ドメインの移管って何?
と思っている方もいるかもしれませんね。
そんな方のために、今回はドメインの移管についてお伝えします。
通常はあまりドメインの移管をすることはないとは思いますが、場合によってはドメインの移管をする可能性は普通に考えられます。
そのときのために移管についてざっとでも知っておきましょう。
※この記事は約6分で読めます。
ドメインの移管とは
ドメインの移管とは、取得したドメインの管理を他のドメイン管理会社に移行することです。
移管=管理を移行する
ということです。
つまり、ドメインの移管とは
ドメインの管理会社を変える
ということですね。
通常は、独自ドメインを取得した場合、取得したドメイン管理会社にそのままドメインの管理を任せることがほとんどだと思います。
しかし、ドメインは取得した管理会社だけでなく他のドメイン管理会社に引き継がせることができます。
そんな必要あるの?と思うかもしれませんが、割と普通にドメインの移管は行われています。
ドメインの移管をするとき
それでは、ドメインの移管はどういうときにするのでしょうか。
なぜ、ドメインを移管する必要があるのでしょうか。
ドメインを移管するときは主に以下のようなときです。
- 取得したところより条件がいいドメイン管理会社が見つかったとき
- ドメインとセットで契約したレンタルサーバーを変更するとき
取得したところより条件がいいドメイン管理会社が見つかったとき
ドメインの管理サービスは、ドメイン管理会社によって様々です。
料金だけ見ても、取得費だけでなく更新費も管理会社によってそれぞれです。
ドメインを取得した会社よりもドメインの更新費が安いところに移管できれば、ドメインの更新費のような運用費を抑えることができます。
また、現在のドメイン管理会社が障害やトラブルが多いなどの理由で管理会社を変えたい、ということも考えられます。
ドメインとセットで契約したレンタルサーバーを変更するとき
レンタルサーバーを申し込むときに、同じ会社でドメインも申し込むことがあります。
この場合、ドメインの管理とレンタルサーバーの管理が同じ会社になるわけです。
通常、これは一つのところでドメインとレンタルサーバーが管理、運営できるので分かりやすくて管理がしやすいといわれています。
これ、問題なければ問題ないんですが、例えばサーバーの処理速度が遅いとか障害などトラブルが多いなどの理由でレンタルサーバーを変更するとなったときに、通常は結果としてドメインを移管する必要が出てきてしまうんですね。
契約元のレンタルサーバーを解約すると、結果としてドメインの移管も必要になるということですね。
※レンタルサーバーをドメインとセットで申し込んだ場合、ドメインが無料になることが多いですが、レンタルサーバーを解約してしまうとこのドメインの無料が適用されなくなります。更新費も通常通りかかるようになるので、ドメインはレンタルサーバー解約と一緒に移管するのが一般的です。
ドメイン移管のメリット・デメリット
ドメイン移管とは、現在登録しているドメインを別の管理業者(レジストラ)に移す作業を指します。
その際には費用や手続きの手間、DNS設定の確認などが必要になります。
移管によって得られる利点と注意点をやわらかくわかりやすく説明していきます。
ドメイン移管のメリット
移管による主なメリットには、運用の一元化で管理負担が減る点、サポートや請求の整理ができる点、価格交渉や自動更新などの利便性向上、さらにはレジストラの機能差により移行後にセキュリティや付帯サービスが改善される可能性があることが含まれます。
移管の利点は目的に応じて実感しやすいものが多いです。
例えば複数のドメインを一つの業者で管理すれば更新忘れが減ります。
- 管理の一元化で更新や支払いをまとめられる(運用負担が軽くなります)。
- サポート品質が向上すればトラブル対応がスムーズになる場合がある。
- プロモーションや割引でコスト削減につながることがある。
- DNS管理やWHOIS情報の更新がしやすくなると運営効率が上がる。
※DNSとはDomain Name Systemの略で、ドメインとIPアドレスを結ぶ仕組み
ドメイン移管のデメリット
移管のデメリットやリスクには、手続きの手間や移行中の設定ミスによるダウンタイム、移管不可の期間や更新ルールによる制約、また移管後に思わぬ追加費用やサポートの違いで不便を感じる可能性があることが挙げられます。
移管時の注意点を知らないと運用に支障をきたすことがあります。
ドメイン移管には規約やロック状態、移管承認の手順が関与します。
