EAにはどんな種類があるの?
という方もいるかもしれません。
FXの自動売買(EA)は、種類ごとに得意・不得意な相場やリスクの大きさがかなり違うので、なんとなくで選んでしまうと、特に初心者の方は「思っていたのと違う!」となりがちです。
というわけで今回は「EA(エキスパートアドバイザー)にはどんな種類がある? 初心者はどれを選ぶべき?」についてお伝えします。
代表的なEAのタイプと、初めて使うときの選び方、ロジック非公開EAの注意点などを整理しているので、EAを探している初心者の方は、記事を参考にしてみてくださいね。
EAにはどんな種類がある?
EA(Expert Advisor)は、あらかじめ決められたルールに従って自動で売買してくれるプログラムのことです。
FXの自動売買には欠かせないもので、またEAによって自動売買がうまくいくかどうかが決まると言ってもいいくらい重要なものとも言えます。
ひとくちにEAと言っても、相場の「どんな動き」に注目しているかによって、性格がまったく違う複数のタイプに分けられます。
代表的な以下の4種類を取り上げ、それぞれがどんな相場に強くて、どんなリスクがあるのか、初心者目線で解説していきます。
- トレンドフォロー型(順張り型)
- 逆張り型(カウンター型)
- スキャルピング型
- ナンピン・グリッド型(マーチンゲール型など含む)
トレンドフォロー型(順張り型)
トレンドフォロー型EAは、相場が上昇または下落のどちらか一方向に大きく動いているとき、その流れに素直についていくスタイルです。
「トレンド(はっきりした方向性)」が出たときに力を発揮し、伸びている方向へエントリーして利益を伸ばしていきます。
一方で、相場が行ったり来たりの「レンジ相場(横ばいに近い相場)」では、だましのシグナルが増えて、小さな損切りが何度も出やすい面もあります。
中長期的にじっくり増やしたい人には相性の良い、王道タイプと言えます。
逆張り型(カウンター型)
逆張り型EAは、「行き過ぎた価格はそのうち戻る」という考え方にもとづいて、買われすぎ・売られすぎの状態からの反転を狙うスタイルです。
レンジ相場(一定の幅で上下を繰り返す相場)では、上限付近で売り、下限付近で買いといった形でコツコツ利益を積み重ねやすいのが特徴です。
ただし、強いトレンド(ニュースや指標で一方向に大きく動く相場)が発生してしまうと、その「行き過ぎ」がなかなか止まらず、含み損がどんどん膨らむリスクがあります。
逆張りは「勝率は高めだが、一度の負けが大きくなりやすい」という性格を理解したうえで使うことが大切です。
スキャルピング型
スキャルピング型EAは、数秒から数分といったとても短い時間で売買を繰り返し、1回あたりは小さな利益を積み重ねていくタイプです。
ポジションを長時間持たないため、夜間の大きな経済指標発表などによる急変リスクをある程度避けられるのがメリットです。
一方、1日に何十回、場合によっては何百回もの取引を行うため、スプレッド(売値と買値の差で実質的な手数料)などのコストの影響を強く受けます。
スキャルピングEAを使うときは、約定力(注文が素早く・狙った価格で通る力)が高いブローカーや、VPS(仮想専用サーバー)環境を用意できるかも重要なポイントになります。
ナンピン・グリッド型(マーチンゲール型など含む)
ナンピン・グリッド型EAは、ポジションを持ったあとに相場が逆に動いたとき、間隔をあけて追加ポジションを持ちながら「平均取得価格」を調整していくタイプです。
グリッドは一定間隔ごとに買い・売りの注文を網の目状に並べて、相場が行き来するたびに小さな利益を狙います。
マーチンゲール型は、負けるたびにロット数(取引数量)を倍にしていく手法で、少しでも相場が戻ればトータルでプラスに持っていきやすい反面、資金が一気に飛ぶリスクも大きくなります。
勝率を高く見せやすいタイプなので、「連勝が続いているEA」ほど中身を慎重にチェックする必要があります。
初めてEAを使うならどんなEAがいい?
