MySQLってなに?
という方もいるかもしれませんね。
MySQLを知らなくてもWordPressでブログ運営はできますし、必ずしも問題にはならないとは思いますが、知っておけばデータベースの理解にもつながり、役に立つこともあります。
というわけで今回は「「MySQL」 ってなに? データベースのことをわかりやすく解説」についてお伝えします。
MySQLってなに? データベースって?という方は記事を読んでみてくださいね。
※この記事は約6分で読めます。
データベースとは
MySQLを理解するうえで、まずデータベースのことを知っておく必要があります。
データベースとは、複数で共用、利用できて検索や蓄積ができるように、整理されたデータの集まりのことを言います。
ただのデータの集まりではなく、データの検索や蓄積ができることと複数で共有、利用できることが重要です。
ただのデータの集まりだけではデータベースとはいいません。
これは身近な例で言うと、例えば辞書です。
辞書は複数の人が共有できて検索ができるように整理されたデータの集まりで、これもデータベースです。
これ以外にも電話帳やタレント名鑑などもデータベースといえます。
MySQLとは
データベースが、整理されたデータの集まりということがわかったところで、本題ですが、ではMySQLとは一体なんなのでしょう。
MySQLは、世界中の企業で使用されているオープンソースのRDBMSの一つです。
日本MySQLユーザ会「MySQLについて」より引用
- MySQL は高速性と堅牢性を追及したマルチユーザ・マルチスレッドのSQLデータベースです。
- 世界で最も人気のあるオープンソースデータベースです。
MySQLは世界中の企業で使用されているオープンソースのRDBMSの一つ
MySQLは、世界中の企業で使用されているオープンソースのRDBMSの一つです。
この時点で「それ美味しいの?」って感じですが、少しずつ解説していきます。
まずはよくわからない用語から。
オープンソースとは
まず「オープンソース」ですね。
オープンソースとは誰でも自由に無料で使用、複製、改良、再配布ができるソフトウェアのことです。
いわゆるソフトウェアのソースコードが、無料で一般に公開されているということですね。
※WordPressもオープンソースということは有名ですね。
RDBMSとは
次に「RDBMS」ですが、これは
リレーショナルデータベース管理システム
の略になります。
現在では通常、データベースはコンピュータで管理されます。
リレーショナルデータベースというのは、データベースのうち、データを表(テーブル)の構造で管理するもののことです。
リレーショナルデータデータベースはデータをエクセルのように表(テーブル)で管理するデータベースのことです。行を「レコード」、列を「フィールド(カラム)」といいます。
現在、最も広く利用されているデータベースといわれています。
リレーショナルデータベースはデータベースの種類の一つということですね。
データベースの種類は他に「階層型」「ネットワーク型」があります。
つまり、RDBMSとはリレーショナルデータベースを管理するシステムのことです。
ここでいう管理するシステムとは、それ専用のソフトウェアのことです。
まとめると、つまり
MySQLとは、リレーショナルデータベース(表で管理するデータベース)を管理するオープンソースのソフトウェアの一つ
ということになります。
MySQLは、データベースを管理するソフトウエアの一つなんですね。
MySQLの特徴
RDBMSとしてのMySQLの特徴としては以下のようなものがあります。
- オープンソースである
- データを表形式で管理
- さまざまなOSに対応している
- 高い柔軟性、拡張性がある
- 開発が容易
MySQLは、オープンソースのデータベースになります。※商用のGPLライセンスもあります。
RDBMS、リレーショナルデータベースということで、データを表形式で管理しています。
前述したようにデータベースには階層型、ネットワーク型などがありますが、人気があり多く使われているのはリレーショナルデータベースになります。
MySQLは、高い柔軟性、拡張性を備えており、また処理速度も速いということで、開発が容易、使いやすいデータベースだとされています。
●MySQL関連リンク
MySQL公式サイト
MySQLの用途
MySQLは、開発がしやすいということで、多くのWebサービスなどに利用されています。
また、開発環境として標準的に用いられるLANP環境(Linux、Apache、MySQL、PHPの組み合わせ)など、アプリケーションなどの開発環境にも採用されています。
MySQL以外のデータベース
前述の通り、MySQLはオープンソースのデータベース管理システムになります。
RDBMS(リレーションデータベースを管理するシステム)には、有償のものと無償のものがあります。
無償(オープンソース)で有名なものはMySQLの他に
- Postgre SQL
- SQLite
などがあります。
有償のものとしては
- Oracle
- Microsoft SQL Server
などが有名です。
MySQLとSQLは別もの
ちなみに、RDBMSのために作られた、データ操作を行うためのデータベース言語のことをSQLといいます。
MySQLとSQLは似ていますが、全然別のものということです。
- MySQL:データベースを管理するソフトウェア
- SQL:データベースのデータ操作を行うためのデータベース言語(問い合わせ言語)
ということですね。
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「MySQL」 ってなに? データベースのことをわかりやすく解説 まとめ
というわけで、今回は「「MySQL」 ってなに? データベースのことをわかりやすく解説」ということについてお伝えしました。
MySQLとは、リレーショナルデータベースを管理するオープンソースのソフトウェアの一つです。
MySQLについては、知らなくてもWordPressブログの運営はできますが、WordPressはデータベースとは深い関係にあり、切っても切り離せないものになります。
データベースやMySQLは少し難しいイメージがありますが、これらを理解してデータベースがいじれるようになるといろいろと出来るので、深く学んでみるのもいいかもしれません。
参考にしていただければ幸いです。