについて一切触れない場合は真実性を疑うべきといえます。
バックテストのチェック方法
提示されたバックテストの信頼性を判断するための見方を説明します。
バックテストの期間が短い、最適化しすぎのカーブフィッティングが疑われる場合は注意が必要です。
さらにテストに使われたスプレッドやスリッページ、手数料の設定が現実的かを確認することも重要です。
実績の信頼性を表で比較する
実績の確認ポイントとしては以下のような項目があります。
提示データがどの項目を含んでいるかをチェックして、欠けている情報がないかを確認します。
| 項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 期間 | 長期にわたる実績かどうかを見る。短期のみは疑う。 |
| 通貨ペア | 特定通貨に偏っていないかを確認する。 |
| ドローダウン | 最大ドローダウンが明示されているか確認する。 |
| 取引回数 | 取引回数が極端に少ない場合は信頼度が下がる。 |
サポートと返金ポリシー
販売後のサポート体制や返金条件を確認する視点を説明します。
問い合わせ先が不明確、または返金条件が曖昧な場合はリスクが高まります。
さらに販売者が実際にサポートを行っているかどうかの評価や、利用者レビューの有無も重要です。
不自然な販売ページを見抜く(危険な表示の特徴)
販売ページの表現や構成から詐欺リスクを判断する方法をお伝えします。
見た目や言葉だけで判断せず、提示情報の中身を細かくチェックすることが大切です。
表現の過剰さに注意する
煽り文句や過度な期待を誘う表現は詐欺の兆候になり得ます。
具体的な数値や条件、設定が書かれていないまま利益だけを強調する記述は信頼性が低いといえます。
保証や絶対勝てるといった断定的な表現は特に警戒しましょう。
記載の不一致を探す
販売ページ内での記載不一致は信頼性を損なうサインです。
例えば実績グラフと数値が合わない、期限表記が矛盾しているといった点は注意点になります。
購入前にこうした不一致がないかを入念にチェックすることが大事です。
利用者レビューの見方
レビューは参考になる反面、捏造やステルスマーケティングの可能性もあります。
レビューの詳細さや具体的な取引内容、第三者による評価があるかを確認することが信頼度判断につながります。
技術的な検証の方法(実際にテストする手順)
実際にEAを検証する際の手順と注意点を解説します。
自分で試す際の環境整備やテスト時に注目する指標を順に説明します。
テスト環境の整え方
テスト環境は本番に近い条件で行うことが重要です。
使用するブローカーのスプレッド、スリッページ、サーバー遅延の影響を想定して設定します。
またフォワードテストとバックテストの両方を行い、結果の乖離を確認するようにしましょう。
- スプレッド条件を実際のブローカーに合わせる。
- 過去データの品質を確認する。
- 最適化は控えめにして汎用性を重視する。
ログとトレード履歴の分析
トレードログを分析して異常なエントリーやスリッページの頻度を確認します。
注文執行の遅延や約定拒否が多い場合は実運用に向かない可能性があります。
連続損失や極端なポジションの偏りがないかも重要なチェック項目です。
リスク管理の実践検証
EAが設定するロットサイズや損切りルール、最大ドローダウン管理が適切かを検証します。
リスク管理が甘いEAは短期的に勝っても長期運用が難しくなります。
検証では複数の初期資金やロットの組み合わせで耐久性を確認します。
購入後に後悔しないための注意点
購入後に問題を避けるための注意点になります。
信頼できる取引を長く続けるための視点を持つことが重要です。
小規模で試す習慣
初期は資金を小さくして運用して様子を見るのが得策です。
実運用での挙動を確認してから資金を増やすことでリスクを抑えられます。
小額での運用は感情的な判断を抑える助けにもなります。
定期的な見直しを行う
EAは市場環境やブローカー仕様の変化で性能が落ちることがあります。
定期的に実績をレビューして必要なら設定変更や一時停止を検討します。
販売者からのアップデート情報やパッチの有無もチェックしましょう。
コミュニティや第三者の意見を参考にする
第三者の意見やコミュニティの経験談は有益な情報源になります。
ただし情報の真偽を自分で確かめる姿勢も重要です。
複数の情報源を参照して総合的に判断する習慣を持ちましょう。
AI搭載型EA・インジケータが入手できる EA販売サイト
最近、話題のAI搭載型EAが入手できるサイトになります。
●ゴゴジャン
異国のAIシリーズ

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FX自動売買で買ってはいけないEA(エキスパートアドバイザー)と詐欺の見分け方 まとめ
というわけで今回は「FX自動売買で買ってはいけないEA(エキスパートアドバイザー)と詐欺の見分け方」についてお伝えしました。
詐欺まがいのEAを避けるには提示情報の中身を冷静に検証する姿勢が最も重要です。
購入前のチェックリスト、実運用でのテスト、サポートの有無を中心に判断基準を持つことが大事になります。
というわけで、今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

