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NVMeとはSSDとどう違うの?採用しているレンタルサーバーは?

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レンタルサーバー

「NVMe」とはなにか気になっている人もいるかもしれませんね。

「NVMe」はレンタルサーバーのストレージとして出てくることがありますが、実はMVMeは通信プロトコルになります。つまり通信の規格の一つです。

今回はNVMeを採用していると何がいいのか、SSDとはどう違うのかについて「NVMeとはSSDとどう違うの?採用しているレンタルサーバーは?」という記事でお伝えします。

NVMeってなに?という方は記事を読んでみてくださいね。

NVMeとは、メモリを接続する通信規格の一つ。

NMMeのメリットは、SSDに採用することでSSDのパフォーマンスを最大限に生かすことができるということ。

SSDは、データを保存する記憶装置(ストレージ)の一つ。

NVMe採用のレンタルサーバー

※この記事は約5分で読めます。

※正しい情報の掲載に努めておりますが、記事内容の正確性を保証するものではありません。また情報が古くなっている可能性があることもご承知おきくださいますようよろしくお願い申し上げます。

NVMeとは

NVMeとは「Non-Volatile Memory Express」の略で、不揮発性メモリーを接続するためのインターフェース・規格の一つということになります。

不揮発性メモリーとは、簡単に言うと電源を切っても記憶した情報が消えないメモリ(半導体メモリ)のことです。※不揮発性とは、常温で蒸発しないという意味です。

※逆に揮発性メモリーというと、基本的に電源を切ると記憶したデータが消えてしまう(維持できない)メモリのことになります。

つまり、NVMeとは

電源を切っても記憶した情報が消えないメモリを接続するための規格

の一つのことです。※規格は通信プロトコルとも呼ばれます。

NVMeは不揮発性メモリを接続するときの通信プロトコルの一つです。ハードウェアとコンピュータ(OSなど)の通信の規格になります。

NVMeはSSDを高速化する

NVMeは、規格の一つということになります。

サーバーなどの記憶装置の一つにSSDがあります。

ストレージとも呼ばれる記憶領域のことですが、NVMeを使ったSSDはHDDや従来のSSDよりも読み書きを高速にすることができます

SSDとHDD

SSDとは、Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)を略で、ファイルのデータを保存する記憶装置(ストレージ)のことです。内蔵された半導体素子メモリによってデータの読み取り、書き込みを行います。

代表的なストレージとしては、SSDの他にHDDがあります。

HDDは、Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略で、SSDと同じく代表的なストレージの一つになります。表面に磁気体を塗布した薄くて硬い円盤(ディスク)を、高速回転させ磁気ヘッドを移動することで、情報の書き込み及び読み出しを行う記憶装置です。

HDDには、単価が安い、記憶容量が大きいなどのメリットがありますが、レンタルサーバーではSSDが現在の主流になっています。

SSDは電気的な処理でデータの読み書きを行うので、物理的に稼働する部分がありません。

このことでSSDはHDDよりも高速化することが可能になっています。

SSDとHDDのメリット・デメリット

SSDとHDDのメリット・デメリットを軽くまとめておくと以下のようになります。

SSDのメリット

  • 起動や処理が速い
  • 音が静か
  • 衝撃に強い

SSDのデメリット

  • HDDに比べて容量当たりの価格が高い

HDDのメリット

  • 保存できるデータの容量(記憶容量)が大きい
  • 容量に対する単価が安い

HDDのデメリット

  • 衝撃、振動に弱い
  • SSDに比べて読み書きに時間がかかる
  • 音が発生する

SATAとNVMe

SATAは、HDD用に設計されたインターフェイスでHDDでは十分だったパフォーマンスがSSDでは最大限に生かすことができなくなっていました。

しかしNVMe(インターフェイスはPCI Express)を採用することによって、前述のように高速なデータ処理が可能になりました。

NVMeのメリット・デメリット

NVMeを採用したSSDのメリット・デメリットは以下になります。

NVMeのメリット

  • データ転送速度が高速

NVMeはSSDに搭載されることで、SSDのパフォーマンスを最大限に生かすことができます。

データ転送速度は従来(SATA)のSSDに比べて倍以上の速度といわれています。

NVMeのデメリット

  • 発熱量が多い

NVMeのデメリットとしては、発熱量が多いということが挙げられます。

そのため適切な発熱対策(冷却ファンなど)が必要になります。

NVMe SSDを採用しているレンタルサーバー

NVMe SSDを採用していることは、いわゆる”速い”サーバーということがいえます。

以下はNVMe SSDを採用しているレンタルサーバーになります。

エックスサーバー

NVMe採用のレンタルサーバーとして真っ先に挙げられるのはエックスサーバーですね。

国内シェアNO1で利用者も多いですが、高性能サーバーで表示速度も速いとして知られています。

全プランでNVMe SSDを採用しています。

  • スタンダードプラン :月額495円~ 通常料金(月額990円~)
  • プレミアムプラン :月額990円~ 通常料金(月額1980円~)
  • ビジネスプラン :月額1980円~ 通常料金(月額3960円~)

赤字は2024年7月20日時点のキャンペーン適用価格になります。税込み。

エックスサーバー

シンレンタルサーバー

シンレンタルサーバーもNVMe SSDを採用しています。

シンレンタルサーバーを提供しているシンクラウド社はエックスサーバーのグループ会社になります。

KUSANAGIの最新技術を積極的に取り入れてこちらも高速サーバーとして知られています。

シンレンタルサーバー公式サイトより画像引用。※2024年7月17日時点。

シンレンタルサーバー

コアサーバー

コアサーバーは次世代WebサーバーとされているLiteSpeedを採用しているレンタルサーバーとして知られています。※V2プランのみ

ストレージもNVMe SSDを採用して高速化をかなり重要視しています。

ただしV1プランではNVMeもLiteSpeedも採用していないので注意が必要です。

コアサーバー公式サイトより画像引用。2024年7月23日時点。

コアサーバー ※V2プラン

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気になる記事があったら読んでみてくださいね。

NVMeとはSSDとどう違うの?採用しているレンタルサーバーは? まとめ

というわけで今回は「NVMeとはSSDとどう違うの?採用しているレンタルサーバーは?」についてお伝えしました。

NVMeはSSDを高速化できる通信プロトコルの一つです。

NVMe SSDを採用しているサーバーは高速化をかなり意識しているレンタルサーバーといえます。

表示速度の高速化はかなりメリットが多いので、NVMe SSDを採用しているレンタルサーバーもおすすめになりますね。

●NVMe SSDを採用しているレンタルサーバー

というわけで今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。