| リスク項目 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| ダウンタイム | DNS設定の切替ミスでサイトやメールが一時的に使えなくなる可能性。 | 事前にTTLを短くする等の準備と移管後の確認を行う。 |
| 移管不可期間 | ドメイン登録直後や更新直後は移管できない期間があることがある。 | 契約状況を確認し、移管可能なタイミングを見計らう。 |
| 費用や条件の違い | 初年度無料でも更新料が高い場合や、追加サービスに差がある。 | 総コストを比較し、必要な機能を確認する。 |
ドメイン移管の流れ
ドメイン移管の流れですが、これがけっこうややこしいというか面倒くさいです。
- 移管の条件、スケジュールの確認
- 移管元 レジストラロックの解除
- 移管元 Whois情報のメールアドレスの変更
- 移管元 「AuthCode」の取得
- 移管先 移管費用の支払い
- 変更したメールアドレスに移管の許可を求めるメールが来る
- 移管の許可を行う
では、以下で説明していきますね。
1.移管の条件、スケジュールの確認
移管できるドメインの条件として、注意しないといけないのは、ドメインの有効期限です。
例えば、お名前.comの場合、残りの有効期限が15日以上ないと移管することができません。
ドメインの有効期限を確認したら、ドメイン移管にさいして移管元、移管先の手続きのスケジュールも確認して把握しておきます。
2.移管元 レジストラロックの解除
レジストラロックとは、不正なレジストラの変更を防止するために、ドメイン事業者でロックを書けることです。
移管元でかけられているレジストラロック解除する手続きを行います。
3.移管元 Whois情報のメールアドレスの変更
後述する「ドメイン移管申請の許可」を求めるメールがWhois情報にあるメールアドレスに送られます。
このメールアドレスを自分が受信できるメールアドレスに変更しておきます。
4.移管元 「AuthCode」の取得
移管申請に使う「AuthCode」という認証キーを移管元で取得します。
5.移管先 「AuthCode」で移管申請
取得した「AuthCode」を移管先へ伝え、移管先がその「AuthCode」を使って移管申請をします。
6.移管先 移管費用の支払い
移管費用の支払いのタイミングは、ドメイン管理会社によってことなります。手続き前に移管費用を支払いところもあるようなので要確認です。
7.変更したメールアドレスに移管の許可を求めるメールが来る
移管先から、移管の許可を求めるメールが、Whois情報のメールアドレス(最初に変更した自分のメールアドレス)に来ます。
8.移管の許可を行う
届いたメールの内容に沿って、移管の許可を行います。
以上がドメインの移管の流れですが、これにDNS(ネームサーバー)の変更などもしないといけないので実際にはもう少し複雑になります。
★ドメイン取得の関連ページ
ドメイン取得に関連するページをピックアップしています。参考にしていただけたら幸いです。
独自ドメイン
- 【初心者】ドメインとレンタルサーバーとDNSサーバーの関係
- 【ドメイン取得】 知っておきたい「ICANN」
- 使いたいドメインが使えるかどうかを調べる方法
- 【ドメインの決め方】 ドメインの文字列を決める
- 【ドメイン取得】 知っておきたい「レジストリ」「レジストラ」
- ドメインって何? 意外と知らない独自ドメインのこと
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- 【ドメイン取得】ドメイン取得サービスとレンタルサーバー おすすめの組み合わせ3つ
- 【定番!】ドメインとレンタルサーバーの組み合わせ「お名前.com」と「エックスサーバー」
- 【初心者とお財布にやさしい】ムームードメインとロリポップ!の組み合わせ
- 【初心者にやさしい】ムームードメインとさくらのレンタルサーバの組み合わせ
ドメインの移管ってなに? まとめ
というわけで、今回は「ドメインの移管って何?」についてお伝えしました。
概要を書いただけで、けっこうややこしいというか、かなり面倒な作業になるのがわかります。
ドメインの移管は、通常数日~数週間くらいかかるといわれています。
移管元、移管先それぞれの手順を確認しつつスケジュールを組んでいくことになりますが、ドメイン移管を考えている場合はなるべく早めに準備をしておきましょう。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。