初めてEAを使うときは、「一気に増やす」よりも「大きく減らさない」ことを重視した選び方がおすすめです。
自分がどれくらいの損失まで精神的に耐えられるか(リスク許容度)や、投入できる資金量によっても、合うEAのタイプは変わってきます。
初EAで意識したい選び方のポイント
初めてEAを動かすときに、特に注意して見ておきたいポイントをまとめると次のようになります。
無理に全部を完璧に満たす必要はありませんが、「ここは妥協しない」と決める軸を持つと、変なEAをつかまされにくくなります。
| ポイント | チェックの目安 |
|---|---|
| 損失の大きさ | 1回の負けで口座残高の何%まで許容するかを決める |
| ドローダウン | 最大ドローダウン(資産が一番減った割合)が自分の許容範囲か確認 |
| ロジックの透明性 | ざっくりでも「どんな相場が得意か」が説明されているか |
| バックテスト期間 | できれば数年以上、異なる相場環境をまたいで検証されているか |
| 取引頻度 | 自分が結果をどのくらいのペースで確認したいかに合っているか |
「とにかく右肩上がりだから」という理由だけで選ばず、負け方・減り方も合わせてチェックしておくと安心です。
初心者に比較的向きやすいEAタイプ
初めてEAを使う方にとって、いきなりハイリスクなタイプを選ぶと精神的にもきつくなりやすいです。
比較的、初心者の方におすすめなのは、以下のようなタイプです。
- トレンドフォロー型:王道の手法で、損切りルールが決めやすく、リスク管理を学びやすい
- スキャルピング型:ポジション保有時間が短く、ニュースによる急変リスクをある程度避けやすい
- ナンピン・マーチンを使わないロット固定型:資金管理がシンプルで破綻リスクを把握しやすい
逆に、ナンピン・マーチンゲールを多用するEAは、資金管理にかなり慣れてから検討するほうが無難です。
まずはデモ口座で、上記のような比較的シンプルなタイプを試し、自分のメンタルや生活リズムに合うかを確認してから本番運用に進むと失敗が少なくなります。
ロジックが公開されていないEAは使わないほうがいい?
EAの中には、売買ルール(ロジック)が詳細には公開されておらず、「ブラックボックス」のようになっているものも少なくありません。
結論から言うと、「絶対に使ってはいけない」とまでは言えないものの、ロジック非公開EAには特有のリスクがあるため、慎重な扱いが必要です。
※ただし、AIを活用したEAについては実質的にロジックを正確に説明できない、ということもあるので、テストの結果や最低限どういう設定になっているか(ナンピンのロジックは使ってない、など)は確認したいところです。
ここでは、ロジックが見えにくいEAがどんなタイプに分類されそうか、そして実際に使う前に確認しておきたいポイントを整理します。
ロジック非公開EAでもタイプは見分けられる?
ロジックが非公開でも、実際のトレード履歴や取引のクセを観察することで、どのタイプに近いかはある程度推測できます。
たとえば、ポジション数や保有時間、連敗・連勝のパターンを見るだけでも、「トレンドフォロー寄りなのか」「ナンピン要素があるのか」といった性格が見えてきます。
※確実なのはナンピンロジックは使っていない、と明記されているツールを選ぶということが大事です。
| 見られる特徴 | 考えられるEAタイプ |
|---|---|
| 複数ポジションを段階的に追加し、まとめて決済 | ナンピン・グリッド型の可能性が高い |
| 数秒〜数分ごとに小さな利確・損切りを繰り返す | スキャルピング型の可能性が高い |
| 勝率は高くないが、トレンド発生時に大きく利益 | トレンドフォロー型に近い |
| 連勝が長く続くが、たまに大きめのドローダウン | 逆張り型やナンピン型が組み込まれている可能性 |
実運用の前に、デモ口座で動きをよく観察し、「どのタイプに近いのか」を自分なりにラベリングしておくと、想定外の値動きにも対処しやすくなります。
ロジック非公開EAを使うときの注意点
ロジックが公開されていないEAは、「なぜ勝っているのか」「なぜ負けたのか」の理由が分かりにくいのが一番の問題点です。
特に、ナンピン・マーチンゲール系ロジックが隠れている場合、表面的には毎日コツコツ勝っているように見えても、裏では大きな含み損を抱えていることがあります。
※ロジックについての記載を確認して、ナンピン・マーチンゲール系のロジックを採用している場合は、特に初心者の方は手を出さないのが無難です。
- 含み損がどれくらい積み上がる設計なのかが分からない
- 急激なトレンド相場にどれほど弱いのかイメージしにくい
- 「過去の成績どおり動かない」理由を検証しづらい
- 開発者が途中でロジックを変更しても気づきにくい
こうした点から、ロジック非公開EAを使う場合は、
「自分の許容できる金額だけを投入する」
「必ずデモ口座から始める」
「出金ルール(増えたら一部を出す)をあらかじめ決めておく」
といった自衛策をセットで考えることが大切ということにはなりますが、基本的には、特に初心者の方は手を出さないのが無難です。
また、EA自体も信頼性の高い入手先から入手することが大切です。
どんなタイプのEAをポートフォリオに入れるか
EA運用では、1つのEAだけに資金を集中させるのではなく、複数タイプを組み合わせて「ポートフォリオ」を作る考え方も大切です。
タイプごとの相性をざっくり整理すると、次のようになります。
| EAタイプ | 得意な相場 | ポートフォリオでの役割 |
|---|---|---|
| トレンドフォロー型 | 大きな上昇・下落トレンド | トレンド発生時の利益エンジン |
| 逆張り型 | レンジ相場 | トレンド不在時のコツコツ利益要員 |
| スキャルピング型 | 短期の細かい値動き | 日々の小さな利益積み上げ |
| ナンピン・グリッド型 | 一定レンジ内の往来 | 高勝率枠(ただし資金配分は小さめに) |
おすすめの組み合わせの一例としては、
「トレンドフォロー型+逆張り型(またはグリッドのロット控えめ版)」
「トレンドフォロー型+スキャルピング型」
など、お互いの弱点をある程度カバーし合えるペアを小さなロットから試していくやり方があります。
※ただ、前述しているように基本的にはナンピン・グリット型のEAの採用には慎重でいたほうがいいです。
信頼と実績 EA販売サイト「異国の戦士」
EAが入手できるサイトは、数多くありますが、その中から優良なEAを選ぶのはなかなか難しいですよね。
初心者の方は、実績のある販売サイトで入手するのがおすすめです。
異国の戦士は、実績のある優良なEAが入手できる販売サイトとして人気があります。
\ AI活用のツールも豊富! /
以下は、異国の戦士で入手できる人気ツールの一部です。
| 商品名 | 概要 |
|---|---|
| 異国のAI .天帝サインシステムV4 | AI技術を用いたエントリーサイン表示ツール。裁量トレードの判断材料として利用される。 |
| 異国のAI.無双スーパートレンド | トレンド判定に特化したAI搭載インジケーター。トレンド方向と転換ポイントを視覚的に表示。 |
| 異国のX_ALL_IN_ONE_V2.1 | 複数のロジックをまとめた多機能EA。自動売買の中核的なポジションを担う総合型システム。 |
| 異国のスキャルピングシステム | 短期売買(スキャルピング)に特化したEA。小さな値幅を積み重ねて利益を狙う設計。 進化版の「異国のAI.覇王スキャルピング」もあり。 |
| 異国の通貨強弱システム | 通貨ごとの強さ・弱さを数値化・可視化し、どの通貨ペアを狙うべきかを判断しやすくするツール。 |
| 異国のプロトレードジム | トレードの検証・練習に特化したサブスク型ツール。過去検証を効率化し、手法の精度を高める目的で利用される。 |
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EA(エキスパートアドバイザー)にはどんな種類がある? 初心者はどれを選ぶべき? まとめ
というわけで今回は「EA(エキスパートアドバイザー)にはどんな種類がある? 初心者はどれを選ぶべき?」についてお伝えしました。
EAには、トレンドフォロー型・逆張り型・スキャルピング型・ナンピン/グリッド型など、相場の見方やリスクの取り方が大きく異なるいくつかのタイプがあります。
同じ「自動売買」でも性格がまったく違うため、自分のリスク許容度や資金量、どのくらい値動きをチェックできるかに合わせて選ぶことが重要です。
初めてのEAには、トレンドフォロー型や、条件の良い環境を用意できるならスキャルピング型など、比較的リスク管理しやすいタイプから始めるのがおすすめです。
※ナンピン・マーチンゲール型は初心者の方は手を出さないのが無難です。
ロジックが公開されていないEAを使う場合は、デモ口座で動きをよく観察し、「どのタイプに近いのか」「どんなときに弱いのか」を自分なりに把握したうえで、実資金は無理のない範囲にとどめるようにしましょう。
初心者の方は、記事をEAを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
\ AI活用のツールも豊富! /
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
